プロダクツと合致する、重厚かつ温もりが伝わるWAREHOUSE大阪店。

2020年にオープンしたWAREHOUSE大阪店。構想から数えて、3年ほどかけて造られた渾身の直営店はウッドを貴重としたヴィンテージ愛が詰まった空間に仕上がっており関西を拠点にするWAREHOUSEにとって旗艦店として位置付けられている。そんなWAREHOUSE大阪店の店内にクローズアップさせてもらった。

奥行きと高さを活かした開放感のある店内。

ファサードには樹齢150年を超えるオリーブの木が出迎え、ステンドグラスのエントランス、レンガ作りの壁面など、趣のある景観に仕上がっている

徹底したモノづくりで世界的評価の高いWAREHOUSE。ブランド設立以来、大阪を拠点とするが、そのお膝元というべく大阪店は直営店の中でも特に肝入りの空間に仕上がっている。

まず店内に入るなり目に入るのは高い天井。吹き抜けを利用し、壁一面がディスプレイ専用棚として機能する。また第一次世界大戦時に使われていた海軍のハシゴが店内のインテリアとして大きな存在感を発揮し、空間を彩るアートピースとなっている。

さらにショップに在籍するスタッフのうち勤続15年以上の超ベテランが複数人いる。WAREHOUSEを知り尽くした極上の接客を受けることができるのは大阪店ならではだろう。

開放感のある高い吹き抜けを活用したウッドのディスプレイは壮観。エゾ鹿の角で作られたシャンデリアは、DEER HORN SMITH’Sに依頼した
WAREHOUSEの心臓部ともいえるデニム。その研究資料でもある希少なヴィンテージアーカイブが収納されたショーケース。そのほか本社横ならではの貴重な資料も必見だ
奥行きのある店内の一番奥の棚には、ブルドッグを模ったペーパーマシェ、つまり日本で言うところの「張り子」が見守る。19世紀終わり頃から作られる特殊な製法のようだ

この空間でしか見られない博物館級アーカイブもチラリ。

アメリカ海兵隊のパラシュート部隊員用のコートを生地から再現。着用するたびに迷彩が掠れてリアルなエイジングが見られる。表がグリーン、裏が褐色系のリバーシブル仕様。

店内に配置されたガラスのショーケース内には、デニムをはじめとするワークウエアなど他ではお目にかかることのできない希少なヴィンテージアーカイブが収納される。

【DATA】
WAREHOUSE OSAKA
大阪市中央区瓦町4-6-11
06-6205-7889
営業/12:00~19:00
休み/無休
https://www.ware-house.co.jp

(出典/「CLUTCH2023年8月号 Vol.92」)

この記事を書いた人
CLUTCH Magazine 編集部
この記事を書いた人

CLUTCH Magazine 編集部

世界基準のカルチャーマガジン

日本と世界の架け橋として、国外での販路ももつスタイルカルチャーマガジン。本当に価値のあるモノ、海外記事を世界中から集めた、世界基準の魅力的コンテンツをお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

東京・入谷にできた靴づくりの新聖地「THE ZINE FOOTWEAR CLUB.」にメディア初潜入!

  • 2026.10.18

「ブラザーブリッジ」や「シュアブーツ」を手がける「ザ ジン フットウェア」。店舗と企画・縫製工場がひとつになったいわば“本拠地”を入谷に新設した。メディア初公開となる、その全貌に迫る。 メーカーでもあり店舗でもある新拠点 弊誌の読者であれば、おそらく「ブラザーブリッジ」という革靴ブランドはご存知であ...

遊び心とヘビーデューティ! 「ジムマスター」のアウトドア&ミリタリー

  • 2026.10.18

ほどよく力の抜けたカジュアルウエアを展開するカナダ生まれの「ジムマスター」。その真骨頂は、実は骨太なアウトドア&ミリタリーにある。ヘビーデューティな機能美を日常着へと昇華させる秘訣は、「ジムマスター」らしいほんのすこしの遊び心! カラフルな配色の裏に確かな実用性あり! 【右】主役は厚手のボアジャケッ...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

世界最高峰のニットメーカー「JOHN SMEDLEY」が編むもの。

  • 2026.10.20

イングランド中部、リーミルズの自社工場で240年以上前からニットウエアを作り続ける〈ジョン スメドレー〉。1784年に創業した同ブランドが編んできた歴史と伝統が息づく場所で彼らが編むものとは。 240年の伝統と魂が息づくファクトリー 英国のトラッドブランドとして群を抜く歴史を持つのが〈ジョン スメド...

Pick Up おすすめ記事

東洋エンタープライズが手がける「ゴールド」。高品質な素材選びに一切の妥協なし。

  • 2026.10.20

1965年に創業した日本屈指の老舗メーカー東洋エンタープライズ社が手がける〈ゴールド〉。同社が得意とするヴィンテージへの膨大な知見と技術力の高さを活かしつつも上質にモダナイズしたものづくりに定評がある。着用時のシルエットはもちろん、高品質な素材選びに一切の妥協をしないこと。それこそがシンプルな服に深...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

遊び心とヘビーデューティ! 「ジムマスター」のアウトドア&ミリタリー

  • 2026.10.18

ほどよく力の抜けたカジュアルウエアを展開するカナダ生まれの「ジムマスター」。その真骨頂は、実は骨太なアウトドア&ミリタリーにある。ヘビーデューティな機能美を日常着へと昇華させる秘訣は、「ジムマスター」らしいほんのすこしの遊び心! カラフルな配色の裏に確かな実用性あり! 【右】主役は厚手のボアジャケッ...

メイド・イン・ノーサンプトンを貫く英国靴の筆頭「Crockett & Jones」のモノづくり

  • 2026.10.21

革靴の聖地であるノーサンプトンにて1879年に初声をあげた〈クロケット&ジョーンズ〉。英国靴を語る上で欠かすことのできない同ブランドのモノづくりの現場に足を運んだ。 一足の革靴に宿る147年の歴史と誇り 革靴産業の一大拠点として名を馳せる英国・ノーサンプトン。中世から靴職人が集まり、17世紀には軍用...

気鋭のアイウエアブランド「CUBITTS」が描く、クラシックとモダンの共鳴

  • 2026.10.19

18世紀から20世紀にかけて眼鏡産業の世界的な中心地であったものの戦後、衰退の一途を辿ったロンドン。この地で2013年に創業した「キュービッツ」は当時を彷彿とさせるクラシックスタイルをモダンに昇華させた独自の世界観を築く気鋭のブランドだ。 伝統と現代とを繋ぐアイウエアの研究所 「キュービッツ」は伝統...