モトガジェット製メーターをセットした、こだわりを感じさせるタンクダッシュは、各部にリベットを打ち込むなど、旧きよき時代の戦闘機のような雰囲気が漂う。
1段リブを設けた作りのタンクとリアフェンダー。Gasserタッチのペイントは「シェイキン スピードグラフィックス」によるもので、リブの段差を強調するようにグラデーションをつけた。苦心したというフェンダーのリバースカーブにも注目。
カーブを描く肉厚なタックロールが個性的なシートは「アトリエチェリー」が製作。1960年代をイメージした車両に違和感なくマッチするサイケなデザインはさすが。
アールデコをイメージした2本リブが特徴のオイルタンクも味わい深い。エンジン周辺のオイルラインも非常にこだわって製作したもので、細部まで隙のない仕上がり。
いにしえのスピードパーツの雰囲気を追求して鋳物で製作したこだわりのオイルフィルターマウント。フェイテックのオリジナル品でオンラインショップにて購入できる。
ショーに展示するため、「何か過激なことをやろう」と製作したマフラー。フレームやフェンダーステーの内側に取り回しているため恐ろしくスリムに仕上がっている。
(出典/「CLUB HARLEY 2025年6月号」)
text/T.Amemiya 雨宮武 photo/Y.Higuchi 樋口勇一郎 取材協力/フェイテック TEL03-5661-4180 https://www.fatechpower.com
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