グリップスワニーのG-1 ヘリテージグローブ
アウトドア好きなら、一度は目にしたことがあるはず。僕自身、アウトドア用品店やキャンプ場で見かけるたびに気になっていたのがグリップスワニーのレザーグローブです。
実は僕、以前は造園の仕事をしていました。ひと口に造園といっても、公園内の道路整備や水道まわりなど、仕事の内容はかなり幅広い。現場には危ないものも多く、革手袋は欠かせない道具でした。キャンプでも手を使う場面は想像以上に多いもの。焚き火や薪割りはもちろん、設営や撤収、重たいギアの運搬まで、信頼できるグローブがひとつあるだけで安心感がまるで違います。
ヘビーに使うものだからこそ、「なんでもいいや」と思ってしまいがちですが、どうせなら歴史があり、使っていて気分の上がるものを選びたい。グリップスワニーの原点ともいえるこの定番モデルは、上質なカウハイドレザーを使用し、縫製には高強度のケブラー糸を採用。さらに指部分は二重縫いで、とにかくタフ。使い始めは少し硬さがありますが、使い込むほどに手に馴染み、色味も深く変化していきます。
汚れや擦れさえも味になり、自分だけの表情へ育っていく感覚は、ヴィンテージ好きならきっと共感してもらえるはず。気づけばいつも手にはこのグローブ。そんな相棒のような存在になってくれる逸品です。

グリップスワニーの定番レザーグローブ。このカラーは「スワニーイエロー」と呼ばれる。上質なカウハイドレザーを使用し、縫製には高強度のケブラー糸を採用。外縫い仕様により手への当たりが少なく、作業時のストレスを軽減する。使い込むほどに革が手に馴染み、色味や風合いも変化。縫い糸がほつれた場合は、革が破れるまで無料修理に対応するアフターサービスも用意されている。8800円(グリップスワニー https://grip-swany.co.jp/)(秋頃価格変更予定あり)

摩耗しやすい手のひら部分には、レザーを重ねた二重仕様を採用。薪や焚き火道具、重たいギアを持つ際にも安心感があるタフなディテール。

グローブの内側には、カラビナなどに引っ掛けられるループを装備。使用しないときはバッグやベルトループ、キャンプギアに吊るしておける。

指部分は、少し内側に向かって丸くカーブした“バナナ型”と呼ばれる形状。見た目以上に細かな作業がしやすいのはこれが大きな理由だ。
(出典/「
photo/Norihiro Suzuki 鈴木規仁
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