海外の傾向は知らないが、日本でMagSafeが普及しにくい理由は明白で、日本には個性豊かなiPhoneケース文化が行き渡っており、MagSafe対応でないケースを使っていると、MagSafeで充電する時に、いちいち外さなければならないからだ。
これさえあれば、MagSafe対応に
しかし、その問題(の大半)は解決した。
解決してくれたのは、このSimplismの[MagRing]MagSafe磁気増強メタルリングだ。長い名前だが、『MagRing』と呼べばいいのだろうか? お値段たったの980円(税込)。これだけで、ほとんどのiPhoneケースがMagSafe対応になるのだ。
[MagRing ]MagSafe磁気増強メタルリング
https://trinity.jp/product/TR-MS-MR-SV/
パッケージ内容はこんな感じ。
メタルリングの本体と、ゲージ、そしてワイプクロスが入っている。このワイプクロスとゲージが実に芸が細かいのだ。感動した。
ちょっと他社製品で恐縮なのだが、ウチにあるトリニティ製品は全部MagSafe対応だったので、とあるメーカーさんのケースで試してみた(双方にごめんなさい)。
いたれり尽くせりの、親切なMagRingキット
まず、アルコールが含まれたワイプクロス1で取り付け部分を拭く。次に乾燥したワイプクロス2でこのアルコール成分を拭き取る。
続いてゲージを貼る。このゲージの左右と、上下の目盛りを同じにすると、センターに貼ることができる仕組みになっている。
正しい位置に貼らないと、iPhone側のMagSafeの位置と一致しないし、位置がズレているとMagSafeの充電効率が落ちてしまうから、位置を合わせるのは大事なことなのだ。
裏がステッカーになっているので、位置が決まったら、裏紙の一部を外して位置を固定する。本当によくできた仕組みだ。この親切さが、トリニティ製品の素晴らしいところだと思う。
ゲージに合わせてMagRingを貼る。これでピッタリOK。
もちろん、あまり厚かったり、不定形だったりするとダメだが、多くのケースはこのMagRingを使うことでMagSafe対応にすることができる。このカーボンケースは薄いので、MagSafe充電も使うことができたが、磁力が弱まるので、位置がズレてしまうことがあった。
このMagRingを使うと、位置がピッタリと決まるので、充電効率が落ちない。
また、バンカーリングの類も、強く付くので外れて落下させてしまうリスクが減る。
ちなみに、最近のSimplismのMagSafe対応製品にはこのMagRingが付属しているようだ。本当にいたれり尽くせりだ。
みなさんも、ぜひMagRingを使って、お気に入りのiPhoneケースをMagSafe対応にしていただきたい。
(村上タクタ)
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