他人とは違うワンボックスに乗るならコレ! 2010 MERCEDES BENZ V350

日本では車内の広いワンボックスタイプの車両の人気が高いがアメリカ製のバンはダッジバンやフォードE150が生産終了してしまった現在、新車で購入できるのはシボレーエクスプレスのみという状態だ。そこで選択肢として考えられるのが、ドイツ製のワンボックス車だ。中でも今回紹介するベンツのVクラスは、96年に登場して以来、2度のモデルチェンジを経て今なお発売されているロングセラー。貨客両用の車両とは異なり、高級乗用車として快適な移動のための豪華装備も充実している。

2010 MERCEDES BENZ V350

取材車両は東名の横浜町田インターからも程近い町田街道沿いにある老舗ベンツVクラス専門店「エランドール」が販売している10年式のV350というモデルだ。

現行のW447型の先代となるW639型の前期モデルで、2列目のシートもテーブルや肘掛けを備えたセパレートシート×2脚というレイアウトで、3列目の3人掛けシートと合わせて7人乗車となる。

「Vクラスは各部しっかりとした作りなので、20年前のクルマでも整備をしっかりとしてあげれば普通に走ります。特に先代モデルは中古価格もかなりリーズナブルなので、入門用にもオススメです」とエランドールの桜井代表。

ベンツだからと肩肘張らず、あえてカジュアルに乗り回すのが正しい乗り方に違いない!

日本仕様のスライドドアは左右に備わり非常に便利。車幅はあるが全長はさほど大きくないため、運転も慣れるはず。

日本で販売される正規輸入車は右ハンドルがメイン。ATのセレクターはセンターコンソールに備わる。

フロントシートはブラックレザーのセパレートタイプで、車内から後部に移動しやすいウォークスルー構造となる。

セカンドシートもセパレートタイプで、サードシートは3人掛けのベンチタイプ。乗車定員は合計で7名となる。

セカンドシート中央にはテーブルが格納されており、左右それぞれセットすることも可能。

ワイパーは左右が逆に動く対向式、いわゆるケンカワイパーとなる。そのため払拭面積はかなり広い。

ホイールは純正の17インチ6本スポークアルミで、225/55R17サイズのタイヤが組み合わされる。

日本には3.5リッター搭載車が輸入され、「トレンド」というスタンダードモデルと、上級グレードの「アンビエンテ」が設定された。

2代目 W639は前期と後期でフロントフェイスが大きく異なる。この2010年モデルは前期型で楕円形状のヘッドライトが特徴。

エンジンは3.5リッターV型6気筒で5速オートマチックの組み合わせ。セミキャブオーバースタイルで、ちょうどダッシュの下にエンジンが位置するためフロントフードからはエンジンはよく見えない。

Specification:
全長:4750mm
全幅:1910mm
全高:1930mm
ホイールベース:3200mm
エンジン:水冷V型6気筒
排気量:3497cc
燃料供給方式:インジェクション
駆動方式:FR
税込車両価格:848,000円

【DATA】
エランドール
東京都町田市南町田3-46-8
Tel.042-706-9100
9時〜19時 水曜休
https://www.elandoree.co.jp

(出典/「Lightning 2026年1月号 Vol.381」)

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