西陣織で内装を仕上げられた、究極の高級乗用車グロリアスーパー6

  • 2024.05.22

欧米と圧倒的差があった50年代の日本車。それでも、技術者たちは、日々研究を重ね、国産車初となる3ナンバーの高級車を開発。それがこのグロリアスーパー6だ。西陣織があしらわれた室内を見ると、本物の“高級”がどういうものなのかがわかる。

トヨタより先に登場したプリンス製6気筒エンジン

グロリアはプリンス時代の初代スカイラインの豪華モデルとして’59年に登場。国産車初の3ナンバーモデルとなった高級乗用車だ。その後’62年のモデルチェンジを受け、翌年追加されるのが日本初のSOHC6気筒エンジンを搭載したグロリアスーパー6だ。ちなみにトヨタのクラウンが6気筒のM型エンジンを搭載するのは、’65年になってから。当時は日本でもっとも進んだ自動車だったことがわかる。

ボディのウエストラインに一周回されたプレスラインとモールが、ハチマキグロリアの愛称で呼ばれるゆえんだ

いっぽう内装は西陣織をシート生地に使用した贅沢な作りで、当時の乗用車としては大型なボディゆえに、リアシートのレッグスペースもかなり広かった。

取材車両は’64年の聖火ランナーの随行車両のレプリカで、同じブルーメタリックの車両がランナーに随行している写真が残されている。写真をよく見ると車内にはオカモチのような装置が備わることから、予備の聖火を運んでいたと思われる。ちなみにこのクルマはオリジナルと同じ西陣織生地を入手して張り替えられており、日焼けもまったくない新車のような状態をキープしている奇跡のような一台だ。

プレスラインに設けられたモールに重なるように配置されたドアハンドル
トランク後端のエンブレムにはプリンスのPマークが入る
横楕円形状のテールライトは、ホワイトとレッドのコンビネーションレンズを装着。ウインカーがアンバーになる前の時代のもの
トランク右後端には金色に輝く“Prince 6”のエンブレム
LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部