暑いからって「半袖短パン」はやめたほうがいい。

まだ盛夏でもないのに、恐ろしく暑い今年の夏。正直ファッション業界人にとってもこの季節は大敵で、お洒落に装おうとすればするほど暑いし、涼しい格好をしようとすればするほどシンプルで物足りないコーディネイトになっていく。そして、どれだけ葛藤したところで、結局「半袖短パン」の誘惑に負けてしまう、というオチが大半だ。

別に「半袖短パン」自体がダメだと言いたいわけではない。そうではなくて、もし「半袖短パン」でいくと決めたのなら、「仕方なくそうしたのではなくて、ちゃんと選んで服を着ている」ように見せるにはどうしたらいいのか? この解決には、小物の存在が不可欠だ。

たとえば「靴をどうするか?」。これを読んでいるあなたの年齢や好みにもよるかもしれないが、大人のトラディショナルスタイルを求めている場合、ビーチサンダルはちょっとスポーティすぎる。スニーカーだと若々しく見える。はたまた紐付きの革靴だと、まず暑苦しいし、見た目の印象としても重たくなってしまう。

「夏らしい軽さがあって、ほどよく大人なトラッドスタイルに合う」という目線で考えた場合、レザーサンダルは実に使いやすいアイテムでおすすめだ。

「タイドアップしたいから、つま先の見えないサボタイプで」とか「ラフにボーダーTシャツを着たいから、リゾートっぽくワラチサンダルで」など、その日身につける服によって、レザーサンダルの種類を使い分けるのも楽しい。

お次はメガネだ。そもそもかける・かけないという選択肢があるが、かけるとするならどんなモデルがいいだろうか。最近では、マスクから解放されたことも影響してか、「主張の強い個性的なフレームが気分」という人が増加傾向にある。

例えば、フレームが極端に分厚かったり、ナードな雰囲気の出るツーブリッジデザインだったり。これは薄味になりがちな「半袖短パン」スタイルにも応用しやすい傾向だろう。

半袖なのに手元に何も身につけていないと、圧倒的な物足りなさを感じてしまう。そこで活躍するのが腕時計だ。

これに関しては、全体のコーディネイトにもよるが、シンプルでクラシックなデザインの時計さえ選んでいれば、そこまで大きくバランスを外すということはないだろう。セカンドとしては「クラシックな金時計」か「8090年代の顔つきをしたレトロウォッチ」の2軸をおすすめとして紹介している。

以上、かなり細かいことを言っているようだが、ちゃんと小物一つ一つを吟味して身につければ、自ずと全体のバランスはまとまっていくもの。存在感のある小物を使って、うまく「夏の物足りなさ」と格闘したいものだ。

714日発売のセカンド910月号「存在感のある夏小物」特集では、上述した「レザーサンダル」「メガネ」「腕時計」などを「三大小物」として取り上げる。ぜひこの一冊を片手に「半袖短パン」の涼しげなスタイルを思う存分楽しんでいただきたい。

購入はこちらから!

この記事を書いた人
パピー高野
この記事を書いた人

パピー高野

断然革靴派

長崎県出身、シティーボーイに憧れ上京。編集部に入ってから服好き精神に火がつき、たまの散財が生きがいに。いろんなスタイルに挑戦したい雑食タイプで、ヨーロッパからアメリカものまで幅広く好む。家の近所にある大盛カレーショップの名を、あだ名として拝借。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

ワークブーツでありながら軽量で快適。“道具としてのブーツ”を極めた「SURE BOOTS」の機能美

  • 2026.03.31

言わずもがなブーツは我々にとっての必需品だ。だからこそ、多様なブランドとプロダクツが存在することは既知のことと思う。しかし、“ワークブーツ”という道具に、ここまで実直に向き合った1足が今までにあっただろうか。その気取らない美しさを見よ。 どこまでも素朴で武骨 それでいて軽量で快適 日本有数の革靴産地...

