「リジッドデニム」を、自分に合った縮みと色落ちに育てて長く愛そう!

ファッションアイテムの定番として市場に溢れかえっているジーンズ。シルエットも生地感も様々で、どのモデルを買えばいいのか迷う人も多いはず。そんな中でも、“長く愛せるジーンズ”として存在感を放っているのが「リジッドデニム(リジッドジーンズ)」だ。どんなところが魅力的なのか、「ウエアハウス」プレス・藤木さんにお聞きした。

リジッドデニムの魅力は、「大きく縮んで」「捻じれること」。

リジッドデニムの魅力は、ズバリ経年変化。リジッドデニムとは、「生デニム」や「ノンウォッシュ」と呼ばれるもので、未洗いのノリが付いた状態で出荷されるジーンズのこと。これを時間をかけて穿くことで、所有者の体形やライフスタイルを投影した色落ちになるのだ。

「デニム生地が縮む→身体にフィットする→自分に体系に合わせた色落ちになるという流れ。捻じれるというのは、デニム生地の性質上のもので、捻じれ防止加工が施されたジーンズと比べると、やはり裾部分が捻じれているもののほうが趣があって個人的にグッとくる」と、藤木さん談。

ノンウォッシュとワンウォッシュを比較してみた。

昔ながらの製法を継承し、正統派ならではのジーンズの魅力を再確認するべく、ノンウォッシュとワンウォッシュのシルエットを比較してみよう。

02サイド1

横から見ると生地が余っていた直線的なヒップまわりは、丸みを帯びて曲線的に。脚部分も若干タイトに変化。

03バック

バックビューの変化も一目瞭然。生地のあまりから生まれるシワが無くなり、ぴったりとキレイなシルエットへと昇華した。

藤木さんの愛着あるジーンズのポイントとは?

【その1】縮むことでフィットする腰まわり。

04腰

フィットさせることで、身体と擦れやすくなり、エイジングもコントラストが効いた美しいものに。

【その2】内側の縫製も大切なファクター。

05内側

色落ちするのは表面だけではない。裏側の黄色い糸やオレンジの糸など褪色具合もグッとくるポイント。

【その3】足の甲に乗るセルビッジ。

06甲

デニムの生地の性質上、右綾なら右側に、左綾なら左側に捻じれる。捻じれ防止加工を施していないオーセンティックなジーンズの証の一つでもある。

洗濯によって変化する、リジッドデニムの育て方。

以上のように、生デニムやノンウォッシュのリジッドデニムは、育てて自分の体形にフィットするオンリーワンのデニムに、自分の身体を使って仕上げていくことができるのだ。

縮むことでシルエットに曲線が生まれ、ジーンズは本来のカタチへと変化。そして、身体にフィットすることで生まれる自分だけの色落ち。洗うことで明らかに変化していくジーンズは、まさに旧きよきオーセンティックなジーンズであり、流行に左右されることのない長く愛せる一本と言えるだろう。

デニムというものは、身体に馴染んでから初めて、愛着が湧くものとなる。そう感じさせてくれるのがリジッドデニムの魅力である。

▼リジッドデニムの洗い方はこちらの記事で紹介してます!

最初が肝心! 新品ジーンズ(デニム)と2回目以降の洗濯機を使った正しい洗い方。

最初が肝心! 新品ジーンズ(デニム)と2回目以降の洗濯機を使った正しい洗い方。

2023年04月25日

この記事を書いた人
サカサモト
この記事を書いた人

サカサモト

アメカジ系動画ディレクター

Lightning、2nd、CLUTCH Magazineの公式YouTubeチャンネル「CLUTCHMAN TV」のディレクター。元Lightning副編集長ということもあり、クルマ、バイク、ミリタリーなど幅広い分野に精通。現在はもっぱら動画作成機材に夢中。ニックネームは、スキンヘッドにヒゲ面をいう「逆さ絵」のような顔に由来する。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

「ATSU LEATHER WORKS」が世に放つ、唯一無二の革パンエイジングモデル。

  • 2026.07.22

ライダースジャケットの世界で独自のエイジング表現を追求してきたアツレザーワークス。その哲学を受け継ぐ初のレザーパンツ“Lily”が誕生。いちから着用者のライフスタイルを刻み込むプレーンモデルと、長年穿き込まれた表情を職人技で再現したエイジングモデルをラインナップ。革をより幅広い季節、幅広いスタイルで...

朗報!「ウエアハウス」最高峰レーベルの最高傑作DDシリーズ「1001XX」が待望の再入荷。これは見逃すな!

  • 2026.08.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 「1001XX 1947」が近日入荷。夏の装いに欠か...

遊びをぎっしり詰め込んだ“俺ジーンズ”を作ってみた。

  • 2026.07.29

児島に本社と工房を置くベティスミスでは、その人に合ったジーンズをフルオーダーで作ることができる。そこで編集部スタッフが現地へ赴き、わがまま言い放題の“俺だけのジーンズ”をオーダー。その様子と完成品をレポートする。 編集・ジョージ(右)|編集部イチのジーンズ偏愛者といっても過言ではない。とんでもないジ...

ジャパンレザーの集大成がここに。AJLP始動。

  • 2026.08.06

ALL JAPAN LEATHER PRODUCT。略して「AJLP」なるビッグプロジェクトが始動した。国産の原皮=地生(じなま)にこだわり、鞣しから縫製まですべてを日本で行う“オールジャパン”に価値を見出し、そのクオリティや魅力を伝えるべく、革のプロフェッショナルたちがここに集結した。 ALL J...

Pick Up おすすめ記事

「ATSU LEATHER WORKS」が世に放つ、唯一無二の革パンエイジングモデル。

  • 2026.07.22

ライダースジャケットの世界で独自のエイジング表現を追求してきたアツレザーワークス。その哲学を受け継ぐ初のレザーパンツ“Lily”が誕生。いちから着用者のライフスタイルを刻み込むプレーンモデルと、長年穿き込まれた表情を職人技で再現したエイジングモデルをラインナップ。革をより幅広い季節、幅広いスタイルで...

ジャパンレザーの集大成がここに。AJLP始動。

  • 2026.08.06

ALL JAPAN LEATHER PRODUCT。略して「AJLP」なるビッグプロジェクトが始動した。国産の原皮=地生(じなま)にこだわり、鞣しから縫製まですべてを日本で行う“オールジャパン”に価値を見出し、そのクオリティや魅力を伝えるべく、革のプロフェッショナルたちがここに集結した。 ALL J...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

遊びをぎっしり詰め込んだ“俺ジーンズ”を作ってみた。

  • 2026.07.29

児島に本社と工房を置くベティスミスでは、その人に合ったジーンズをフルオーダーで作ることができる。そこで編集部スタッフが現地へ赴き、わがまま言い放題の“俺だけのジーンズ”をオーダー。その様子と完成品をレポートする。 編集・ジョージ(右)|編集部イチのジーンズ偏愛者といっても過言ではない。とんでもないジ...

高額商品もお得にゲット! 夏の“福”を呼ぶオンラインフェス「イナズマ福袋フェア」8月15・16日開催

  • 2026.08.04

真夏のオンラインフェスの開催が決定! 今回はなんと“福袋”。人気ブランドの人気アイテムを袋に詰め込んで販売するぞ。中身は開けてのお楽しみ。もちろん恒例の2日間ライブ配信も。さらに○○グランプリも開催。オンラインショッピング会場には1000円の入場料がかかるが、LIVE配信、抽選会、○○GPは参加無料...