シューストアであってシューストアでない! 香港の繁華街で大人の男の物欲を満たす新感覚シューストア

香港島で多くの人が集まるタイムズスクエアの近くに、ここでは珍しいヘリテージスタイルのシューストアがある。その名は「レザーヒーラー」。こだわりの品揃えとクラシックなインテリア、そして最上級のホスピタリティで香港紳士を迎えていた。

香港のヘリテージスタイル最新案内。

重厚でクラシックなドアを開いて中に入ると、外の喧騒を遮断し、ゆったりと時間が流れるクラシックなインテリアのシューストアが広がる。世界中から集められた革靴が並ぶ棚が三方を囲む。レザーヒーラーは高品質な革靴を取り扱うシューズセレクトストアだ。若きオーナーのウェインが2015年にスタートさせた。最初はシューリペア&シューケア専門の小さなお店だった。その確かな仕事ぶりが話題となり、多くの人々の支持を集め、あっという間にセレブリティもやって来るセレクトショップに変貌を遂げた。

取り扱うシューズはバーウィック1707、ウィールローブ、オリエンタル、ブラックストック&ウェーバー、TLBといった、欧米や日本の名門シューメーカーの紳士靴がメイン。ドレスからカジュアルまで志向も幅広い。現在では、靴以外のウエアやアクセサリーも充実。フルカウント、ブラックサイン、サウンドマン、ヴァスコ、ミスターファットマンといった日本のヘリテージブランドや、バブアー、エイチ・バー・シーなど欧米ヘリテージが揃う。シューストアとしての矜持を持ちながら、スタイルを提案するセレクトストアとして、今年10周年を迎えた。

メンズシューズのラインナップは膨大。プレーントゥやキャップドダービーなどのドレスシューズから、ローファーなどのカジュアルシューズまで革靴ならほぼ全てのスタイルが揃う。クラフトマンシップを重んじて作られた靴にこだわるラインナップである。

シルバーアクセサリーはディアブロッサムのネイティブアメリカンモチーフが充実。香港でも人気の高いデザインなのだ。

店内は奥深い。この細い通路の奥にある階段を昇ると、さらにもう一つのフロアが。ぎっしりと、しかも整然と、世界中から集められたハイクオリティなプロダクツが揃えられている。一日中楽しめるボリューム。

たくさんの革靴に取り囲まれるようにディスプレイされた数多くのウエア。ジーンズ、スラックス、ジャケット、シャツ、カットソーなど、その範囲は広い。革靴メインでありながら、スーツではなく、カジュアル!

創業時と変わらず、シューリペア&メインテナンスも行うオーナーのウェイン。このアンティークの机が相談窓口ってカッコいいでしょ! 背後に並ぶウイスキーボトルはウェインの趣味。

3階の奥には壁で囲まれたシューリペアルームがある。マシンを使った作業はこの部屋の中で。シューリペアショップとしてスタートしたレザーヒーラーにとって重要な場所だ。

店内のサインもクラシックなレタリングワークで統一されている。作業室のサインもゴールドリーフを使った見事なデザイン。ヘリテージスタイルは細部にまで徹底されている。

この記事を書いた人
松島親方
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松島親方

買い物番長

『Lightning』,『2nd』,『CLUTCH Magazine』男性スタイル&カルチャー誌の統括編集長。ロンドンのセレクトショップ「CLUTCH CAFE」のプロデューサーも務める。 物欲を満たすためには海をも越え、全地球規模で買い物を楽しんでいる。
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