ガッツリ食べた後の余韻まで美味しい。田園調布の名店「ステーキハウス パシモン」

今年50周年を迎えるパシモンは、ステーキ好きなら一度は足を運んだことがあるだろう名店中の名店だ。先代の味とコンセプトをしっかりと受け継ぎ、安くてご飯に合う食べやすいステーキは日本人の舌はもちろん、海外の観光客の舌も納得させているようだ。テーブルには調味料が置かれており、自分好みに味をカスタムできるのも嬉しい。週に一度といわず、数日おきに食べたくなるステーキ。中毒性のあるのがパシモンの味なのだ。この1年ほどで都内にハンバーガーカフェ、白馬に2号店がオープンし同じ味を堪能できることにも言及しておきたい。

田園調布で約50年。愛され続ける名店の味。

常連客の中には音楽関係者もおり、レコード盤やジャケットをインテリアとしてディスプレイ。落ち着いた空間にポップな雰囲気もプラス。改装して現在は一部だけになっているが、改装前は天井にまで訪れた著名人のサインがあったという。約50年ずっと愛され続けている証拠だ。

一番人気はヤングリブステーキ。ジューシーで赤身肉の旨みを味わえる王道メニュー。熱々のうちにニンニク醤油とグリーンペッパーかけていただこう。225g/3180円~

厳選したオージービーフを下処理をして、最高の状態で提供。シンプルに肉の旨みを味わえるのも人気の理由だ。またそのときの空腹具合でサイズが選べるのも嬉しい。

熱々の鉄板で一気に表面を焼き上げて、肉の旨みを閉じ込める。歯切れがよく、ジューシーな愛されステーキの出来上がりだ。

各テーブルには調味料が置かれており、好みで味付けを楽しめるのも本格ステーキの醍醐味だ。自分の味をカスタムしてみては。

沖土居紘佑さん。田園調布店の調理場を仕切る沖土居(おきどい)さん。イタリアンシェフを経験後、パシモンへ。門外不出のメキシカンサラダなど先代の味を引き継ぐ名シェフ。

【DATA】
東京都大田区田園調布2-1-4
TEL050-5589-9723
17時~翌4時(L.O.3時)
不定休
Instagram:@persimmon_steak

(出典/「Lightning 2025年5月号 Vol.373」)

この記事を書いた人
めぐミルク
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めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
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