春のミリタリースナップに見る、軍モノ着こなし術【パート4】

  • 2024.11.07  2024.06.11

ミリタリーと聞くとワイルドでヘビーデューティなイメージが先行するが、夏季用や亜熱帯エリア向けに作られたミルスペックもあり、春夏でも違和感なくコーディネイトに取り入れることができる。そこでここでは有名ブランドや人気ショップのクリエイターたちに、春ミリタリーをお題にコーディネイトしてもらった。プロの着こなしをご覧あれ。

1.「WOLFMAN」曽原猛さん

旧きよき時代のバーバーカルチャーを日本で体現した第一人者である曽原さんは、名作サマーフライトジャケットであるA-2をメインにコーディネイト。インナーには士官学校のスウェット、ボトムスはブライスランズのチノパン。

2.「BerBerJin」藤原裕さん

ヴィンテージデニムアドバイザーとして活躍する藤原さんは、ナイロンを用いたフライトジャケットの走りである米国空軍のL-2Bをチョイス。あえてビッグサイズにすることで、定番アイテムながらも今っぽくコーデできる。

3.「US」金勇多さん

スポーティなAPFUジャケットの裾をコードで絞ってボックスシルエットをイメージ。差し色のフードの使い方や汚れたワークパンツなどで、ミリタリーを現代のストリートへ昇華した好例と言える着こなし。

4.「WAREHOUSE」浅井耕太郎さん

ウエアハウス東京の店長である浅井さんは、USMCのP-44をモチーフとしたウエアハウスのトラウザーズに、大戦モデルのGジャンでうまく時代背景を合わせている。デニム×ミリタリーの王道的な組み合わせ。

5.「Attractions」加藤和さん

ブラック&ホワイトを意識した都会的なミリタリーコーデ。様々なヴィンテージミリタリーの意匠をミックスしたスノーパーカがモチーフのジャケットは、軽量なナイロン素材でバイク乗車時にも使える機能性も魅力。

(出典/「Lightning 2024年6月号 Vol.362」)

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