書類、名刺、レシートなどすべてデータ化 リモートワークの必需品 ScanSnap iX2500

Simplismの『MagSafe普及計画』が素晴らし過ぎる【[MagRing]MagSafe磁気増強メタルリング】

iPhone 12、13、14シリーズには『MagSafe』というとても便利な仕組みがあるのに、観測範囲ではあまり使われていない。筆者はこのMagSafeがとても気に入っていて、自宅デスクでの充電の他、カーナビとして使う時も、バンカーリングを取り付ける時にもすべて、MagSafeを活用している。

海外の傾向は知らないが、日本でMagSafeが普及しにくい理由は明白で、日本には個性豊かなiPhoneケース文化が行き渡っており、MagSafe対応でないケースを使っていると、MagSafeで充電する時に、いちいち外さなければならないからだ。

これさえあれば、MagSafe対応に

しかし、その問題(の大半)解決した。

解決してくれたのは、このSimplismの[MagRing]MagSafe磁気増強メタルリングだ。長い名前だが、『MagRing』と呼べばいいのだろうか? お値段たったの980円(税込)。これだけで、ほとんどのiPhoneケースがMagSafe対応になるのだ。

[MagRing ]MagSafe磁気増強メタルリング
https://trinity.jp/product/TR-MS-MR-SV/

パッケージ内容はこんな感じ。

メタルリングの本体と、ゲージ、そしてワイプクロスが入っている。このワイプクロスとゲージが実に芸が細かいのだ。感動した。

ちょっと他社製品で恐縮なのだが、ウチにあるトリニティ製品は全部MagSafe対応だったので、とあるメーカーさんのケースで試してみた(双方にごめんなさい)。

いたれり尽くせりの、親切なMagRingキット

まず、アルコールが含まれたワイプクロス1で取り付け部分を拭く。次に乾燥したワイプクロス2でこのアルコール成分を拭き取る。

続いてゲージを貼る。このゲージの左右と、上下の目盛りを同じにすると、センターに貼ることができる仕組みになっている。

正しい位置に貼らないと、iPhone側のMagSafeの位置と一致しないし、位置がズレているとMagSafeの充電効率が落ちてしまうから、位置を合わせるのは大事なことなのだ。

裏がステッカーになっているので、位置が決まったら、裏紙の一部を外して位置を固定する。本当によくできた仕組みだ。この親切さが、トリニティ製品の素晴らしいところだと思う。

ゲージに合わせてMagRingを貼る。これでピッタリOK。

もちろん、あまり厚かったり、不定形だったりするとダメだが、多くのケースはこのMagRingを使うことでMagSafe対応にすることができる。このカーボンケースは薄いので、MagSafe充電も使うことができたが、磁力が弱まるので、位置がズレてしまうことがあった。

このMagRingを使うと、位置がピッタリと決まるので、充電効率が落ちない。

また、バンカーリングの類も、強く付くので外れて落下させてしまうリスクが減る。

ちなみに、最近のSimplismのMagSafe対応製品にはこのMagRingが付属しているようだ。本当にいたれり尽くせりだ。

みなさんも、ぜひMagRingを使って、お気に入りのiPhoneケースをMagSafe対応にしていただきたい。

(村上タクタ)

 

この記事を書いた人
村上タクタ
この記事を書いた人

村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

雑誌2ndがプロデュース! エディー・バウアー日本旗艦店1周年を祝うアニバーサリーイベント開催決定!

  • 2025.11.21

エディー・バウアー日本旗艦店の1周年を祝うアニバーサリーイベントを本誌がプロデュース。新作「ラブラドールコレクション」や本誌とのコラボなど、ブランドの情熱が詰まった特別な9日間を見逃すな! 来場者には限定のブランドブックを配布! 今回のイベントに合わせ、「エディー・バウアー」をもっと知ってもらうため...

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

Pick Up おすすめ記事

【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

  • 2025.11.14

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...

着用者にさりげなく“スタイル”をもたらす、“機能美”が凝縮された「アイヴァン 7285」のメガネ

  • 2025.11.21

技巧的かつ理にかなった意匠には、自然とデザインとしての美しさが宿る。「アイヴァン 7285」のアイウエアは、そんな“機能美”が小さな1本に凝縮されており着用者にさりげなくも揺るぎのないスタイルをもたらす。 “着るメガネ”の真骨頂はアイヴァン 7285の機能に宿る シンプリシティのなかに宿るディテール...

グラブレザーと、街を歩く。グラブメーカーが作るバッグブランドに注目だ

  • 2025.11.14

野球グローブのOEMメーカーでもあるバッグブランドTRION(トライオン)。グローブづくりで培った革の知見と技術を核に、バッグ業界の常識にとらわれないものづくりを貫く。定番の「PANEL」シリーズは、プロ用グラブの製造過程で生じる、耐久性と柔軟性を兼ね備えたグラブレザーの余り革をアップサイクルし、パ...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

  • 2025.11.15

冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...