ヴィンテージの中でも群を抜いて希少なリーバイス558。「ボンクラ」ディレクター森島さんのお気に入りを紹介。

古着キュレーターとして知られ、2011年に自身のブランドBONCOURAを設立した森島久氏。ヴィンテージ全般への造詣が深く所有するコレクションは新旧限らず多岐にわたる。幅広いアンテナで、長年ヴィンテージを見てきた森島氏が選ぶお気に入りは、ヴィンテージジャケットの中でも希少なものだった。

間違い探し感覚でディテールを見比べ知識を蓄積。

昔からフリーマーケットや蚤の市が好きで、自身の琴線に触れたものは、つい買ってしまうという森島氏。古着を筆頭に数多くのコレクションを所有するが、とくにアメリカ物にこだわっているわけではなく、日本の旧い民芸品なども好きなのだとか。

古着キュレーターの肩書きも持つ彼にとって古着は10代の頃からの親しんできたカルチャー。可能な限りデッドストックか、コンディションの良いモノを購入し、使い込むことで楽しんできた。古着を買っては、ディテールを見比べ、間違い探しをするような感覚で徐々に知識を蓄えていく。そんな彼が大切にしているもの。

ヴィンテージ市場において、とりわけ希少とされているサードのロングモデル、558XX

「LEVI’Sの558です。見つけたらついつい買ってしまいサイズ違いで、20枚ほどコレクションしています。いわゆるサードモデルではあるのですが、なかでも希少なロングモデルは着丈のバランスなど自分にちょうどいい。より年代の旧いファーストやセカンドよりも明らかに数が少なく圧倒的に見つからない型番だと思います。

サイズは42から48まで。46以上はさらにほとんど見かけないですね。それでも558を見つけてしまったら買わずにはいられない。そんなアイテムです」

サイズや色、スタイリングで20枚ほどあるコレクションを着分け。

about 1960s LEVI’S LOT 558XX

「1番最初に手に入れたのは確か高校生の頃。アメ村の古着屋さんで買った覚えがあります。既にいわゆるサードモデルの557は持っていたんですが、袖丈や着丈がサードモデルに比べて、やや長いことに気が付き、自分の体系的に558のほうが好みでした。20枚ほど所有しているなかでも、サイズや色、その日のスタイリングで着分けています」

(出典/「CLUTCH2023年6月号 Vol.91」)

この記事を書いた人
CLUTCH Magazine 編集部
この記事を書いた人

CLUTCH Magazine 編集部

世界基準のカルチャーマガジン

日本と世界の架け橋として、国外での販路ももつスタイルカルチャーマガジン。本当に価値のあるモノ、海外記事を世界中から集めた、世界基準の魅力的コンテンツをお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

時間を重ねて、ヴィンテージになる。「RAGGY CLOTHING」の何年先も、格好いいと思える服

  • 2026.10.02

時代が変わっても、色褪せない格好よさがある。「ラギークロージング」が大切にするのは、流行に左右されない普遍的さ。アメリカンカジュアルの王道を、いまの時代に自然に着られる1着へと仕立てる。 旧きよき服を現代の日常に アメリカンカジュアルの王道を見つめながら、現代の日常に馴染む服を作る「ラギークロージン...

TRUE SWEATWEAR, MADE IN JAPAN. “未来のヴィンテージ”となる究極のスウェット。

  • 2026.09.29

スウェットやTシャツを中心に、高品質なプロダクトを創り続けるジャパンブランド「RIDING HIGH」。生地や糸より前の“綿”から開発するなど、徹底的なモノづくりの姿勢は国内外で高い評価を獲得している。そんな彼らが生み出すプロダクトは、すべてメイド・イン・ジャパンである。 [caption id="...

労働者やアウトドアマンに愛された実用服。「ウエアハウス」のフランネルシャツ

  • 2026.10.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 糸そのものから再現し旧式の織り機を用いて製作 フラン...

本格派でコスパも優れる「Amber Threads」のライトアウターで秋を始めよう!

  • 2026.10.05

古着店「DOSTYLE」を運営する「ドラマ」が手がける気鋭のアメカジブランド「Amber Threads」。“トレンドとヴィンテージを融合したアメカジスタイル”を掲げる同ブランドはバリエーション豊かなライトアウターを展開する。ヴィンテージをベースとした本格派でありながらコストパフォーマンスにも優れる...

Pick Up おすすめ記事

TRUE SWEATWEAR, MADE IN JAPAN. “未来のヴィンテージ”となる究極のスウェット。

  • 2026.09.29

スウェットやTシャツを中心に、高品質なプロダクトを創り続けるジャパンブランド「RIDING HIGH」。生地や糸より前の“綿”から開発するなど、徹底的なモノづくりの姿勢は国内外で高い評価を獲得している。そんな彼らが生み出すプロダクトは、すべてメイド・イン・ジャパンである。 [caption id="...

今季ワードローブに加えたいアイテムを厳選紹介! 「EIGHT-G」で秋支度。

  • 2026.10.04

秋の装いが楽しくなる季節。ミリタリーやワークといったアメリカ由来の実用服をベースに、素材やディテールへこだわりを詰め込んだエイトジーの新作から今季のワードローブに加えたいアイテムをピックアップ。 (右)ジャケット110,000円(TMJ2615)、シャツ23,100円(8LS-81)、ジーンズ24,...

「FIRST ARROW’s」秋の銀祭り。

  • 2026.10.10

ようやく暑さも和らいでオシャレが楽しめる秋の到来とともに、ファーストアローズから届いたこの秋にオススメのアイテムがコチラ。稲妻を模した「ライトニング」シリーズから定番品まで、お気に入りのアイテムとともに更なるスタイルアップを目指せ! Pendant メインとなるモチーフのチョイスはもちろん、単品なの...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR