書類、名刺、レシートなどすべてデータ化 リモートワークの必需品 ScanSnap iX2500

ViXion2登場! 視野2.4倍に拡大でより使いやすくなった

ViXionが大幅アップデート。ViXion01→01Sに続いて登場したViXion2では、懸案だった視野が拡大。レンズ径6→9mmとなり、かなり使いやすくなった。価格は11万円。4月17日発売。3月17日から予約が開始される。

最大の課題だった、視野が2.4倍に

近眼/老眼が気になる工作好きに福音。ViXion01、クラファン開始

近眼/老眼が気になる工作好きに福音。ViXion01、クラファン開始

2025年10月27日

完成度が増してさらにお勧め『ViXion01S』クラファン開始!

完成度が増してさらにお勧め『ViXion01S』クラファン開始!

2025年10月27日

初登場時から書いている通り、ViXionの欠点は視野が狭いことだった。

プラモデルのように細かい細工をするとか、狭い範囲を見るだけの作業ならいいが、レンズ径の6mmのViXion01、ViXion01Sは用途がかなり限定された。しかも筆者のようにそんなに目が悪くないと、なかなかメリットを実感する機会がなかった。

とはいえ、オートフォーカスというのはかなり画期的で、だんだん近眼、老眼が進む身としては気になるアイテムだった。モデルチェンジして視野が広くなれば将来的にはお世話になるかもしれないと思った。

そして、ニューモデルであるViXion02ではだいぶ視野が広がったのだ。

技術的限界までレンズ径を拡大

ViXion2の最大の進化は、レンズサイズである。これまでのViXionシリーズはレンズ径が約6mmだった。今回のViXion2ではこれが約9mmに拡大された。数字だけ見ると小さな変化に見えるが、レンズは面積で効いてくる。結果として視野面積は約2.4倍に広がった。

実際に装着すると、この差はかなり体感できる。用途も増えるし、ストレスも低減されるというものだ。・

本を見ている時の視野角の違いのイメージはこんな感じ。テキストだけの書物なら旧モデルでも読めなくはなかったが、雑誌などを見るなら新モデルの方が各段に読みやすい。

この製品の核心は、レンズの仕組みにある。ViXionは「エレクトロウェッティング」という技術を使った液体レンズを採用している。
レンズ内部の液体に電圧をかけると油の形状が変化し、レンズの曲率が変わる。つまり、電気的に度数が変わるレンズだ。これによりカメラのオートフォーカスのように、遠距離から近距離までピントが合う。

ただしこの仕組みは、レンズを大きくするのが難しい。液体レンズは直径が大きくなると、重力の影響で液体が垂れ下がり、安定した光学性能を保つのが難しくなるからだ。今回ViXion2では、内部の2種類の液体の密度と粘度を調整することでレンズ径9mmを実現したという。

とはいえ、この方式では9mmがほぼ限界らしい。つまりViXion2は、現行技術の一つの到達点とも言える。

筆者の視力だとメリットを体感しきれない部分もあるが、興味ある方は、ぜひ試してみていただきたい。

(村上タクタ)

この記事を書いた人
村上タクタ
この記事を書いた人

村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

大人の夏はゆるくてこなれ感があるコーデが気分。“アジ”のあるピグメントTとデニムさえあればいい

  • 2026.04.17

ハナから古着みたいに着られる、アジのある服が大好きだ。「ジムマスター」が今季推すピグメントTとデニムも、加工感が素敵。いい“アジ”を知り尽くすふたりも、どうやら気に入ったご様子です。 「MIA MIA Kuramae」ヴォーンさんは、ピグメントTにオールインワンを着崩して合わす! 色ムラによる古着ラ...

