旬なアロハシャツ着こなし術

  • 2024.06.30

夏といえばアロハシャツ。旬のデザインやコーディネイトはどんなものなのか。そんなわけでサンサーフのアロハシャツの着こなしテクをSNAPで学んでみよう。夏の到来に向けて、クールなアロハシャツ・コーデを計画してみてはいかが?

新作からここだけの別注アイテムまでそろうアロハシャツの殿堂。

サンサーフのアロハシャツを圧倒的な数量でストックするマウナケアギャラリーズ

夏が近づく時期のアメカジの主役といえば「アロハシャツ」。その圧倒的なラインナップで、もはやアロハシャツの取扱数が世界一といっても過言ではないのが、横浜関内のマウナケアギャラリーズだ。

毎年、春から夏にかけてリリースされるサンサーフの新作だけでなく、過去にリリースした作品もストックされているのがポイント。またマウナケアギャラリーズにしか存在しない別注アイテムなどもスポットで登場するので、真のアロハシャツファンにとっては必見のショップと言えるだろう。

もちろんストックするアロハシャツはサイズバリエーションも豊富に取り揃えているので、大柄の男性も小柄な女性もきっと満足できるはず。そしてショップではアロハシャツ以外にも、世界的にコレクターの多いフラドールなどコンディションの良いハワイらしい雑貨も豊富に揃うので注目したい。

さらにテーラー東洋のスカジャンをはじめ、バズリクソンズやシュガーケーンなど、貴重なヴィンテージを忠実に再現した商品も充実しており、アロハシャツとのコーディネイトも楽しめるのだ。これぞまさにハワイのカルチャーに触れられる貴重な存在であり、季節を問わず一年中訪れる価値がある場所である。

フレンドリーなショップスタッフが出迎えてくれるので、アロハシャツ談義に華を咲かせながらお気に入りの1枚を見つけることができる

DUKE KAHANAMOKU “MOOOLIGHT PALMTREE” INDIGO COTTON HAWAIIAN SHIRT

1949年、ハワイのアロハシャツ人気が全盛期を迎える中、デュークはアメリカ本土を拠点とするシスコ・カジュアルズ社と契約し、ブランドの顔として活躍。それにより彼のシャツがワイキキビーチを席巻した。この作品は、ダイナミックに描かれたパームツリーとドットを組み合わせ、インディゴ染料を使い単色で抜染することで洗練された印象に仕上げた。デューク自身だけでなく、彼の親しい著名人たちも愛用した人気のデザインとなっている。DK39242/2万5300円

「夏の暑さを意識して、インディゴ染の色落ちモデルのアロハシャツで清涼感を出してます。アメリカ西海岸のスケータースタイルを取り入れ、シャツとパンツは1サイズアップ。足元はスニーカーでキャップをアクセントに。またシャツのボタンはゆるめに留めてラフな雰囲気を心掛けました。ベルトもBUZZのM -1937ベルトを選んで、より西海岸な世界観をイメージしています」(マウナケアギャラリーズ 店長・本東和樹さん)

SUN SURF “ISLAND CLASSIC BORDER” RAYON HAWAIIAN SHIRT

ポリネシアの人々からハワイへともたらされた伝統的な「タパ」のデザインと融合し、現代的な生活になる以前のハワイの情景を描いた作品だ。版画風のモチーフをボーダー状に配置しており、シャツの中にストーリーを込めているのが特徴だ。この洗練されたデザインは、カハラ・ブランドのトップデザイナー、ベティが手がけたもの。1950年代後半、アメリカの老舗百貨店であるリバティハウスからのオーダーで製作された一枚だ。SS39220/1万6280円

「淡いピンクの色合いとハワイの情景をイメージしたアロハシャツらしいモチーフは、春と夏の境目である今の季節にピッタリな柄だと思います。また風通りが気持ち良いようにシャツはオーバーサイズを選んでいます。そしてホワイトパンツとカンカン帽を合わせ、海が一望できる場所で着たいと思えるスタイルに仕上げました」(マウナケアギャラリーズ スタッフ・中村友香さん)

SUN SURF “CATTLEYA ORCHID” RAYON HAWAIIAN SHIRT

「ハワイを代表する花の一つである『カトレア・オーキッド』を、アメリカ本土のブランドが手掛けるという、“オールドアメリカ×オールドハワイ”と言うような、まさに当店を象徴するようなデザインとなっています。ジャンルや年齢など問わず、着こなしに合わせやすいのも魅力です。より多くの人にアロハシャツを楽しんでいただける入り口にもなり得る一枚ではないでしょうか!」(店長・本東さん談)SS39217/1万6280円

【問い合わせ】
サンサーフ(東洋エンタープライズ)
TEL03-3632-2321
https://www.sunsurf.jp

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年7月号 Vol.363」)

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