【ヴィンテージを愛する彼女たち。】「The BARBA Tokyo」取締役・Naoko Watanobeさん

時を経てなお魅力を増す、ヴィンテージの世界観に魅力を感じるのは男性だけではない。20歳で銀座マツナガに入社、2013年にThe BARBA Tokyoの設立メンバーとして独立し、現在は取締役として会社経営をサポートしつつ、サロンでも現役で活躍する渡部尚子さんも、ヴィンテージを愛するひとり。幼いころからオシャレ好きだったが、40代を目前にして、ヴィンテージ好きのご主人の影響もあり視野も広がったという彼女を取材した。

さまざまな影響を受けても自分の好きなものは持ち続けたい。

サロンに立つときに着用する白衣はdaily diary shirt。そのほか仕事用の白衣はカラー違いでいくつか用意され、The BARBA Tokyoと他ブランドのコラボものも存在するという

The BARBA Tokyoの取締役であり、現在でも現役でサロンで活躍する渡部尚子さん。ファッションは、小学生の頃から自分で服を選ぶほど好きだったようで、いまも大前提としてオシャレを楽しむことは好き。これまでにさまざまなファッションを経験し、徐々に自分のスタイルが確立されつつある。

「30代に入ってから、自分のファッションに模索していた時期はありました。いまよりももっと派手な時期もありましたし、ただ年齢を重ねると同時に、だんだんと落ち着きますね。基本的にはリラックスできるカジュアルな服が好き。無理してオシャレをする必要性もそんなにないですし、シンプルが一番良いんですよね」

今年で40歳を迎えるという渡部さん。好きなカジュアルスタイルは継続しつつも小物でコーディネイトを彩るなど、よりシンプルに削ぎ落とされていくと自ら分析。

「ヴィンテージのクルマやバイクを趣味とする主人の影響もあって多少、ファッションにしても選ぶものにしても視野が広がり、自分なりのこだわりが増えましたが、カッコイイ物は、お金で買えても「私」という本質は、日々育てていく自分だけのヴィンテージなので、趣のある40代へ向けてまた色々な見聞を広げていきたいと思っています」

その日のアクセサリーを選ぶのが楽しみ。小物やアクセサリーでコーディネイトに変化をつけオシャレを楽しんでいる
ヴィンテージものも好きだが、いまハマっているネイティブアメリカンジュエリーのほとんどが、Morning Star Tradingのもの

シチュエーションに応じて選ぶのもファッションの醍醐味のひとつという、Naokoさんの愛用品。

カジュアルウエアの王道であるジーンズは特にブランドのこだわりはなくシルエットや色でチョイス。季節も考慮して、濃紺デニムよりは、やや薄めのカラーのほうがいまの気分。

ミリタリースタイルのシャツをベースに背面に刺繍が施されたシャツ。背中で語るバックプリントやバック刺繍なども好きなスタイル。

ポップなプリントのTシャツやスウェットはコーディネイトにひと華添えてくれる。古着ならではのグラフィックや色合いが良し。

おもにリラックススタイルのときに着用するオーバーオールは古着や新品に関係なく色、シルエット、デザインで決めるという。夏はノースリーブにオーバーオールが鉄板スタイル。

おもに仕事用として履いているDr.Martensのブーツ。耐久性、クッション性が高く履きやすいため、デザイン違いで愛用している。

ちょっとしたお出掛けの時に履くややキレイめのシューズ。ベージュのブーツはmllstaのもので、残りの2足はMaison Margiela。

お散歩やリラックスしたスタイルの時に白スニーカーとサンダル。コンバースはこの他にも色違いで複数足所有する定番アイテム。

(出典/「CLUTCH2023年8月号 Vol.92」)

この記事を書いた人
CLUTCH Magazine 編集部
この記事を書いた人

CLUTCH Magazine 編集部

世界基準のカルチャーマガジン

日本と世界の架け橋として、国外での販路ももつスタイルカルチャーマガジン。本当に価値のあるモノ、海外記事を世界中から集めた、世界基準の魅力的コンテンツをお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

70を超えるレザーブランドが集う! 「Leathers Day TOKYO 2026」が五反田TOCビルで9月26・27日開催!

  • 2026.08.30

雑誌『Lightning』と兄弟誌『2nd』『CLUTCH Magazine』の3誌による、レザー好きのための大規模イベント。4度目を迎える今年は、初の東京会場での開催が決定! 普段なかなか手に取って実物を見ることができないブランドや、このイベントでしか手に入らないアイテムが揃う特別な2日間。さらに...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

Pick Up おすすめ記事

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...