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iPhone 16を勧めておきながら、16 Proを買ったワケ

すでに1カ月以上前の話になるが、実は、今年のiPhoneは悩みに悩んだ。なにしろ、無印iPhone 16の出来がいい。そして、読者のみなさんにはiPhone 16をお勧めしていた。にもかかわらず、悩みに悩んでiPhone 16 Proを購入した。最終的に、Proにしたポイントはなんだったのか?

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2021年10月26日

Proを選んだ、たったひとつの理由

最近、新型iPhoneの発表前後は、超絶的に忙しくて、自分のiPhoneを買う時間がない。とりあえず、借りものの新型iPhoneで記事を書きながら、自分のiPhoneは旧型のままという状態がしばらく続く。表参道の行列も、本当は並びたいのだが、行列の記事を書くという仕事がある。

というわけで、ひと段落してから自分のiPhoneをポチって、移行するというのが最近のパターンだ。取材のために何度も行う移行作業だが、自分のiPhoneの移行は楽しいし、緊張感が伴う。不思議なものだ。

移行作業自体はとても簡単になっていて、SuicaもApple Watchの連携もままに移行してくれる。しかし、なぜかアイコンの並びがコピーされず、2度ほどやり直すハメに。記事を書いてるプロのはずなのに、なぜ(笑)

で、iPhoneなのだが、悩みに悩んで結局、iPhone 16ではなく、iPhone 16 Proにした。

筆者は5倍望遠に興味がない。むしろ、iPhone 15 Proのように3倍のままにしておいてくれれば良かったのにと思っている。日常では3倍の方が使い勝手がいい。「5倍の方が倍率が高いのだから、3倍でも使えるじゃん」と思う人も多いかもしれないが、筆者のようなヲタクは、レンズ性能を完全に発揮できないデジタルズームでは、極力撮影したくないのだ。

あとは、5倍望遠が必要な状況なら、デジタル一眼で撮る……という事情もある。別にiPhoneで、そんなに遠くのものを撮る必要はない。

処理速度はベンチマークをとって、A18とA18 Proにさほど大きな差がないことは自分で確認した。アクションボタンもカメラコントロールも同じ。ボディはアルミでもチタンでも見栄えの問題だけだから、あまり関係ない。むしろiPhone 16のカラフルなボディの方が良いと思う。スクロールがぬるぬる動くかどうかなんて、あまり気にならないタイプなので、ProMotionも絶対必要っていうワケではない。

データの移行は、iPhone同士の直接データ移行で行った。この手段が一番安心な気がする。しかし、3時間以上かかった……。

ならば、3万5000円の差なら、iPhone 16を買うべきじゃないかと。

実は、ずっとティール(緑色)のiPhone 16をカートに入れていた。しかし、どうしても最後の決済ボタンが押せなかった。

最終的に、気になったのはiPhone 16は、ProRAWで写真、ProResで動画を撮れないということだ。

普段、ProRAWやProResを使うかというと使っていない。だから最初はここが根拠ではなかった。

しかし、1年間使うことを思うと、なんらかの理由でデジタル一眼を持ってない時、デジタル一眼にトラブルがあった時に、大事な取材写真や動画をProRAWやProResで撮る必要があるのではないかということだ。実はたまにそういうことがある。逆光や、非常に厳しいハイコントラストのシチュエーションで、デジタル一眼よりiPhoneの方が頼りになることがある。そういう時に、ProRAWやProResで撮っておけば、なんとか画質を調整して乗り切れる。

ある意味、編集ライターとして、最後の秘密兵器としてiPhone 16ではなく、iPhone 16 Proを持っておくべきではないかと思ったのだ。

うーん。

というわけで、読者のみなさんにiPhone 16を勧めた気持ちにウソ偽りはない。しかし、ごめんなさい、自分はiPhone 16 Proを買ってしまった……というお話でした。

逆に言うと、iPhone 16と16 Proの決定的な差は、ProRAWとProResを撮れるかどうか? というところなのかもしれませんね。

iPhone 15 Proから、iPhone 16 Proへの移行完了。もう1カ月ぐらい使ってるが、iPhone 16 Proは熱くならないのがすごいと思う。

(村上タクタ)

この記事を書いた人
村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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