書類、名刺、レシートなどすべてデータ化 リモートワークの必需品 ScanSnap iX2500

映像表示可能な『Meta Ray-Ban display』ザッカーバーグが発表

2025年9月18日(日本時間)に開催されたMeta Connect 2025で、マーク・ザッカーバーグが、ディスプレイ付きAIグラスとして『Meta Ray-Ban display』を発表。価格は799ドル。9月30日発売。

まずは、スタンダードなMeta Ray-Banと、Meta Oakleyのアップデート

発表会では、まず従来型のMeta Ray-Banが画期的デバイスとして普及していることをアピール。3Kビデオ撮影が可能で、バッテリーライフが2倍に伸びたニューモデルを発表した。

筆者は旧モデルを使っているが、日本ではAI機能が使えないこともあって、あまり長時間は継続使用しないせいか、バッテリーライフについて不満を感じたことはない。しかし、映像がかなり広角であることもあり、録画されるビデオ解像度については満足していなかったので、この新型はうらやましい。

フロリダで、Ray-Ban Meta買ってきた

フロリダで、Ray-Ban Meta買ってきた

2026年08月31日

 

続いてはMeta Oakleyの新型。アクションシーンで使えるMeta Oakley Vanguard。アクションカメラ的な使い方ができる。

防水で、スローモーションやタイムラプスも撮影可能。Red Bullとのコラボ動画に納得がいった。なるほど、そういうデバイスね。アクションカムのような使われ方をするらしい。ガーミンとの連携で、撮影した動画に速度などのデータを同期することもできるという。

Meta Ray-Banにカラーディスプレイ装備

そして、待望のMeta Ray-Ban Display。

Meta Ray-Banの機能に加えて、視界の横に透過型の表示が出る。メッセージを見たり(なんで、Facebook MessengerじゃなくてWhatsAppを見たんだろう?)、写真を見たり、音楽を聴いたりできる。

これが、どのぐらいの解像度、明るさで見られるのかは大変気になるところ。“High-Resolution Display”と言っていたが解像度は明言されず。視野角1度あたり42ピクセルということだが、それがどのぐらいの解像度なのかは分からない。

デモでは安定して空間に文字が表示されているように見えたが、経験からすると映像は頭の動きとともにブレるので、このデモほど安定して動作するのかは分からない。当然のことながら、操作にはMeta Ray-Banと同じくMeta AIが大事な役割を果たすのだが、日本ではMeta AIが動かないところがツライ……ということが想定される。

もうひとつ特徴的なのが、Meta Neural Band。

手首に巻いて使い、最先端の表面筋電図技術を使ってMeta Ray-Ban Displayの操作に使う。なんと、文字を入力したりもできるとのこと(仮想キーボードを叩いているのではなく、指で文字を書いてる風だった)。

なんと、ザッカーバーグは壇上でライブデモを実施。実際にMeta AIに話しかけて操作したり、メッセージを入力したりしてみせた。

しかし、Boz(MetaのCTOであるAndrew Bosworthのこと)からかかってきた電話に出るシーンでは、上手く着話ボタンを操作できず何度もやり直すハメに。

顔には笑顔を浮かべながら、相当焦っていたようで、思わずスティーブ・ジョブズがコダックのデジカメがライブデモで動かずにブン投げたシーンを思い出した。ザッカーバーグはMeta Ray-Ban Displayを投げなかった。大人である。

まぁ、何千人という人がいて、Wi-Fi電波も飛びまくっている場所では、デモにはトラブルが起こりがち。そうでなくても、これまで100回やって上手くいっていたものが、プレゼンの時だけ動かなかったりするということもあるがちだ。

ライブ翻訳もできそうなので、アメリカに行く機会があったら買ってきたいような気もするが、Meta AIが動かない日本では使えないかもしれないのが悩ましいところ。いずれにしても、世界はグラス型デバイスに向かって動いていきそうだ。Meta Ray-Ban Displayがどのぐらい画面を見られて、操作できるのかが非常に気になる。楽しみなデバイスがまたひとつ増えた。

(村上タクタ)

この記事を書いた人
村上タクタ
この記事を書いた人

村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

名作[ハリケーントップ]誕生から40周年! 「CHUMS」の「ハローウェア」が再登場

  • 2026.09.23

「チャムス」の名作[ハリケーントップ]の誕生から40年を迎える今年、「ハローウェア」が再登場する。そのコレクションを紹介する前に、まずはブランドが歩んできた歴史を紐解いていこう。これまでの歩みを知れば、「ハローウェア」をもっと楽しめるはずだ。 ハロー、懐かしくて新しいチャムス サングラスを川に落とさ...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

無垢の金属、輝く伝統。純金や純プラチナを使った「市松」の究極の逸品

  • 2026.09.25

純金や純プラチナなど、純度100%の軟らかい金属をアクセサリーにするためには非常に高い技術が必要だ。それを可能にするのが「市松」。約30年にわたって培った“叩く”技術が可能にする唯一無二のリングの輝きに迫る。 熟練の技なくしては完成しない究極の逸品 原材料高騰の影響もあって、希少性が高まっている純金...

Pick Up おすすめ記事

本格派でコスパも優れる「Amber Threads」のライトアウターで秋を始めよう!

  • 2026.10.05

古着店「DOSTYLE」を運営する「ドラマ」が手がける気鋭のアメカジブランド「Amber Threads」。“トレンドとヴィンテージを融合したアメカジスタイル”を掲げる同ブランドはバリエーション豊かなライトアウターを展開する。ヴィンテージをベースとした本格派でありながらコストパフォーマンスにも優れる...

全16色! 10年以上のロングセラーを誇る「HEATH」の名作ネルシャツが超人気なワケ

  • 2026.09.30

秋冬のアメカジ服の定番、ネルシャツ。横浜のセレクトショップHEATHが手がけるオリジナルブランドBLUE PORTのネルシャツが10年以上のロングセラーを誇るとのことで、その人気の秘密に迫る。 【理由①】優れたコストパフォーマンス ディテールやシルエットにもこだわった高いクオリティに対して、なんと税...

究極のクラシックを背負う。英国発バッグブランド「Billingham」のカメラバッグ『System-1』

  • 2026.09.24

英国生まれのバッグブランド「ビリンガム」。そして同ブランドを代表するモデル[システム-1]。"用の美"を極めたその実用性とルックスは昔も今も、服好きの心を捉えて離さない。 “機能美”を極めたクラシックバッグの筆頭 創業は1973年。写真を撮るのが大好きだったという創業者のために妻がカメラバッグを手作...

無垢の金属、輝く伝統。純金や純プラチナを使った「市松」の究極の逸品

  • 2026.09.25

純金や純プラチナなど、純度100%の軟らかい金属をアクセサリーにするためには非常に高い技術が必要だ。それを可能にするのが「市松」。約30年にわたって培った“叩く”技術が可能にする唯一無二のリングの輝きに迫る。 熟練の技なくしては完成しない究極の逸品 原材料高騰の影響もあって、希少性が高まっている純金...

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...