古着らしさ全開なのにシルエットが綺麗で最高!! STANDARD CALIFORNIA SD Quilted Print Flannel Check Shirt Jacket

Lightning編集部員が気になるもの、買ったものを紹介する企画。今回は「ファッションって本当に気分で変わる。今年はベタなアメカジが気分のど真ん中で、ネルシャツにジーンズというベタなコーデにドはまりして秋はそればっか! 」と言う編集・ランボルギーニ三浦が最近買ってドはまりしているネルシャツをピックアップ!

STANDARD CALIFORNIA SD Quilted Print Flannel Check Shirt Jacket

1960年代のヴィンテージネルシャツをもとに、ハンドプリントで仕上げたオリジナルのプリントフランネル生地が魅力。中綿入りのキルティング仕様やシルエットは、1980 ~ ’90年代らしさを強調。いまのネル気分を後押しする1着だ。3万8500円

ちょっと前まで着る機会が激減していたネルシャツくんが、今年は自分のスタメンメンバーにズラッと並んでいる。1970年代よろしく金髪ロン毛計画実行中なので、クラシックかつシックな装いが全然似合わなくなってしまった。シャンブレーシャツに濃いジーンズとキャスケットを合わせた旧きよきワーカーの“正装”も全く似合わず。やっぱり金髪のロン毛には、西海岸のゆる~いスタイルがイメージ合うんだよなと再確認しているところであります。

そんなわけで、この秋はネルシャツに色落ちジーンズにスニーカーという装いになりがち。基本的には1940~’90年代のネルシャツを着ているんだけど、最近GETしたこのスタカリの1着は、古着ばかりのスタメンメンバーに堂々と肩を並べるほど、気に入ってしまったので今回紹介することにした。

裏地が中綿入りのキルティング仕様になった、’80年代頃の古着にありがちな仕様なのに、’60年代らしいプリントフランネルでボックス型という点が古着好きにも刺さるポイント。サイズ感も抜群で、1サイズ大きいのを選んだので、軽アウターとしても大活躍中なのであります。

この渋い色合いもいいでしょ? 古着のネルシャツを探していた方にもオススメしたいな。このカラーリングの他に、ブラックベースのものもラインナップされているので、都会的に着たい方はそちらをどうぞ!

背中に刺繍などもなく、見た目は古着のような佇まい。左胸ポケットにさりげなくブランド名の入ったピスネームが付く。ポケットもやや低めで使いやすい
中綿入りのナイロンキルティング仕様は古着好きならお馴染みのもの。いい意味でダサい感じがたまらなくカッコイイんだよね! しかも暖かい!!
スタンダード カリフォルニアを象徴するブラウン×イエローのオンブレチェック柄のプリントがイイ! 1960年代らしいボックスシルエットと相性抜群だ

【DATA】
スタンダード カリフォルニア
TEL03-3770-5733
https://www.standardcalifornia.com/

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年1月号 Vol.357」)

この記事を書いた人
ランボルギーニ三浦
この記事を書いた人

ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

  • 2025.11.15

冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...

着用者にさりげなく“スタイル”をもたらす、“機能美”が凝縮された「アイヴァン 7285」のメガネ

  • 2025.11.21

技巧的かつ理にかなった意匠には、自然とデザインとしての美しさが宿る。「アイヴァン 7285」のアイウエアは、そんな“機能美”が小さな1本に凝縮されており着用者にさりげなくも揺るぎのないスタイルをもたらす。 “着るメガネ”の真骨頂はアイヴァン 7285の機能に宿る シンプリシティのなかに宿るディテール...

グラブレザーと、街を歩く。グラブメーカーが作るバッグブランドに注目だ

  • 2025.11.14

野球グローブのOEMメーカーでもあるバッグブランドTRION(トライオン)。グローブづくりで培った革の知見と技術を核に、バッグ業界の常識にとらわれないものづくりを貫く。定番の「PANEL」シリーズは、プロ用グラブの製造過程で生じる、耐久性と柔軟性を兼ね備えたグラブレザーの余り革をアップサイクルし、パ...

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

  • 2025.11.14

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...

Pick Up おすすめ記事

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...