人気ブランドに聞いた、春のワーク&ミリタリー推しの一着。【BUZZ RICKSON’S編】

  • 2025.06.07

サラッと羽織れるワーク&ミリタリーウエアが欲しくなるこの頃。そこで、本誌が厳選したブランドが推す、この春にぴったりな一着をスタイルサンプルと合わせて紹介する。今回は「バズリクソンズ」をピックアップ!

誤魔化しの無い本物志向のミリタリーブランド。それが「バズリクソンズ」

「バズリクソンズ」は、アメリカ空軍のフライトジャケットを忠実に再現することをテーマに、ディテールや素材、縫製、タグに至るまで緻密に再現したミリタリープロダクツをラインナップする。A-2やMA-1などの名作フライトジャケットを実物に基づいてリプロダクトし、経年変化やシワの再現にもこだわっている。スペックラベルも忠実に再現しており、日本の職人技とこだわりに裏打ちされたプロダクツは、世界中のミリタリーファンに高く評価されている。それは「バズリクソンズ」の一着が、単なる服ではなく「歴史を着る体験」を提供する逸品だからだ。

【ワーク推しの一着】U.S. ARMY DENIM PULLOVER JACKET

アメリカ陸軍兵は、第一次大戦中からブラウン地のデニムプルオーバーとトラウザースを着用していたが、1919年6月からインディゴ地のブルーデニムに素材を変更した。袖口はボタンで調節が可能となっており、胸に付いた大きな容量のパッチポケットは、物が落ち難くかつ物の出し入れが容易に工夫されたデザインだ。またプルオーバー式のこのジャケットは当時、トラウザースにタックインして着用された。ゆったりとしたボックスシルエットなので、デニムブラウスジャケットのようにトップまでボタン留めの着用がよく似合う。2万4200円

「デニムプルオーバージャケットは長年大事に着用して色褪せた年季モノ。サイズは38ですが、表記よりルーズなシルエットです。なのでボトムは少し大きめサイズのM-51パンツに、ニューバランス1700のスニーカーを合わせて、全体を軽やかなスタイルに意識しました」(「バズリクソンズ」企画スタッフ・佐々木洋佑さん)

プルオーバーデザインが特徴のミリタリーワークウエア。U.S.ARMYと刻印された3つボタンのデザイン。ラフの羽織れるデザインが魅力である。

ラフな収納ポケットながら、物が落ちにくい縦長のボックス構造となったフロントポケット。財布やスマホなど、ちょっとした日常小物も楽にしまえる。

袖先には2つのカフスボタンがデザインされている。袖先の絞り具合を調整できるので、絞ればよりシャツジャケットライクに着用できる。

【ミリタリー推しの一着】Type L-2B “SKYLINE CLOTHING CORPORATION”

L-2シリーズの中で3番目に登場したL-2Bは、1950年代中期から1970年代にCWU-36/Pが採用されるまで、長きにわたりアメリカ空軍で使用されたフライトジャケット。このモデルにて朝鮮戦争後、アメリカ空軍は従来のエアフォースブルーを廃止し、新たにセージグリーンを標準色として採用した。またボディのパターンも見直され、よりゆとりのあるシルエットへと改良され、ナイロン素材の織り構造もアップデートされ、裏地はウールレーヨン混へと変更される。ライトゾーン用フライトジャケットの軽やかな着心地は、春先に最適。6万8200円

「腰丈のL-2Bは春先に羽織って重宝する1枚です。白Tシャツをボトムインしてベルトをアクセントにしています。ボトムはM-43トラウザーズのデニムバージョンで、ジャストサイズの32インチを選んでいます。足元はM-43ブーツなので、かっちりめコーデです」

L-2Aからナイロン組織がアップデートされ、裏地には滑りの良い光沢感のあるウールレーヨン生地へ変更。中綿が無い分、軽やかに羽織れる着心地が魅力だ。

ラフな印象になり過ぎないミリタリー由来のエポレットは、L-2Bの初期モデルならではのディテール。オーバーサイズで肩を落として着ても様になるポイントだ。

ジッパー部分の補強も兼ねた三角フラップも初期型L-2Bならではのディテールだ。バイクなど前屈みの姿勢で着用する際、裾部分をしっかり留めることができる。

【問い合わせ】
バズリクソンズ(東洋エンタープライズ)
TEL03-3632-2321
https://www.buzzricksons.jp/

(出典/「Lightning 2025年6月号」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

アオイちゃん

Lightning, CLUTCH Magazine

チーママ系エディター

アオイちゃん

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

なまため

2nd(セカンド)

I LOVE クラシックアウトドア

なまため

みなみ188

2nd(セカンド)

ヤングTRADマン

みなみ188

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部