【東京クラフトビール図鑑】病みつき必至のクラフトビールとスパイス料理のマリアージュ「アンドビール」(高円寺)

  • 2023.11.05

高円寺の住宅街にあるのは、スパイスカレーや料理とともにビールがいただけるブリューパブ。それぞれの道を追求した夫婦ふたりが、本格的なビールと料理を提供している。昨今のスパイスカレーブームもあり、ビール好きだけでなくグルメマニアからも注目されている店だ。

スパイス料理と合わせて楽しむオリジナルビール。

高円寺駅と阿佐ケ谷駅の中間あたり、街の喧騒を少し離れた場所に位置するアンドビール。スパイス料理とオリジナルビールが楽しめるお店として注目を集めるショップだ。

ビール作りは妻の安藤祐理子さん、スパイス料理を夫の安藤耕史さんが担当。夫婦それぞれがお互いの道で腕を磨き、二人の力を合わせてオープンさせたお店が苗字の安藤にかけたアンドビールである。ビールとスパイス料理、どちらも本格的な味を追求し、ここでしか味わえないオリジナルのメニューを提案してくれる。

ビール好きが高じてブリュワーになった安藤祐理子さん。女性らしいセンスを駆使し、副原料を使ったものや香りを楽しめるビールを日々生み出している

アンドビールは2017年8月にオープンし、翌年2月よりオリジナルビールの醸造をスタート。さらに、2019年2月には醸造設備、席数を拡大するためにリニューアルを行い、さらに多くのユーザーがオリジナルビールを楽しめる環境に進化した。

「最近はサワーやラガーにも力を入れています」という祐理子さんが作るビールは定番モノから副原料を使ったものまで多種多様。アンドビールだけでなく都内約10店舗ほどに卸も行っているほどの人気ブリュワリーで、イベント出店や他業種とのコラボレーションも行い、東京のクラフトビールのシーンを盛り上げる注目ショップの一つである。

ショップのコンセプトとして掲げられる、“クラフトビールとスパイス料理のマリアージュ”を是非堪能してほしい。

6本のタップはすべてオリジナルビールが用意されている。レギュラーとして同じものを作ることはなく、常に新しいビールを作り続けている
総席数23席、カウンター6席の店内はスペースを贅沢に確保したゆったりとくつろげる空間。敷居の高さを感じることなく、どこかアットホームな雰囲気が漂っている
レギュラーサイズのグラスは2種類を用意。通常は薄口のストレートなグラスを使うが、特に香りが強いビールは左のチューリップグラスで提供している

「& BEER」で飲みたいビールとフード。

MARILYN HAZY IPA

白ワインに近い香りを持つネルソンソーヴィンホップを贅沢に使い、高級感のある香りをつけた濁ったIPA。重すぎず軽すぎず飲みやすい。

呉キレキレモン

レモン果汁を絞って皮を漬け込み、Brutスタイルにバランス良くレモンの風味を加えた一杯。酸っぱすぎないスッキリとした酸味が効いている。

黒文字FROM KYOTO

和菓子の用事として使われる野草“黒文字” の木と葉を使い、独特な風味に仕上げたオリジナルビールは重みと香りが強く、癖になる味わいだ。

キーマカレー

アンドビールのフードはスパイス料理が基本。カレーは日ごとにメニューが変わる。おつまみ用のハーフが用意されているのも嬉しい。

アチャール

インド・ネパール風のスパイス漬物、アチャール4種。

【DATA】
アンドビール
杉並区高円寺北4-2-24-A105
TEL080-5913-8241
営業/11:30~15:00(月曜)、11:30~15:00、17:00~22:00(水〜金曜)、11:30~22:00(土日曜)休み/火曜
http://www.facebook.com/andbeerkoenji/

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「Lightning2019年8月号増刊 東京クラフトビール」)

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