牛革、復権! 牛革の可能性を追求するブランド、 “BOOTES”誕生。

まずは、写真の革の質感を見ていただきたい。肉感的なシボと、暴力的ともいえる荒々しい佇まい。“牛革”。このマテリアルに、いま改めて真摯に向き合うブランドが誕生した。BOOTES(= 牛飼い座)と名付けられたブランドの使命、それは「牛革の可能性を追求すること」だという。

手掛けるのは、FINE CREEK LEATHERS で馬革の奥深き世界を探訪してきた山﨑佳克氏。馬革の求道者が、牛革の地平を切り拓く。なんとも心そそられるブランドではないか。馬革が持て囃される昨今の業界において一石を投じるべく、いま再び、牛革の復権を目指す。

ARCTURUS【Badalassi】

1960年代に存在した傑作ライダースジャケットの前期モデルをトレースした、BOOTES(ボーテス)の新モデル「アークトゥルス」。こちらはイタリア・フィレンツェの名門タンナー「バダラッシ・カルロ」の牛革を使用したモデル。ゆっくりと時間をかけて植物タンニンを染み込ませて鞣していくバケッタ製法の牛革は、目の詰まった牛革らしい、しっかりとした着心地を体感できる。31万9990円

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ARCTURUS【Steerhide】

デザインやディテールは前ページで紹介したバダラッシモデルと同様だが、こちらは肉厚な原皮を植物タンニンで鞣し、2.5㎜厚に割ったステアハイドモデル。まず茶に染め上げ、その後に芯通しさせずに黒で染め、仕上げとして最後にもう一度黒の染料で色を付ける「サンドウィッチの茶芯仕様」。厚手の牛革らしい大振りのシボ感と、ヴィンテージのような色気のある変化が堪能できる。27万9950円

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ARCTURUS (CUSTOM)【Steerhide】

右のステアハイドモデルのエポレットとベルトを切ったカスタムモデル。省略したのではなく、“自分で切った” セルフカスタムの雰囲気を出すため、エポレットのスナップボタンやベルトループがそのまま残っているのが面白い。使用しているレザーは、ステアハイドモデルと同様の植物タンニン鞣し・染料仕上げの2.5㎜厚のステアハイド。うっすらと面で出現する茶芯が楽しめる。27万9950円

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【問い合わせ】
マスファルト 
TEL03-6383-4006
http://www.masphalto.jp/shopbrand/ct727/

(出典/「Lightning 2023年5月号 Vol.349」)

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モヒカン小川
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モヒカン小川

革ジャンの伝道師

幼少期の革ジャンとの出会いをきっかけにアメカジファッションにハマる。特にレザー、ミリタリーの知識は編集部随一を誇り、革ジャンについては業界でも知られた存在である。トレードマークのモヒカンは、やめ時を見失っているらしい。
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