ストリートカルチャーの発信源の一つとして日本のバーバーの新たな形を築き上げたバーバーショップ。
昨今の日本のバーバームーブメントの火付け役として、全国から注目を集めるMR.BROTHERS CUTCLUB。ヘアスタイルだけでなく、ファッションやライフスタイルも含め、若者を中心に絶大な支持を得る人気バーバーだ。
その中目黒店で番頭を務める原 敬志郎氏は、美容学校を卒業後、美容院で実地経験を積んでいる頃からクラシックスタイルを始めとするメンズカットに興味を持ちバーバーの道へ。
日本ではバーバー=理容師のイメージが強かったため当初は批判されることもあったそうだが、昔ながらのセオリーを覆し、クラシックスタイルをベースに美容の技術を活かしたスタイルを確立。さらにプライベートでHOT RODを乗り回す、旧きよきアメリカンカルチャーを彷彿とさせるライフスタイルにも注目されている。
様々なライフスタイルが交差する社交場をコンセプトに掲げるMR.BROTHERSは、今やストリートカルチャーの発信源の一つとして日本のバーバーの新たな形を築き上げた。
「MR.BR OTHERS CUTCLUB NAKAMEGURO」の内部を紹介!
インテリアはヨーロッパのヴィンテージが中心で、壁はアートワークや写真で飾られている。メインフロアには100年以上前にドイツの城で使われていたアンティークタイルを使用している。
カットスペースとシャンプースペースのパーテーションにはガラスにレーベンブロイのロゴがあしらわれる。約100年前にドイツのパブで使用されていたヴィンテージだとか。
コンクリートに直接塗装した白壁を埋め尽くすようにアートワークや写真をディスプレイ。バラバラのデザインのようだが、どれもスタッフたちのライフスタイルに纏わるもの。
原氏の専用スペース。旧い屋形船で使用された絨毯の留め具を枠に採用した鏡はTOMMY MADEでオーダー製作。
ハサミは水谷シザーズのプロダクツが中心。2020年2月にはMR.BROTHERSと水谷シザーズの共同開発によるメンズカット専用セニングELEMENTを発売した。
カウンターの後ろの棚にはアートピースやオブジェなどMR.BROTHERSの世界観を表すアイテムがランダムに並ぶ。
’50sのSputnikのランプ。中目黒店の什器はヨーロッパのアンティークがほとんどだが、部分的にアメリカ製のポップなデザインを取り入れている。
壁の写真はスタッフの写真が数多く使われている。ソファの写真はこの店舗を作っている最中に撮影した一枚。MR.BROTHERSの軌跡を記録するユニークなディスプレイだ。
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