インド製マドラスで「ラギッド・アイビー」? 「ヴァン」のパッチワークマドラスシャツとタイ

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「出張中につきハワイから原稿執筆。そしてまさに今、ハワイ国内線の欠航に次ぐ遅延にて、空港で待ちぼうけ。おかげで原稿は進んだけど、計画壊滅。トホホ……」と語る編集・パピー高野がお届け!

「ヴァン」のパッチワークマドラスシャツとタイ

今年の夏もまた一段と暑くなりそうな予感がしますね。猛暑の格好と言うと、アメカジ文脈的にはアロハシャツやカットソーが主になってきそうですが、今回はちょっぴり新しい選択肢の提案ということで……。

兄弟誌の『2nd』では特集になるほど大定番、『ライトニング』ではあまり馴染みがないかもしれませんが、マドラスアイテムのご紹介です。

1950〜60年代にアメリカの優等生“アイビーリーガー”たちに愛されていたマドラス。そんなマドラスを含む、アイビーカルチャーそのものを日本に持ち帰ったヴァン。そして今回ここで紹介するのは、そんなヴァンが、本場インドマドラスの生地を使って製作したシャツとタイです。

真夏の主役を張る1枚としてはもちろんのこと、たとえばデニムジャケットのインナーに選ぶことでいつもよりちょっと新鮮なスタイルに見えるはず。アイビーとアメカジって日本ではあんまり相容れないものになっちゃってますが、これらをミックスする感覚こそが今後のファッションを飽きずに楽しみ続けるうえでのキーワードになっていくはずだと思うのです。言うなれば「クリーン・アメカジ」か「ラギッド・アイビー」か。どちらでもいいですが、この夏は、いつもとちょっと違うアメカジにトライしてみてはいかが?

50〜60年代のアイビーリーガーに愛されたパッチワークマドラス。VANの新作BDシャツとタイは、マドラスの本場であるインドにてイチから製作したオリジナルの生地を使用。BDシャツは生地から縫製に至るまで、純然たるインド製。ネクタイは、インド製の生地を使ったうえで日本で仕上げた。ブリーチ加工による淡くて柔らかな風合いは、経年によってさらにアジを増す。シャツ2万6400円、タイ1万3750円(ともにヴァンヂャケットTel.03-5829-9005)

1948年創業。日本にアイビーを根付かせた第一人者。いまだ軸は変えることなく、現代にも通用するアイビースタイルを提案。

生地は、マドラス発祥の地として知られるインド製。それぞれ異なるオリジナルの柄を、パッチワーク調に繋ぎ合わせた贅沢な1着。

アイビースタイルのシャツには不可欠な、タイを固定するためのネック裏のボタン。ぜひシャツとタイ、セットで楽しんでほしい。

(出典/「Lightning 2026年7月号 Vol.387」)

この記事を書いた人
パピー高野
この記事を書いた人

パピー高野

断然革靴派

長崎県出身、シティーボーイに憧れ上京。編集部に入ってから服好き精神に火がつき、たまの散財が生きがいに。いろんなスタイルに挑戦したい雑食タイプで、ヨーロッパからアメリカものまで幅広く好む。家の近所にある大盛カレーショップの名を、あだ名として拝借。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

王道のデニムセットアップはボトムスで差をつけろ!

  • 2026.06.30

昨今のアメカジブームのなかで、注目度が高まっている“デニムオンデニム”のセットアップスタイル。王道ももちろん良いが、一歩先を行きたいアメカジラバーはボトムスで差を付けてみるのはいかがだろうか。気鋭のブランド「アンバースレッズ」が展開するデニムセットアップはそんな望みを叶えてくれるに違いない。 Amb...

夏の余白に、存在感を。大人メンズの夏スタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介!

  • 2026.06.30

シンプルな装いだからこそ、アクセサリーや小物が着こなしの印象を大きく左右する夏。そんな季節にチャコールグリーンが提案するのは、物語とクラフトマンシップを宿した逸品たち。夏のスタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介する。 手仕事が生む、本物の存在感 2002年に誕生したアティースは、「REL...

上品に纏うちょうどいい季節。大人の夏にちょうどいい「ORGUEIL」のシャツ

  • 2026.06.30

気温の上昇とともに、装いは軽く簡素になる。だからこそ求めたいのは、肩肘張らない大人の品格だ。クラシックをモダンに再構築したORGUEILのシャツが、大人の夏にちょうどいい存在感を放ってくれるはずだ。 Shawl Collar Denim Work Shirt 1930 年代に現存したアメリカンワーク...

夏のアメカジがもっと楽しくなる「HEATH」のオリジナルプリントT !!

  • 2026.06.30

横浜を拠点に“大人のアメカジ”を提案する「ヒース」。セレクトショップでありながらハイクオリティなオリジナルプロダクツに定評があり、遊び心のあるアイテムや限定モデルも多く展開している。その筆頭が7.4オンスの肉厚Tシャツシリーズだろう。 [caption id="" align="alignnone"...

革とデニムの境界線を越える! デニムのように見えるけど実はコレ、革なんです。

  • 2026.07.02

前号でもお伝えしたが、天神ワークスの開発していた新しい革「リジットレザー」が完成し、この度、遂にレザージャケットとなって登場した。まずはこの写真を見てほしい。これは、天神ワークス代表の髙木さんが1カ月着込んだもの。このエイジング、まさにデニムじゃね? でも、レザーらしいエイジングも見え隠れする、唯一...

Pick Up おすすめ記事

夏の余白に、存在感を。大人メンズの夏スタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介!

  • 2026.06.30

シンプルな装いだからこそ、アクセサリーや小物が着こなしの印象を大きく左右する夏。そんな季節にチャコールグリーンが提案するのは、物語とクラフトマンシップを宿した逸品たち。夏のスタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介する。 手仕事が生む、本物の存在感 2002年に誕生したアティースは、「REL...

革とデニムの境界線を越える! デニムのように見えるけど実はコレ、革なんです。

  • 2026.07.02

前号でもお伝えしたが、天神ワークスの開発していた新しい革「リジットレザー」が完成し、この度、遂にレザージャケットとなって登場した。まずはこの写真を見てほしい。これは、天神ワークス代表の髙木さんが1カ月着込んだもの。このエイジング、まさにデニムじゃね? でも、レザーらしいエイジングも見え隠れする、唯一...

上品に纏うちょうどいい季節。大人の夏にちょうどいい「ORGUEIL」のシャツ

  • 2026.06.30

気温の上昇とともに、装いは軽く簡素になる。だからこそ求めたいのは、肩肘張らない大人の品格だ。クラシックをモダンに再構築したORGUEILのシャツが、大人の夏にちょうどいい存在感を放ってくれるはずだ。 Shawl Collar Denim Work Shirt 1930 年代に現存したアメリカンワーク...

王道のデニムセットアップはボトムスで差をつけろ!

  • 2026.06.30

昨今のアメカジブームのなかで、注目度が高まっている“デニムオンデニム”のセットアップスタイル。王道ももちろん良いが、一歩先を行きたいアメカジラバーはボトムスで差を付けてみるのはいかがだろうか。気鋭のブランド「アンバースレッズ」が展開するデニムセットアップはそんな望みを叶えてくれるに違いない。 Amb...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。