実はアメリカ車のDNAを持つVW(フォルクスワーゲン)のピックアップモデル・アマロック。

  • 2024.02.07

日本ではあまり馴染みの無いピックアップトラックだけど、アメリカは世界有数のピックアップ大国で、乗用、商用ともにその需要が高いことは知っている人も多いところ。でも実はピックアップトラックはヨーロッパやアジアでもメーカーは無視できない市場で、ヨーロッパではあのVW(フォルクスワーゲン)ですらピックアップトラックが存在する。そんなVWのピックアップモデルであるアマロックをチェック。実はこれアメリカ車の血統を受け継いでいるのだ。

日本に導入されていないVWのピックアップモデルAmarok(アマロック)。

VWといえばタイプ1(ビートル)を始め、日本でも馴染みのあるメーカー。事実、日本国内の輸入車のなかでも常にトップクラスの販売力を誇っているけれど、実がすべてのモデルが日本に導入されているわけではないのだ。

そのなかでも気になるのが本国には商用車を主に製造、販売するVWコマーシャル・ヴィークル社で製造されているAmarok(アマロック)なるモデル。

これはミッドサイズピックアップトラックのカテゴリーという位置付けで販売されるVWが製造するピックアップの主力モデルなのだ。実はヨーロッパでは人気モデルで、商用ベースのシンプルなモデルから、乗用ベースの上質なモデルまで用意されている。

その歴史はまだまだ浅く、登場は2010年モデル。新型は2022年モデルにフルモデルチェンジした2代目モデルへと進化した。

で、何でこのモデルをあえて紹介しているのかというと、この最新型アマロックは、フォードとの提携にとって共同開発されたモデルということ。

兄弟車となるのはフォードのミディアムサイズのピックアップモデルになるレンジャー。ピックアップトラック大国アメリカのノウハウと、VWの培ってきた技術が融合したモデルと聞けば気にならないはずがない。

顔つきもピックアップトラックながらキリッとした現代欧州車らしいアーバンなデザイン。サイズ感も日本の道路事情でも取り回しは問題無いサイズなだけに、正規輸入では日本未導入なのが残念でならないモデルのひとつなのである。

ピックアップトラックの需要が少ない日本にいることが残念でならない。

欧州車らしいデザインがは働くクルマをモダンに見せる。

ヨーロッパでもピックアップトラックは商用だけでなく、趣味のクルマとしての需要が高い。キャンプやハンティング、それにフィッシングなど、昔ながらの趣味を満喫する週末の相棒というケースも少なくない。そんな需要にもしっかりと応えてくれるのがアマロックなのである。

キャビンは4ドアで、その後ろにベッドを装備した現代的なピックアップトラックといった出で立ち。商業車としても販売されているとは思えないほどアーバンなスタイル。車格は全長5350mm、全幅1910mm、全高1888mm。Photo by Volkswagen Commercial Vehicles
グレードはライフ、スタイル、パンアメリーカーナ、アヴェンチュラの4種類をラインナップしていて、商用から一般の趣味性の高い仕様まで用意している。価格は4万2099ユーロから。写真はアヴェンチュラグレード。Photo by Volkswagen Commercial Vehicles
リアゲートには大きくアマロックの文字がエンボスで入っていてしっかりと主張するデザイン。エンジンは2.3L直4のガソリンエンジン、2L直4ターボディーゼル、2L直4ツインターボディーゼル、3L V6ターボディーゼルの4種類がラインナップする。Photo by Volkswagen Commercial Vehicles
インテリアは働くクルマとは思えないほどモダンで高級感もある仕上がり。メーター類はディスプレイ式で、ダッシュボード中央にはグレードによって10~12インチの縦長モニターがセットされる。Photo by Volkswagen Commercial Vehicles
これが共同開発のフォード版となるレンジャー(写真は2024年式)。見た目の印象は違うけれど、よく見るとほぼ同じスタイルだとわかる。Photo by Ford Motor Company
LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部