ワークブーツなのにドレスブーツのような気品のある佇まい。「BILTBUCK」の “The Pioneer”

無骨でワイルドな佇まいが一般的なエンジニアブーツのイメージだが、ビルトバックは一味違う。ここに並ぶ3モデルはそれぞれコンセプトに合わせた独自のラスト、レザーを使用して作り上げられる。ワークブーツとしての機能を犠牲にすることなく、ドレスシューズのような気品を磨き上げた佇まいこそが、ビルトバックのエンジニアの最大のアイデンティティである。シャープなフォルムと艶やかなブラックレザーで仕立てられたブーツは履き込むほどに、力強く、そして気高い色気が溢れ出る。機能と造形を両立するエンジニアブーツの美の究極がここにある。

気高さと機能を併せ持つ“エンジニアの美”の追求

Lot.603 Engineer Boots“The Pioneer”

モーターサイクルブーツ黎明期をイメージソースとした「ザ・パイオニア」。ミリタリーブーツやドレスブーツの意匠を取り入れたインナーカウンターが最大の特徴で、トゥはレザーをスライスしその間に芯材を入れる手の込んだ仕様。クラシカルな雰囲気とドレスシューズのシャープさが共存するフォルムが、このブーツの気品の根源である。ドレッシーなエンジニア”という視点では、他の追随を許さない圧倒的な個性を確立した1足。奇を衒うことなくエンジニアの美を追求した「ザ・パイオニア」に今、改めて注目したい。162,800円

Lot.444 Engineer Boots Horsebutt-Black

ビルトバックのエンジニアの地位を築き上げた代表作。ホースバットを使用、専用に開発されたA010スペシャルティラストを採用し、小ぶりで立体的な踵形状や硬いヒールカウンターの設計、極限の吊り込みによる土踏まずの“内甲ライン”を実現し、機能美に基づく極上のフィッティングを体感することができる。’40~50sのエンジニアをモチーフとした美しいシルエットと機能性で、今も世界中のファンを魅了し続けている。118,800円

Lot.269 Engineer Boots Steerhide

スタイリッシュなA008フリーマンラストを使用した、スキニーで美しいフォルムを特徴とするLot.269。特殊な加工により仕上げられた、ガラスフィニッシュとは思えぬ馴染みの良いクロム鞣しのワックスステアハイド。しっとりとした透明感の高い質感を保ちながら、力強い皺を刻み込む無二のエイジングを楽しめる。96,800円

【問い合わせ】
アトラクションズ
Tel.03-3408-0036
https://attractions.co.jp

(出典/「Lightning 2026年1月号 Vol.381」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

朗報!「ウエアハウス」最高峰レーベルの最高傑作DDシリーズ「1001XX」が待望の再入荷。これは見逃すな!

  • 2026.08.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 「1001XX 1947」が近日入荷。夏の装いに欠か...

「ATSU LEATHER WORKS」が世に放つ、唯一無二の革パンエイジングモデル。

  • 2026.07.22

ライダースジャケットの世界で独自のエイジング表現を追求してきたアツレザーワークス。その哲学を受け継ぐ初のレザーパンツ“Lily”が誕生。いちから着用者のライフスタイルを刻み込むプレーンモデルと、長年穿き込まれた表情を職人技で再現したエイジングモデルをラインナップ。革をより幅広い季節、幅広いスタイルで...

上海発・気鋭のアメカジブランド「REAL SIMONS」を知っているか?

  • 2026.08.30

近年アメカジが流行し、大きな発展を遂げている中国。同国で1984年に創業したレザーウエア工場の生産背景を元に2017年に始動したのが「リアル シモンズ」だ。ヴィンテージピースを現代的に再構築した高品質なプロダクトを手がける気鋭のブランドである。 元々は皆さんと同じ『Lightning』の読者だったん...

70を超えるレザーブランドが集う! 「Leathers Day TOKYO 2026」が五反田TOCビルで9月26・27日開催!

  • 2026.08.30

雑誌『Lightning』と兄弟誌『2nd』『CLUTCH Magazine』の3誌による、レザー好きのための大規模イベント。4度目を迎える今年は、初の東京会場での開催が決定! 普段なかなか手に取って実物を見ることができないブランドや、このイベントでしか手に入らないアイテムが揃う特別な2日間。さらに...

Pick Up おすすめ記事

70を超えるレザーブランドが集う! 「Leathers Day TOKYO 2026」が五反田TOCビルで9月26・27日開催!

  • 2026.08.30

雑誌『Lightning』と兄弟誌『2nd』『CLUTCH Magazine』の3誌による、レザー好きのための大規模イベント。4度目を迎える今年は、初の東京会場での開催が決定! 普段なかなか手に取って実物を見ることができないブランドや、このイベントでしか手に入らないアイテムが揃う特別な2日間。さらに...

記念すべき第1弾の革をモヒカン小川がプロデュース! AJLP活動報告。

  • 2026.09.01

ALL JAPAN LEATHER PRODUCT。略して「AJLP」なるビッグプロジェクトの活動報告。国産の原皮=地生(じなま)にこだわり、鞣しから縫製まですべてを日本で行う“オールジャパン”に価値を見出し、そのクオリティや魅力を伝えるべく動き出した革のプロたちのリアルドキュメンタリーである。同プ...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

朗報!「ウエアハウス」最高峰レーベルの最高傑作DDシリーズ「1001XX」が待望の再入荷。これは見逃すな!

  • 2026.08.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 「1001XX 1947」が近日入荷。夏の装いに欠か...

上海発・気鋭のアメカジブランド「REAL SIMONS」を知っているか?

  • 2026.08.30

近年アメカジが流行し、大きな発展を遂げている中国。同国で1984年に創業したレザーウエア工場の生産背景を元に2017年に始動したのが「リアル シモンズ」だ。ヴィンテージピースを現代的に再構築した高品質なプロダクトを手がける気鋭のブランドである。 元々は皆さんと同じ『Lightning』の読者だったん...