2ページ目 - ミリタリージャケットの変遷を辿れ! アメリカ空軍の代表アウター、フライトジャケットは素材が変化し新時代へ。

  • 2023.12.30

1951年 “エアフォース・ブルー”を纏ったL‒2A、B‒15C、N‒2A、N‒3Aが登場

独立して組織化された米空軍がシンボルカラーであるエアフォースブルーを纏って採用したL-2A。挑戦戦争が始まった’50 年からテストを開始。テストサンプルは洗浄にも送られ、’52年に制式化
米陸軍航空隊から独立して組織となった米空軍が、B-15Bを改良して採用したB-15C。ファスナーが中央に変更されたのも特 徴だ。L-2A、N-2A、N-3Aと同時期に採用
N-2シリーズの第2世代であるN-2A(MIL-J-6278)は’50年代初期に採用され、フライング・トラウザーズD-1Aと組み合わせるとスーツになる、ヘビーゾーン用のモデル
N-3シリーズの第2世代として開発されたのがN-3A。エアフォースブルーが特徴的で、フライング・トラウザーズのF-1Aと組み合わせるとフライング・スーツになる

1953年 朝鮮戦争終結

1953年~1955年頃 L‒2Aの改良型としてL‒2Bが登場

事故時の脱出後の迷彩効果や上空での太陽光吸収など問題から、エアフォースブルーに変わってシルバーグレーを採用。L-2AはL-2Bに変更された

1953年~1955年頃 B‒15Cの改良型としてB‒15Dが登場

B-15C の後継モデル。朝鮮戦争後に大量の航空機などを保有し始めた米陸軍もフライトJKTを必要とし、米空軍のB-15Dを はじめとするジャケットやスーツを使用した

1953年~1955年頃 N‒2Aの改良型としてN‒2Bが登場

朝鮮戦争が終わってエアフォースブルーから飛行服指定色をセージグリーンに変更。それに伴ってN-2Aの後を継いで採用 されたのがN-2Bだった。MIJ-J-6278AからEまで生産された

1953年~1955年頃 N‒3Aの改良型としてN‒3Bが登場

N-3Aからの流れを汲んで開発されたのが、N-3Bの第1世代となるMILJ-6278B。以降、第11世代となる’70年代のMILJ-6278Jまで生産された

1955年 インドシナ戦争の終結後、ベトナム戦争が勃発

1955年 B‒15Dの機能性をさらに進化させたMA‒1を採用

インターミディエイト用のフライトジャケットとしてB-15シリーズの流れを汲んで’50年代中期に登場したMA-1。’80年代まで生産され続けた

1955年頃 B‒15A~Dシリーズを改修したモディファイドモデルが登場する

米空軍補給軍団のデポまたは空軍配給センターによって、ムートン襟をニットリブに改良した“モディファイド版” =新ウエアのテストが作られた。これはB-15全タイプの在庫全てに実施した

1960年代 MA‒1の第5番目のモデルとして裏地がオレンジとなったMA‒1 Dタイプが登場。以降はFタイプまでアップデートされていく

オレンジのライニングを持つMA-1は、第5世代のMIL-J-8279Dから。事故時に脱出した際、飛行士の発見と救出を容易にするために’60年代から米空軍はレスキューカラーとして採用し始めた

1965年 アメリカがベトナム戦争へ本格的に軍事介入する

1975年 ベトナム戦争終結

(出典/「Lightning 2024年1月号 Vol.357」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部