同じ水平対向でも、コイツはSUBARU製。VOLKSWAGEN VANAGON

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 最近クルマの取材が多かったせいか、クルマ趣味へのモチベーションが爆上がり。年末年始はカスタムからツーリングまで、たっぷり時間とお金をかけて楽しんだという、編集部のホビー&旧車担当・イスカンダル功がお届け!

「カリフォルニアモーターズ」で見つけたフォルクスワーゲンのヴァナゴン。

ブックカフェを併設したカーショップという話題性に加え、埼玉県三郷インター降りて直ぐという好立地ということもあり、クルマ好きの間では気軽に立ち寄れるドライブスポットとして浸透中の「カリフォルニアモーターズ」。

エンジンをスバル製のEJ25に乗せ換えたフォルクスワーゲン・ヴァナゴン。スバルの排気量2457㏄の水平対向4気筒エンジンで、パワーもトルクもモリモリ。公認取得済みなので、大手を振って公道を走ることができる。内装・外装ともに手が入れられたフルカスタムだ。478万円

今回紹介するのはそのカリフォルニアモーターズで見つけた1台。一見すると可愛い色でオールペンされたヴァナゴンだが、その足元に装着されたぶっといタイヤを見れば、コイツがただの旧いバンではないことがわかるだろう。

実はこのクルマ、エンジンをスバルのEJ25にスワップした、とてもマッスルなヴァナゴンなのだ。リアに搭載した高回転型の特性をもつEJ25を5MTで操る感覚はもはやスポーツカー。それでいてヴァナゴンの由来であるバン+ワゴンの部分は抜かりなく仕上がっている。後部座席はフローリング化されているので、オートキャンプ派の人にはたまらないだろう。

スバルのエンジンなので信頼性はもちろんのこと、整備性も問題なく維持をするのも安心。休日の相棒としてだけでなく、日常の足としても使うことができるのだ。キャンプに行く道中の高速道路や山道も楽しめるヴァナゴン。エアコンやパワステといった快適装備も充実しているのもポイントだ。

何よりもうれしいのが後ろ座席のフローリング化。荷物の収納から長期間に渡るバンライフまでこれ1台でOKだ
スポーティな走行も楽しめてしまうため、シートはレカロのセミバケットに換装されている。これで長距離ドライブも疲れ知らずだ
室内は水温系などの追加メーカーがインストールされており、レーシーな佇まい。エアコンやパワステ、ETCといった快適装備も充実
リアのエンジンリッドを開けると、そこにはスバルのEJ25エンジンが違和感なく鎮座している。パワフルで信頼性も高い。公認取得済み

【問い合わせ】
カリフォルニアモーターズ
TEL048-954-9495

(出典/「Lightning 2023年2月号 Vol.346」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

【Willis & Geiger×2nd別注】ミリタリーとサファリが香るアーバンアウトドアウエア

  • 2025.09.17

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 90年代のアーカイブをデザインソースに、上品さを加えてアップデート。ウールメルトンジャケット[メトロ ウォーカー] ...

【BIG SMITH×2nd別注】米軍の名作バッグをデニムで再構築! 経年変化が楽しめるデニムのエプロンバッグ。

  • 2025.09.22

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! BIG SMITH × 2nd ワーカーズエプロンバッグ 1940年代のアメリカン・レッドクロス(米国赤十字社)が製...

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

Pick Up おすすめ記事

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

【Willis & Geiger×2nd別注】ミリタリーとサファリが香るアーバンアウトドアウエア

  • 2025.09.17

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 90年代のアーカイブをデザインソースに、上品さを加えてアップデート。ウールメルトンジャケット[メトロ ウォーカー] ...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

【BIG SMITH×2nd別注】米軍の名作バッグをデニムで再構築! 経年変化が楽しめるデニムのエプロンバッグ。

  • 2025.09.22

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! BIG SMITH × 2nd ワーカーズエプロンバッグ 1940年代のアメリカン・レッドクロス(米国赤十字社)が製...