直線的なスタイリングがいい!

最初に見たときに目に入ったのは、直線を基調にしたスタイリングですね。僕は洋服もモノも、ギアという側面があるプロダクツが昔から好きで。そういうアイテムって、機能美というか、ギア特有の無駄の無いシャープなデザインが特徴だと思うんです。新型ムーヴにはそんなアイテムに通じるところを感じました。
個人的に持っているものは昔からあるモノや古いモノが多いんですが、それって、直線的なデザインのモノを探していくと、どうしても古いモノに行き着いちゃうみたいなところがあるんだと思います。現代のモノってラウンドシェイプしたデザインが意外と多いんですよね。
なので、ムーヴの持つ直線を基調にした精悍でシャープな顔立ちは真っ先に気になりましたね。大人っぽい精悍なデザインって軽自動車にも見事にハマるんだなと。こういうデザインは、僕の好きなモノにも通じるところがあると思います。


上質感漂う運転席に気分が高まる

※■「Bluetooth®」はBluetooth SIG,Inc.の登録商標です。■「Android」「Android Auto 」は、Google LLCの商標または登録商標です。■「iPod」、「Apple CarPlay」は、米国およびその他の国で登録されたApple Inc.の商標です。■「HDMI」はHDMI Licensing Administrator,Incの商標です。
実際に自分が運転することも考えながら運転席に座ったんですが、インパネや各種のメーター類など、視認性も高くて思った以上に視界の広さを感じましたね。きっと細部まで煮詰めてデザインされているからだとすぐに感じました。
軽自動車の内装って、どこかシンプルだという先入観があったんですが、9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ(※)や、エアコンの吹き出し口の周り、それにステアリングにあるシルバーのパーツなど、高級感を感じますよね。派手さはないけどしっかりと上質。大人でも気分が高まるデザインですよね。
※ 9インチスマホ連携ディスプレイオーディオはメーカーオプション
オンオフで活躍するパワースライドドア

クルマにはある程度のユーティリティを求めたいタイプなので、軽自動車でここまでユーティリティを感じたのは初めてかもしれません。サイドのパワースライドドアを開けたときに見える後部座席の空間の広さはパッと見でも広々としているのもデザインの妙なのかなと。これならファミリーユースとしても助かるだろうし、僕の場合は仕事柄、クルマで移動しているときにも急に原稿を執筆しなくてはいけなくなったり、リモート会議が入ったりすることがあるので、そういうときに後部座席をワークスペースとしても使えそうなのがいいですね。
このユーティリティの高さは近所だけでなく、長時間の運転も楽しめるワンデーツアラーとしてもいいですよね。個人的にはコンパクトカーといえばダイハツのイメージが昔からあるので、ダイハツからこういうモデルが登場してくれたのは、ある程度ファッションやライフスタイルが確立している大人たちにとっても選択肢になるモデルですよね。
ファッションも道具も確固たるものさしを持ってチョイスするいくらさん。そんないくらさんの視点から見ても魅力を教えてくれるダイハツ・ムーヴの存在。こだわりのライフスタイルに精通している人にもしっかりと印象を残してくれるクルマだと教えてくれた。
※1 RS、Gは標準装備。Gは左側のみ。右側はメーカーオプション。
※2 RSには両側パワースライドドアを標準装備。G、Xは左側のみ。右側はメーカーオプション。
※3 Lを除くすべてのグレードに標準装備。G、Xは左側のみ。右側はメーカーオプション。
ムーヴスペシャルサイト
https://www.daihatsu.co.jp/lineup/move/special/
【問い合わせ】
ダイハツお客様コールセンター
TEL0800-500-0182 受付時間 9:00~17:00
Photo/T.Takano タカノタンポポ Styling/T.Nakajima 中島貴大
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