ジムマスターのデニムフードジャケット
前回も兄弟誌の『セカンド』ではお馴染みのブランドとしてゴールデンベアを紹介しましたが、今月も同様にコスパ抜群のブランドを紹介させてください!
今回紹介するジムマスターというブランドは、映画衣装にも使われたり、チェーン展開するような大規模な雑貨店などにも置いてあったりするような、幅広い層に開かれたブランド。ファニーなプリントが施されたカットソーやスウェットが売れ筋モデルだったりするので、ポップなブランドという印象を持つ方も多いと思います。
しかし実は、1916年にカナダで創業したスウェット専業のファクトリーブランドとしてスタートしており、100年以上の歴史を誇るんです。
そんなルーツもありながら、現在は持ち前のポップなデザイン力が組み合わさって見ているだけで気分がアガるようなアイテムが多くラインナップされています。シーズンごとに気になるアメカジアイテムも多数。
このデニムフードジャケットは、いわゆるハードなアメカジデニムとは一線を画す一着。ポケットの形状や配置に遊び心が効いたデザインが魅力だ。普段と違うスタイリングを楽しみたい人に最適で、価格も非常に良心的です。

コットン100%デニムの表地に中綿を仕込んだ、秋冬仕様のデニムフードジャケット。ヴィンテージスウェットを彷彿とさせるボクシンググローブ型ポケットやリブ素材のポケット、裏地のクラシックなチェック柄がアクセントとなる。ワンウォッシュ仕様も展開。価格は1万4080円(グランド・ワンTEL03-3358-1652)

大西洋沿いの自然豊かなカナダ・ノバスコシア州で1916年に創業。スウェット専業のファクトリーブランドとしてスタートした。

左胸に配したリブ素材のポケットやボクシンググローブ型のポケットがアクセントとして効く、遊び心に溢れた無二のデザイン。

ヴィンテージではお馴染みの、イエローとオレンジのステッチが併用されるレインボーステッチ。隠れた細かなこだわりだ。

174㎝、55㎏の高野がSサイズを着用。袖はやや短いもののシルエットはゆったりめ。裏地のアクセントが◎。
(出典/「Lightning 2025年11月号 Vol.379」)
Photo/Y.Amino 網野貴香
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