一二のモンペズボン
ライトニングのスタイルとは逆行してしまうが、最近の私は年を重ねるたびにラクチンな方を選んでしまう傾向にある。シルエットや足がキレイに見えるタイトスカートからラインが見えないマキシスカートに、細身のストレートパンツからスウェットパンツに、といった具合。
取材でいろいろなお店に行ってアイテムを紹介してもらうときも、着心地や穿き心地がどれだけラクかで見てしまう。先日行った取材先でも同じ。UL(ウルトラライト)ハイキングのギアを多く扱ったショップだっため、軽量で機能的、目から鱗のアイテムが揃っていた。
その中で私のラクチンセンサーに引っかかったのが、モンペズボンだった。そう、日本の労働着「もんぺ」をモチーフにしたパンツで、前後がないため寝ぼけていても穿ける。片側に大きなポケットが2つあるのも便利だ。
一番の特徴は幅広のウエスト。平ゴム、シャーリングゴム、コードゴムと締め付けの異なる3種類を組み合わせることでよく伸び、様々な体型の人にフィット。ワンサイズのみの展開で、身長175㎝の人は腰で、143㎝の私はハイウエストで、と穿くスタイルを選ぶことができるという仕組みだ。なんて自由なパンツ! ヘビロテ決定です。
※情報は取材当時のものです。
(出典/「Lightning 2024年5月号 Vol.361」)
Photo/Y.Roppongi 六本木泰彦
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