開襟シャツに刺繍入りジャケット……老舗デニムブランドが提案する、春夏のアメカジスタイル。

  • 2026.04.01

老舗デニムブランドであるステュディオ・ダ・ルチザンが提案する、春夏のアメカジスタイル。定番ジーンズからHBTのワークセットアップ、開襟シャツや刺繍入りジャケットまで、軽やかな素材と遊び心あふれるディテールで、春夏の装いを彩る。 [5743]ボーリングシャツ 1950年代のヴィンテージ・ボーリングシャ...

革好き店主の本気、見せます! 「Fresno(フレズノ)」限定別注レザージャケットに注目だ

  • 2026.03.31

千葉・柏にお店を構える Fresnoは、アメカジ全般を網羅しながらも、革ジャン好きの心をくすぐる、特別なセレクトショップ。店主自らがこだわり抜いた“Fresno限定別注レザージャケット” は、このお店でしか手に入らない一着だ! 革ジャン好き、集まれ! アメカジの宝庫は柏にあり 千葉・柏に店を構えるセ...

福島・郡山にある日本最大級のアメカジショップ「JOB314」はスケールが桁違い!

  • 2026.03.30

日本にアメカジショップは数あれど、ここまで大きなショップは見たことがない。それほどまでに大規模なショップがこちらのJOB314。大きな建物の中には、アメカジファンが泣いて喜ぶブランドがほとんど取り揃えてあり、一日中いても見切れないほど。近県のみならず、全国からファンが集まるアメカジの総本山なのだ。興...

Pick Up おすすめ記事

開襟シャツに刺繍入りジャケット……老舗デニムブランドが提案する、春夏のアメカジスタイル。

  • 2026.04.01

老舗デニムブランドであるステュディオ・ダ・ルチザンが提案する、春夏のアメカジスタイル。定番ジーンズからHBTのワークセットアップ、開襟シャツや刺繍入りジャケットまで、軽やかな素材と遊び心あふれるディテールで、春夏の装いを彩る。 [5743]ボーリングシャツ 1950年代のヴィンテージ・ボーリングシャ...

【Tricker’s × 2nd別注】英国の伝統と歴史が宿る質実剛健なカントリーブーツをネイビーで

  • 2026.03.18

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 革靴の名門「トリッカーズ」とのコラボが実現。ストウ ネイビーカーフ 革靴の聖地として名高い英国・ノーサンプトンにて1...

「バンソン」のタフネスを、春夏へ。伝説の映画『EASY RIDER』とのコラボアイテムにも注目だ

  • 2026.04.02

バイカーブランドの代名詞、VANSON。今春は軽やかな布帛アイテムでイージーな装いを提案。そして伝説の映画『EASY RIDER』とのコラボレーションも登場。自由なスピリットを、そのまま服に落とし込んだラインナップを紹介する。週末のライドにも、街の散歩にも、着ることで体感できるフリーダムさを、VAN...

福島・郡山にある日本最大級のアメカジショップ「JOB314」はスケールが桁違い!

  • 2026.03.30

日本にアメカジショップは数あれど、ここまで大きなショップは見たことがない。それほどまでに大規模なショップがこちらのJOB314。大きな建物の中には、アメカジファンが泣いて喜ぶブランドがほとんど取り揃えてあり、一日中いても見切れないほど。近県のみならず、全国からファンが集まるアメカジの総本山なのだ。興...

横浜・裏元町に店を構える、元毛皮店がつくる、「H LEATHER」のデイリーウエア。

  • 2026.04.01

2024年に横浜・裏元町に店を構えた『Hレザー』。元毛皮店として長年培った革への知見を背景に、軽く柔らかなシープレザーのウエアを展開。ショップにはレザージャケットやシャツなどの製品が並び、日常で楽しむレザーの魅力を伝えている。 レザーをもっと日常に育てる楽しさを伝えたい [caption id=""...