玄関の奥に造られた、二輪車に囲まれたガレージ

めちゃめちゃ天気が良い絶好のツーリング日和だけど、あえて今日は走らずに愛車と共に過ごす。そんな日があってもいいじゃないか。ハーレーの楽しみ方は何も走るだけではない。気になるところをイジってみたり、日がな一日眺めたり。それだけでも十分楽しい。それがハーレー。そんなハーレーライフを送るのに最適なのがガレージだ。ただし、ガレージを100%満喫するのには、ハーレー乗りそれぞれのこだわりやアイデアが必要。そこで、自分だけのこだわりの空間を作り上げた、先輩たちのガレージにお邪魔した。今回紹介するのは玄関奥に作られたガレージが暮らしに溶け込んだ青山晃士さんの自宅だ。

自宅玄関を開けると常に愛車が見える日常

18歳のころからバイクに乗っている青山さん。以前に乗っていたという「ショベルヘッド」はカバーをかけて屋外保管だったそうで、家を建てる際には“安全な場所に愛車を保管できるスペースがほしい”と思っていたそうだ。今から10年ほど前に自宅を建てた際、玄関奥に四畳半ほどのスペースを確保し、2台のハーレーと旧い「シュウィン」の自転車をこの〝玄関内ガレージ〟に格納している。

ご自宅はスキップフロア構造になっており、玄関を入ってガレージ脇に設置される階段を上がるとリビングが広がっている。このリビングとの間に大きなガラス窓を設置し、リビングに居ながらにして愛車を眺めることができる他、ガレージと玄関の境も3枚のガラス戸にすることで、ガレージ内は閉塞感がなく常に明るい雰囲気。これによってお子さんたちもガレージで過ごすパパを視界に入れることができるというわけだ。

「何より玄関の中にあるので、防犯面でも安心だし、出かける際にも常に視界に入るので、このスタイルにして良かったと思いますね」

ガレージへの出し入れを考慮して玄関ドアは両開きで開口部が広いものを採用。ガレージ側もガラスの3枚引き戸なので、開口部が広く、そのまま押してバイクをガレージ内に入れることができる。玄関の外も含めて比較的フラットなので出し入れも簡単。

玄関を入ると正面にガレージがあり、その脇にリビングにアクセスする階段があるというレイアウト。リビングからはガレージとの間の窓を通じて玄関を見ることができる構造になっている。

ガレージ内にはリビングとの壁面を使ってヘルメットなどを収納している他、段差を使って大好きなサングラスを並べたり、サイクルキャリアを使って高い位置にピストバイクを収納するなど、限られた空間を上手に活用している。

リビング側はガラスの手前が2階に上がるための階段になっている。お子さんたちはここに座ることで、パパを視界に入れることができる仕組み。青山さんもガレージに居ながら常に家族の気配を感じることができるのだ。

玄関にはスケボー板を加工したベンチを設置。実はここが特等席となっている。

青山さんが特に好きな自転車はシュウィンのスクランブラーという車種で色違いで数台所有している。

1969 XLH|実は5年ほど前に入手していたものの、昨年ようやくナンバーを取得したというアイアン。もともとは赤だったが、知人のペインターにエイジングペイントを施してもらい、ゴールドでオリジナルペイントの雰囲気を再現。

1946 FL|今から9年前に入手したナックルは、リアフェンダーに当時のFORDのスペアタイヤカバーを流用するなど時代考証にもこだわった一台。製作は「ゼロエンジニアリング」で、各地のイベントにもこれで遠征している。

(出典/「CLUB HARLEY 2026年2月号」)

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ハーレー好きのためのマガジン

ブランドとしての知名度が高く、独自のアパレルにもファンが多いハーレーダビッドソンは、バイクにあまり馴染みのない『ごく普通の人』にも大変な人気を博しています。バイクの知識がない人はもちろん、今日ハーレーのことが気になり始めた人、そしていまハーレーが好きで好きで仕方ない人たちも満足のいく情報を詰め込んだ雑誌が『クラブハーレー』です。
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