ブランド3周年!! スペシャルアイテムも見逃せない。

今年でブランド3周年を迎えたLAWFORD。まだヨーロッパの移民がアメリカの地で築いていった途上の衣類をデザインソースに、タイムレスながら旧きよき時代の雰囲気をプロダクツに落とし込むスタイルで、直営店であるLAWFORD CLOTHINGから展開している。ブランド3周年を記念したアイテムも登場し、その動向はますます目が離せない。

スタンダードなアイテムを大人っぽく仕上げる。

アパレルブランドが群雄割拠のシーンでその歴史を築いていくことは難しい。その多くが数年で姿を消し、3年、5年、10年と年輪を重ねていくことは珍しい。

そんな時代に生まれたLAWFORDは1930~1950年代に存在した旧きよきワークウエアなどをデザインソースに、バタ臭さをスポイルしながらも、モダンになりすぎないスタンダードなアイテムに力を注ぐ。

歴史的に生き残ってきた昔ながらのアイテムをリスペクトしつつ、それを日本の技術で継承することで、いつの時代にもフィットする普遍のスタイルを見出している。

ワークウエアが今はメインだが、ブランドも3年を迎え、今後はドレスやカジュアルテーラードなどにも挑戦していきたいとオーナーでありデザイナーの竹重さんは語ってくれた。

ラインナップするアイテムはスタンダードを信条としているだけに、シンプルでエイジレスで着られるものばかり。そのどれもがそこまで過度にデザインコンシャスになっていないにもかかわらず、どこか大人っぽく見えるのがその特徴だ。

ブランド3周年の記念に登場したエプロンはセルビッジ付きの8号帆布をチェーンステッチで縫製するしっかりとした質感。デザインはアメリカの材木店や工務店などに見られたアドバタイジング系のエプロンをイメージしている。あえてショート丈にすることで、ベスト感覚で合わせることができる。1万6500円
まだワークとドレスの境界線があいまいだった時代をデザインソースにしたオリジナルのブーツも展開。右のサイドゴアブーツは9万9000円、左のサービスブーツが11万3300円。どちらも日本製になる
オリジナルプロダクツだけでなく、アンティークウォッチもセレクト。初心者でも挑戦しやすい10万円前後のモデルを中心にセレクトする。これは1940年代のRocail(ロケイル)のパイロットウォッチ。経年による文字盤の変化に味わいを感じる。ベルトは新品のレザーベルト付きで14万3000円

ブランド3周年を記念したメインアイテムはデニムのセットアップ。

ブランド3周年を記念したデニムのセットアップは 5月9日(火) 19:00までの期間に、店頭、webstoreより受注販売になるスペシャルなアイテムに。デリバリーは7月予定。

Lot.233 Buckle-back Five Pocket Denim Pants

ブランド初となるワイドストレートの5ポケットパンツ。バックルバック仕様やむき出しリベットによるバックポケットなど、まだデニムパンツがワークウエアだったころのデザインをすっきりとしたデザインで仕上げている。生地はセルビッジ付きの13.5ozを採用する。縫製はすべてヴィンテージミシンを使った雰囲気のある仕上がり。3万9600円

フロントは鉄製のオリジナルドーナツボタンをブラックに手染めしている。ポケットスレーキはオリーブのヘリンボーンツイルを使って大戦モデルのような雰囲気も併せ持っている

Lot.233 Simplified One Pocket Denim Jacket 

第二次大戦期のデニムジャケットに存在した物資統制によって無駄を極力廃したデザイン(フロントの4つボタンやオープンポケットなど)をモチーフに、LAWFORD流の大人っぽいシルエットで仕上げている。4万5100円

背面のアジャスターは戦前のデニムジャケットに見られたバックルバック仕様。生地のセルビッジ部分を使い、バックルにも細かい装飾が入ったクラシカルなパーツを使うことで時代感を演出している

【DATA】
LAWFORD CLOTHING
東京都渋谷区広尾1-2-5 キオイビル1F
TEL03-5422-7459
営業時間 : 13時~19時 水、木曜定休
https://www.lawford.jp

この記事を書いた人
ラーメン小池
この記事を書いた人

ラーメン小池

アメリカンカルチャー仕事人

Lightning編集部、CLUTCH magazine編集部などを渡り歩いて雑誌編集者歴も30年近く。アメリカンカルチャーに精通し、渡米歴は100回以上。とくに旧きよきアメリカ文化が大好物。愛車はアメリカ旧車をこよなく愛し、洋服から雑貨にも食らいつくオールドアメリカンカルチャー評論家。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

上品に纏うちょうどいい季節。大人の夏にちょうどいい「ORGUEIL」のシャツ

  • 2026.06.30

気温の上昇とともに、装いは軽く簡素になる。だからこそ求めたいのは、肩肘張らない大人の品格だ。クラシックをモダンに再構築したORGUEILのシャツが、大人の夏にちょうどいい存在感を放ってくれるはずだ。 Shawl Collar Denim Work Shirt 1930 年代に現存したアメリカンワーク...

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

上質な革を日常に。「INCEPTION」のショルダーバッグは経年変化が楽しみになる相棒だ

  • 2026.06.26

レザーほど、所有者とともに過ごした年月が如実に現れる素材はない。毎日のように身につけるレザーバッグは、なおのことである。“革”に徹底的にこだわるINCEPTIONのショルダーバッグはクラッチマンの相棒として最適な存在だ。 FANNY PACK 腰に巻いて使用することを目的とするファニーパックをショル...

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...

Pick Up おすすめ記事

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...

革ジャン好きなら一度は通るべき! 「No,No,Yes!」の最上級オーダー“アルチザン”とは?

  • 2026.06.01

「世界にひとつだけの革ジャンを作る」。それは、レザーラバーの憧れだ。革好き注目のブランド「No,No,Yes!」が誇るオーダーメニューの中でも最上級に位置する「アルチザン」とはいったいなんなのか? その正体に迫る。 革ジャンの伝道師・モヒカン小川が実際に“アルチザン”を体験 これは単なる革ジャンの話...

「ファーストアローズ」創業30周年記念! 「JELADO」「RE-BUILT」とのコラボによる銀で彩った、贅沢なデニム。

  • 2026.06.29

日本屈指のシルバーアクセサリーブランド「ファーストアローズ」が創業30周年を記念して、これまでの集大成かつファンへの感謝の気持ちを込めて、「JELADO」と「RE-BUILT」とコラボしたスペシャルなデニムを制作。限定100本。節目の年に相応しいこだわりに満ちたデニムの詳細を大解剖! First A...