革ジャン好きにはたまらない鹿革のM-65パーカ

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「最近、「旅に出たい熱」が高まっているので、この正月休みを利用して、大学時代に読んだ沢木耕太郎の『深夜特急』を再読予定。9日間で全6巻を読み終わるかな?」と語る革ジャンの伝道師・モヒカン小川がお届け!

C WORKSのLtail

劇場版最新作『踊る大捜査線N.E.W.』が、2026年秋に公開されるらしい。織田裕二演じる青島俊作のトレードマークといえば、言わずと知れたM-51パーカ。1997年1月にテレビドラマで『踊る〜』が放映されてから随分と流行って、スーツの上からM-51を羽織る人が増えたのだとか。俺ももちろん持っていた。

で、M-51の流行を受けてかどうかは知らないけど、その後に爆発的に流行ったのがM-65パーカ。M-51やM-47と違ってフードのないすっきりとしたデザインが、あらゆるコーデに合わせやすかったに違いない(M-65パーカも後付けフードはあるけどね)。

俺も、実はM-51よりもM-65パーカの方が好き。というのも、俺は革ジャンの上から羽織ることが多いので、とにかくフードが邪魔なのだ。特にボア付きの革ジャンを着た時は、フードを切って捨てたくなるくらい。真冬の革ジャンコーデに重宝するので、M-65パーカはオリジナルやレプリカなど各種持っているが、今回、新たなるM-65ファミリーが加わった。

それがCワークスの「ルテール」。これ、鹿革で作られたM-65パーカなのよね。今年(2025年)の稲フェスの前日にゲットしたもの。だって早朝のお台場って寒いんだもん。革ジャンの上にこれを羽織ったおかげで、寒さは完全に凌げた。場所がお台場だけあって、俺の頭の中ではずっと『LOVE SOMEBODY』が流れてたぜ。

ミリタリーの大定番であるM-65フィッシュテールパーカを鹿革で再構築した「ルテール」。大判のディアスキンの丸革を贅沢に使用しており、フロントなどは継ぎの無い1枚革仕様となっている。鹿革でありながら、オリジナルのディテールを忠実に再現している点も見逃せない。このルテールは421,960円だが、他にレザー製のライニング(269,940円)と、レザー製のフード(218,900円)をラインナップ。(ファインクリーク http://www.finecreek.jp)

サイドポケットの二重構造や、ゴムとボタンが使われている袖口など、オリジナルを忠実に再現している。ミリタリーファンも納得の完成度だ。

本来傷の多い鹿革だが、そんな傷も「アジ」として採用している。こんな革本来の表情が、レザーラバーの心を刺激する。まさに「唯一無二」。

Cワークスとは、ファインクリークレザーズの代表である山﨑さんが立ち上げたワークラインのブランド。遊び心溢れるラインナップが魅力だ。

(出典/Lightning 2026年2月号 Vol.382」)

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モヒカン小川
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モヒカン小川

革ジャンの伝道師

幼少期の革ジャンとの出会いをきっかけにアメカジファッションにハマる。特にレザー、ミリタリーの知識は編集部随一を誇り、革ジャンについては業界でも知られた存在である。トレードマークのモヒカンは、やめ時を見失っているらしい。
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