創業当時から脈々と受け継がれる走ることへの情熱。
初代のCB1100が登場した’10年、大排気量のロードスポーツは水冷が主流だった。しかし、ホンダはあえて空冷直列4気筒を新開発して投入。それは、深く刻まれた冷却フィンなどの造形の美しさに加えて、熱ひずみの大きさを見越して設計された空冷ならではの、味わいのあるエンジンフィールを求めていたのではないだろうか。実際、高速道路をのんびりとクルージングしているときの心地よさは、格別なものがある。
一方ハンドリングは、前後18インチのスポークホイールを採用したEXの安定感のあるゆったりとした走りと、前後17インチのワイドタイヤを装着したRSのスポーティーな走りという異なった特性が選べるのが特徴。さらにRS/EXともに足つき性のよさや車体を起すときの軽さなど、大排気量車としては扱いやすいのも魅力だ。
CBの血統を継承したこの2台は、今後も名車として語り継がれて行くことだろう。
【問い合わせ】
本田技研工業
TEL0120-086-819
http://www.Honda.co.jp
▼こちらの記事もおすすめ!
(出典/「Lightning 2017年5月号 Vol.277」)
Text/H.Nakano 中野仁史 Photo/K.Okuzumi 奥隅圭之 問い合わせ/本田技研工業 TEL0120-086-819 http://www.Honda.co.jp
関連する記事
-
- 2024.11.22
知れば知るほどおもしろい、カバーオールの基礎知識。〜総論編〜
-
- 2024.11.21
カモ柄(迷彩柄)の基本知識。知っておけばファッションがきっと楽しくなる【永久保存版】
-
- 2024.11.08
戦争とデニムの関係を知れば、古着がもっと楽しくなる