そろそろゆっくり、国内を旅したくなった。朝日新聞出版の『街道をゆく』全43巻+夜話BOXセット

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「最近、出張のお供はvascoのボストンバッグ。これにスキットルがあれば最高じゃね? ということで、最近スキットルを調べております。やっぱピューター製がいいよね」と語る革の伝道師・モヒカン小川がお届け!

朝日新聞出版の『街道をゆく』全43巻+夜話BOXセット

昔から旅文学が好きだった。藤原新也の『印度放浪』、小田実の『何でも見てやろう』、そして沢木耕太郎の『深夜特急』。高校時代にこれらの本を読んで、大学2年の時に初めての海外へ行った。ワーキングホリデーでオーストラリア。バックパックひとつ持って、言葉はしゃべれないながらも、気ままな旅を続けていた。

オーストラリアに飽きて、シンガポール、タイ、ネパール、インドと、気の向くままにフラフラしていた。楽しかったな。猿岩石が流行ったのは、俺が帰国した後。彼らの番組を見るたびに、旅への郷愁が胸に押し寄せた。ライトニングに入ってからは、仕事で遠くに行くことが増えた。アメリカは24州くらい周ったかな。日本は、愛媛県以外全て行った。

でも俺も50歳を過ぎ、ゆっくりと味わいながら旅をしたいと思うようになってきた。司馬遼太郎の『街道をゆく』。日本の歴史を味わいながら、街道を歩く。なんとも贅沢な旅ではないか。昔は遠くへ行くことしか考えていなかったが、関東の街道を歩くのも、立派な旅である。

普段クルマで通っている甲州街道だって、俺の知らない歴史が詰まっている。この『街道をゆく』がある限り、俺は絶対に退屈しない。生きてるうちに、全部の街道をゆけるかな(笑)。

歴史小説で知られる司馬遼太郎が、四半世紀にわたって週刊朝日に連載を続けたシリーズの文庫化。日本国内のみならず、国外にも出かけ、その知識と観察眼でその場所を読み解いていくのがたまらないのよねー。俺はBOXで全巻買ったけど、もちろん単品でも書店で売っているので、気になる場所の巻を買うのもアリ。例えば出張先の街を、この本で予習するのも楽しい。きっと、旅が何倍も楽しくなるはずだ。俺はこれから、日本全国の街道をゆきます(笑)。3万4518円(Amazonで購入可能)

俺ももう54歳。最近老眼で悩んでいるが、ルーペ付きのしおりまでオマケで付いていた。これ、マジで助かります。

BOXには、1971年の週刊朝日の初回連載の復刻や、街道を網羅した地図まで付いてくる。ファンには嬉しいアイテムよね。

コンプリートBOXはこんな立派な箱に入ってくる。ちなみに題字は、著名な版画家である棟方志功によるもの。

(出典/「Lightning 2026年7月号 Vol.387」)

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モヒカン小川
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モヒカン小川

革ジャンの伝道師

幼少期の革ジャンとの出会いをきっかけにアメカジファッションにハマる。特にレザー、ミリタリーの知識は編集部随一を誇り、革ジャンについては業界でも知られた存在である。トレードマークのモヒカンは、やめ時を見失っているらしい。
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