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Apple梅田が、ビジネスユーザー向けに特別内覧会。播州織の玉木新雌を紹介

  • 2025.07.26

Apple梅田オープン前に、ビジネスユーザーを集めて、兵庫県の西脇市で播州織のメーカー tamaki niimeを営む、玉木新雌さんが『スポットライト:玉木新雌に学ぶ、伝統産業に変革をもたらすテクノロジー』として講演した。Apple梅田オープン前の限られた時間に、行われたイベントの様子をお届けしよう。

tamaki niime
https://www.niime.jp/

伝統工芸である播州織を復活させたtamaki niime

この、ナチュラルな色合いの衣装をまとった女性が玉木新雌さん。播州織のメーカー『tamaki niime』を起業した人物である。聞き手はApple梅田のクリエイティブプロのNaoyaさん。

播州織は、兵庫県南部の北播磨地域で生産される綿織物。特徴は、糸を先に染めてから織る『先染め』という技法で、西陣織(絹織物)の技法が18世紀に伝わり、綿で織るようになったという。綿ならではの自然な風合いと、染めてから織ることで生まれる豊かな色彩が特徴。しかし、日本の伝統工芸の例に漏れず、伝承者が少なく、衰退の一途をたどっていた。

それを再発見し、20年前に起業し、tamaki niimeを立ち上げたのが玉木新雌さん。最初は情報発信のため、大阪で立ち上げ、今は本社を西脇市に移している。『衰退する伝統産業』だった播州織の、『カジュアルでカラフル』という側面を切り出し、リブランディングし、情報発信し、生産、流通の仕組みを構築するなどして、tamaki niimeブランドを盛り上げた。

「気になったら、やってみたくなるんです」ということで、ヒツジ、ヤギ、アルパカ、ポニー、ニワトリなどを飼ってみたり、有機綿の栽培や紡績にも挑戦中。人・自然・動物が調和する未来を目指してものづくりの新たな可能性を模索されているのだそうだ。

同社ウェブサイトの『philosophy』のページには『きもちいいはうつくしい』として
tamaki niime いきるための7ヵ条が記されている。

 1. きもちよくいきよう、明るくいきよう
 2. すぐやろう!やりながら考えよう
 3. 失敗の数だけ成長できる、実験を繰り返そう
 4. あたりまえを疑い、きもちいいモノをつくろう
 5. 身の回りのモノ・コト・ヒトをきもちよくしよう
 6. 地球も動物も植物も同じ生き物、ともにいきよう
 7. 未来を想い、今をいきよう

デザインにこだわる、トライ&エラーを恐れない、地球環境をトータルで考える……というような姿勢は、アップルの姿勢に通じるものがあるのではないだろうか?

玉木新雌さんはなぜアップル製品を使うのか?

Apple梅田には大きなスクリーンを備えた『フォーラム』は設けられないので、ご覧のようなLGのディスプレイを使ってToday at Appleが開催されるようだ。

この日は、Apple梅田オープン前の、ビジネスチーム向けのToday at Appleということで、我々一部メディアのほか、地元ビジネスユーザーの方が招待されていた。枚方市の教育委員会の方もいらっしゃっていたので、学校へのiPad導入などについても、この店舗が引き継ぐのかもしれない。

もちろん、玉木新雌さんもアップル製品ユーザーで、tamaki niimeも、アップルビジネスチームのサポートのもとアップル製品を使っている。

「ケーブルが白いのがいいですよね。染めた綿の色を正しく見るために、工場や事務所の壁や床は白く塗っているんです。そんな時にMacを見たらケーブルが白くて『これだ!』と思いました」と玉木さん。

以来、社内のデザインや、商品管理などに使われるコンピュータはすべてMacやiPad。社員が使う電話もiPhoneだ。

色彩表現が正確で、iPhoneで撮った写真を同じ色でMacで見られるというのも重要なポイントだ。何百色というテキスタイルのデリケートな色を管理するためには、アップル製品の色彩に対するこだわりが必要不可欠だった。

「100名ぐらいが同じ建物の中でわちゃわちゃ動き回っているので、生産管理だったり、何が売れたから、次はどういう色を入れていこうか? とかやっているチームもいるし、販売側だとレジもiPadを使ってます。それぞれが違う目的で違う使い方をしているんですけど、アップル製品は必要不可欠です。アップル製品で揃えているといいのは連携性。そういう意味では揃えたほうが楽ですよ。チームが会話しやすくなるって感じですよね」

そんなtamaki niimeのアップル製品の利用をしっかりとサポートしているのがアップルのビジネスチームだ。

「私たちも忙しいので、Macの新しい機能をいろいろ調べたりしている余裕がない。で、仕事で困ったことが発生した時に、『こういうことやりたいんだけど、なんとかならない?』って聞いたら、アップルのビジネスチームの人がちゃんと教えてくれる。ビジネスアカウントを作っていたら、そういうこともサポートしてもらえるので便利ですね」と玉木さん。

もちろん、購入時や、製品のアカウントの管理などについてもビジネスチームのサポートを受けられる。

仕事で、アップル製品を使う人は、ぜひビジネスチームに連絡をして欲しいとのこと。

(村上タクタ)

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