開襟シャツに刺繍入りジャケット……老舗デニムブランドが提案する、春夏のアメカジスタイル。

  • 2026.04.01

老舗デニムブランドであるステュディオ・ダ・ルチザンが提案する、春夏のアメカジスタイル。定番ジーンズからHBTのワークセットアップ、開襟シャツや刺繍入りジャケットまで、軽やかな素材と遊び心あふれるディテールで、春夏の装いを彩る。 [5743]ボーリングシャツ 1950年代のヴィンテージ・ボーリングシャ...

「バンソン」のタフネスを、春夏へ。伝説の映画『EASY RIDER』とのコラボアイテムにも注目だ

  • 2026.04.02

バイカーブランドの代名詞、VANSON。今春は軽やかな布帛アイテムでイージーな装いを提案。そして伝説の映画『EASY RIDER』とのコラボレーションも登場。自由なスピリットを、そのまま服に落とし込んだラインナップを紹介する。週末のライドにも、街の散歩にも、着ることで体感できるフリーダムさを、VAN...

夏を装いが物足りない時のひと工夫。涼しげな素材と優しい配色で気軽に“レイヤード”を楽しむ

  • 2026.04.16

シャツとジーパン。それだけで成立することは分かっていながら、やっぱりちょっと物足りない、と感じたときに思い出してほしいキーワード。それは、レイヤードだ。ぜひ夏の装いのひと工夫に加えてもらいたい。 涼しげな素材×優しい配色のレイヤード 夏に着るトップスはシャツとインナーだけになりがち。だが、シャツの下...

これが“未来のヴィンテージ”。綿、糸、編み機……すべてに徹底的にこだわる唯一無二のカットソー

  • 2026.04.27

綿、糸、編み機……。素材から製法まで徹底的にこだわり、唯一無二のカットソーを創り続けるライディングハイ。「FUTURE VINTAGE(未来のヴィンテージ)」を目指す彼らのフィロソフィは如何にして形成されているのか。プロダクトの根幹をなす代表・薄 新大さんの“アイデアの源”に迫る。 More tha...

Pick Up おすすめ記事

これが“未来のヴィンテージ”。綿、糸、編み機……すべてに徹底的にこだわる唯一無二のカットソー

  • 2026.04.27

綿、糸、編み機……。素材から製法まで徹底的にこだわり、唯一無二のカットソーを創り続けるライディングハイ。「FUTURE VINTAGE(未来のヴィンテージ)」を目指す彼らのフィロソフィは如何にして形成されているのか。プロダクトの根幹をなす代表・薄 新大さんの“アイデアの源”に迫る。 More tha...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

開襟シャツに刺繍入りジャケット……老舗デニムブランドが提案する、春夏のアメカジスタイル。

  • 2026.04.01

老舗デニムブランドであるステュディオ・ダ・ルチザンが提案する、春夏のアメカジスタイル。定番ジーンズからHBTのワークセットアップ、開襟シャツや刺繍入りジャケットまで、軽やかな素材と遊び心あふれるディテールで、春夏の装いを彩る。 [5743]ボーリングシャツ 1950年代のヴィンテージ・ボーリングシャ...

「バンソン」のタフネスを、春夏へ。伝説の映画『EASY RIDER』とのコラボアイテムにも注目だ

  • 2026.04.02

バイカーブランドの代名詞、VANSON。今春は軽やかな布帛アイテムでイージーな装いを提案。そして伝説の映画『EASY RIDER』とのコラボレーションも登場。自由なスピリットを、そのまま服に落とし込んだラインナップを紹介する。週末のライドにも、街の散歩にも、着ることで体感できるフリーダムさを、VAN...

大人の夏はゆるくてこなれ感があるコーデが気分。“アジ”のあるピグメントTとデニムさえあればいい

  • 2026.04.17

ハナから古着みたいに着られる、アジのある服が大好きだ。「ジムマスター」が今季推すピグメントTとデニムも、加工感が素敵。いい“アジ”を知り尽くすふたりも、どうやら気に入ったご様子です。 「MIA MIA Kuramae」ヴォーンさんは、ピグメントTにオールインワンを着崩して合わす! 色ムラによる古着ラ...