モヒートの基本の作り方から、アレンジモヒートのレシピまでマスターしよう!

ミントとライムの爽快感とさらりとしたラムの甘さが三位一体となり、清涼感を感じるモヒート。夏になると無性に飲みたくなってしまう魅惑のカクテルだ。

モヒートの歴史は旧く、16世紀の終わり頃にカリブの海賊がサトウキビで作ったアグアルディエンテという酒に、ライムとミントを入れたカクテル「ドラケ」が前身だといわれている。その後、ラム酒で知られるバカルディ社がアグアルディエンテに代えて、自社のホワイトラム酒で作ったカクテルを「モヒート」と呼ぶようになったという説が一般的。しかし真実は解明されていない。

さて、前述したとおりモヒートのベースになっているのはホワイトラムなのだが、今回はカシスやカンパリなどのリキュールやバーボンウイスキーを使ってアレンジモヒートを作ってみよう。

基本的なモヒートの作り方。

用意するもの

・ラム酒
・ソーダ
・砂糖
・ミント
・ライムorレモン

作り方

工程1. 適量の砂糖とライムを入れ磨りつぶす。

工程2. ミントをたっぷり入れ、さらにつぶす。

工程3. 氷はグラスいっぱいに入れること。

工程4. ラム酒をグラスの1/4くらい入れる。

工程5. ソーダを注ぎ、マドラーで混ぜる。

完成!

いろいろなリキュールを使ったアレンジモヒートレシピ。

ラム酒を使ったモヒート。

サトウキビの廃糖蜜または絞り汁を原料としたラム酒がベースで、少し甘みのあるラムにライムとたっぷりのミントを加えることでスッキリさっぱりした味わいを楽しめる。

【レシピ】

・ラム酒 30ml
・ソーダ 120mlくらい
・ライム 1/2個
・ミント 8房
・砂糖 適量

カシスを使ったモヒート。

カシスはベリー類のひとつで、爽やかな味と芳香が特徴の果物。そのリキュールは甘さの中にベリー特有の酸味があり、レモンなど柑橘系とも相性がよいので、辛口なモヒートが苦手という人におすすめ。

【レシピ】

・カシス 30ml
・ソーダ 120mlくらい
・レモン 1/8個
・ミント 8房
・砂糖 適量

カンパリを使ったモヒート。

様々なハーブやスパイスを使った少しビターなカンパリ。独特のクセがあるため、苦手という人も多いかもしれないが、モヒートにすることで、爽快感が増し飲みやすくなる。少し大人なモヒートをお試しあれ。

【レシピ】

・カンパリ 30ml
・ソーダ 120ml
・レモン 1/8個
・ミント 8房
・砂糖 適量

ジムビームを使ったモヒート。

アメリカ生まれのバーボンのひとつであるジムビームを使ったモヒート。バーボン由来の甘さにジンジャエール、レモン、ミントが加わって絶妙な味わい。ハイボールとは違ったジムビームを楽しめる一杯。

【レシピ】

・ジムビーム 30ml
・ジンジャエール 120ml
・レモン 1/8個
・ミント 8房
・砂糖 適量

マリブを使ったモヒート。

ココナッツがベースのマリブを使ったモヒート。ココナッツの香りと風味と味わいが夏の海を連想させる。苦みがない適度な甘さが心地よく、とても飲みやすいのが特徴。お酒が少し苦手という人にもおすすめ。

【レシピ】

・マリブ 30ml
・ソーダ 120ml
・ライム 1/4個
・ミント 8房
・砂糖 適量

 

各リキュールの風味を活かしながら、ライムやレモン、ミントの爽やかさを加えた新感覚モヒート。モヒートひとつとっても、さまざまなアレンジができるのもお酒を飲む楽しみのひとつといえる。好きなお酒を使ってオリジナルモヒートに挑戦してみてはいかが?

この記事を書いた人
めぐミルク
この記事を書いた人

めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
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