【THIS IS WHAT YOU NEED】お悩み解決! メンズヘアドクター。VOL.01

髪質や髪型の問題は数あれど、ナンバーワンともいえる多い悩みが、そうコレだ。横に広がりトップがつぶれ、どうにもヘアが決まらない……。そんなお悩みに有効なカット技と家でもできるスタイリングをレッスン!

スタイリングが苦手。ボワッと広がる髪をなんとかしたい!

【Before】

【After】きれいに収まってサラッとムード。いい感じ!


相談するのは…藤井悠太ジュリアンくん(大学3年生)
解決してくれたのは…原田直美さん(grico)

原田さん(以下原田) こんにちは。最近、扱いにくいなと思うのはどんな時ですか?

藤井くん(以下藤井) いや~、朝起きた瞬間からもう湿気がすごいじゃないですか。ボワッと膨らんでしまって、毎朝スタイリングが決まらないんです。

原田 藤井くんは乾燥しやすい髪質だから、湿気を含みやすいんですよね。それも踏まえて広がりにくいように切りますね。

藤井 お願いします! ちなみにどんなポイントですか?

原田 まずえり足の刈上げはバリカンを使わずにハサミで仕上げます。そうすると髪がツンツン張るのを防げて頭の形にキレイに見えるんですよ。あと毛先が軽すぎるとかえって散りついてしまうので、厚みを残すのもポイントです。

藤井 へ~、なるほど!

原田 家でスタイリングする時は必ず内側からスタイリング剤をつけてね。最後に表面の髪を熊手のように指を広げてわしゃっともみ込んで。トップが立ち上がって横の張りが押さえられてバランスよく決まります。

藤井 はい、やってみます!

原田さんのお悩み解決テクニックを解説!

BEFORE

硬く太く、乾燥しやすい髪質。横に膨らみやすく、トップの高さが出にくいのが悩み。クセはゆるやかで大きく、ダメージはほぼない。

アンダー

まずアンダーの刈上げから。えり足やサイドはバリカンを使わずにシザーで刈上げることでツンツンと短い毛が張り出すのを防ぐ。

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アウトライン

アウトラインを設定。真っすぐ下に引き出し、ワンレングスで前下がりにカット。ブラントなカットラインで毛先の厚みを残す。 

レイヤー

バックまでアウトライン(=ウェイト)をつなげたらレイヤーを。頭皮に対して垂直に引き出し、アウトラインを切らないように注意して1周カットする。トップ上段も同様。

 トップ

トップ表面はディスコネ。真横にスライスを引き出し、下とはつなげずにレイヤーを入れて、表面のふんわりとした立ち上がりをつくる。

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フロント 

前髪は奥行き1㎝の幅でスライスを取る。センターで目下のラインにガイドをつくったら、左右のパネルをつなげる。ベースカット終了。

質感・量感調整

続いてハーフウェットの状態のままセニングワーク。パネルを引き出し、セニングの刃先を使い、根元と毛先に入れて量感調整。

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セニング後、ドライ。乾燥毛のためヘアオイルを少量つけて油分を与える。前髪のセンターは前から風を当ててパカッと割れるのを防ぐ。 

ドライの状態で重さが残る部分のみ、毛束をねじってセニングを入れる。ねじることで毛先が先細な質感になり、よりふんわり感が出る。

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カット終了

ハチまわりがすっきりと落ち着いて、その分、縦に高さが出ているのがわかる。えり足やもみあげ周りも処理されて清潔感がアップ。

スタイリング

ヘアクリームを100円玉大の量を取り、手のひらによく伸ばして全体になじませる。ディスコネしたトップ表面をもみ込み、高さを出す。

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手グシで前髪をかき上げてから全体を軽くとかしつけ、フォルムを整える。最後に前髪の毛流れを微調整して完成。

フィニッシュ

カットでつくったシルエットを生かしつつ、より柔らかい束感や表面のエアリー感が生まれた。クリームの質感で乾燥毛もきれいにケアされている。

今回レクチャーして下さったのは……「grico」原田直美さん

はらだなおみ。『グリコ』執行役員。1985年生まれ。群馬県出身。日本美容専門学校卒業。ヘアメイクとして活躍し、カットからスタイリング、メイクまでなんでも相談に乗ってくれる、悩める男子の救世主!
【DATA】
grico
東京都渋谷区神宮前6-14-12 モード・エス 2F・3F
TEL/03-6427-9062
営業時間/11:00~20:00(日祝10:00~20:00)
https://grico-h.com/home/
(PREPPY2025年7月号掲載)
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Men's PREPPY 編集部
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プロ向けメンズビューティ誌

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