【東京クラフトビール図鑑】浜松町駅のすぐそば、地下に広がる別世界「オットットブリュワリー」(浜松町)

マニアでなくても飲みやすいビール作りを心掛けているというオットットブルワリー。都内3店舗ある中でも浜松町店は醸造所を併設した唯一のブリューパブ。フードも充実しているので、大勢での飲み会にもよし、仕事帰りに食事がてら飲んで帰るもよし。オフィス街に嬉しい店だ。

クラフトビール初心者も気軽に楽しめる間口の広いブリューパブ。

オフィスビルが立ち並ぶ東京のビジネス街、浜松町駅のすぐそばに位置するオットットブリュワリー浜松町店。都内に3店舗を構えるオットットブリュワリーの中で唯一ブリューパブとして2017年10月にオープンしたショップで、全店舗のオリジナルビールはココから生まれている。

店内に入るとまず目に飛び込んでくる迫力のある醸造室はブリ ューパブならではのファクトリー感を感じる場所。300ℓのタンクが6体並ぶこの部屋からクラフトビールが生み出される

一般的な居酒屋をイメージして入った人は少し驚くかもしれない、地下の店内の入り口にあるのは巨大なタンクがウィンドウ越しに並ぶ醸造室。そんなファクトリーのような空間を超え、奥の開放的なパブスペースに繋がる。

「オットットはクラフトビールをあまり知らない人に興味を持ってもらえる間口の広い店を目指しています。だから作るビールもマニアックなものではなく、飲みやすいものを心がけています」とマネージャーの伊藤さんは語る。

全18本のタップでオリジナルビールの他、スタッフたちが実際に飲んで気にいった地方のクラフトビールを提供

店内にはビールの醸造過程を描いたものやオリジナルキャラクターなど様々なグラフィックが各スペースの壁に散りばめられ、オフィス街の雰囲気から一変、クラフト感溢れる空間が広がっている。シェフの姿が見えるオープンキッチンも含め、クラフトビールに合わせたハンドメイドにこだわる世界観が沸々と伝わってくる。

ビールの醸造過程を描いたグラフィックはブリュワリーの手によって生み出されるビールのクラフト感を表現。それぞれの席に異なるグラフィックがあるので訪れる座る度に世界観を楽しめる
全133席の店内は席によって雰囲気を変え、一人からカップル、大人数の宴会まで、ユーザーの目的に合わせた空間となっている。メインフロアから一つ奥に入ると宴会用に仕切りを設けたテーブル席があり、さらに奥にはライトのトーンを落とした個室が用意される
自分たちでショップ名をステンシルで吹いた樽が入り口付近に並べられている。ビールを作るだけでなく、空間からハンドメイドの味を感じさせるユニークな演出だ

「Ottotto BREWERY」で飲みたいビールとフード。

ペールエール

柑橘系の爽やかな香りと豊かなコクと旨味をバランスよく併せ持つペールエールは癖のない飲み味でクラフトビール初心者にもオススメ。

IPA

ドイツ産の希少なモルト“REDX”を使用したIPA。3種類のホップを使い、はっきりとした苦味とキレのあるパンチを感じられる一杯。

ピーチビール

ヴェイツェンをベースにピーチを贅沢に使用し、爽やかな酸味と甘みが混じり合い、さらにピーチの後味が効いたビール。

豪快! 丸ごとビアチキンのロースト

オリジナルビールに36時間漬け込んだ鶏を丸ごと1羽低温でじっくりと焼き上げている。

ルイジアナ・ケイジャン コンボ (ミックス)

アメリカ南部ルイジアナ州ニューオーリンズの名物料理ケイジャンを、数十種類のスパイスを使って独自のアレンジで仕上げている。

【DATA】
オットットブリュワリー
東京都港区浜松町2-1-5 クレトイシビルB1
TEL03-6452-8871
営業/11:30~14:30、17:00~22:30(月~木曜)、11:30~14:30、17:00~23:00(金曜、祝前日)、15:00~22:00(土曜)
休み/日祝日
https://ottotto-brewery.jp

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「Lightning2019年8月号増刊 東京クラフトビール」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

Pick Up おすすめ記事

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...