これでアナタも目利き! 次に来る“ネクスト古着”アメリカの皮肉たっぷりな新聞一コマ漫画Tシャツを紹介!

古着ブームは留まることを知らず、ヴィンテージは枯渇、値段高騰も甚だしい。そんな世間でスポットライトを浴び始めたのが、これからヴィンテージになりうる1970年代以降の「ネクストヴィンテージ」。ここでは、そんな古着たちを深掘りする。第11回目は、 アメリカの皮肉たっぷりな新聞一コマ漫画Tシャツをご紹介。ロックや映画Tといった人気カテゴリーは価格が高騰し、以前のように気軽に楽しめる存在ではなくなった。そんな状況のなかで、次にどんなTシャツを選ぶべきか悩む人に提案したいのが、掘れば掘るほどに面白いプリントTシャツ。古着店オーナーが最近注目しているアイテムから、まだ注目されていない隠れた一枚までを3週に渡り紹介する。前回はアートTを取り上げたが、第2週目は新聞の風刺漫画を大胆にプリントしたユニークなTシャツ達を取り上げる。

THE FAR SIDE

アメリカで1980年から1995年まで新聞に毎日掲載された1コマ風刺漫画。「ゲイリー・ラーソン」による科学への関心から発想されたといわれるマニアックでひねりの効いたギャグやユーモアが盛り込まれるアートワーク。90年代にそんな1コマが新聞から飛び出しTシャツとなった最近古着好きに刺さり始めているシリーズ。

プリント以外にも特徴のある「THE FAR SIDE」Tシャツ。キャラクターの顔が入るプリントネームがつくことが多いが、ディストリビューターである「LOGOTEL」のネームも存在する。裾に入る小さな単色プリント胸に入る1コマに関連した絵柄で、胸のデザインごとにデザインが異なる。6980円(ロンガブTEL03-5377-0558)

恐竜の絶滅は小惑星の衝突ではなく、タバコの蔓延というユニークな1コマが描かれる。喫煙による健康リスクに対する懸念を唱える社会状況を投影しているのだろう。8250円(ドラセナ吉祥寺本店TEL0422-26-9366)

会社から見捨てられた自分を眺めるシュールな1コマ。これは「THE FAR SIDE」では無いが、左下の小さな単色プリントが似ている。何か関連があるのか、真似たのか?8690円(ピグスティ原宿店TEL03-6438-9969)

DILBERT

1989年から新聞掲載されたコマ割り漫画。作者「スコット・アダムス」によるディルバートというエンジニアを主人公にした企業が舞台の職場文化を風刺した作品。Tシャツでは1コマと文字で表現されている。気の抜けたタッチと明るい色使いを裏腹に鋭いところを突いてくる目線と考え方が光る。デザインだけで選びがちなTシャツだがコチラは漫画の内容も込みで選ぶと良いだろう。

絵柄と襟下ネームにもドメイン表記。7700円(ダメージドーンTEL042-725-9946)

ディルバートが飼う犬のドッグバート。8800円(ダメージドーン)

PCの前で助けを求めない人が愛情深い人と鼻歌するディルバート。9790円(ピッツTEL03-6447-4324)

この記事を書いた人
原田学
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原田学

断然古着主義

1972年京都府生まれ。『2nd』『Lightning』『CLUTCH』 を支えるスタイリスト。『2nd』での連載は通算200回を超え、現代の古着市場のリアルな声を反映したスタイリングには定評がある。ヴィンテージやアンティークへの深い知識を持ち、素材や背景を理解したコーディネートにファンも多い。自らの“好き“を詰め込んだ私的アーカイブ『the SUKIMONO BOOK』は、ファッション業界内でも愛読者の多い。
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