3ページ目 - FJクルーザーはどんな悪路でも走れてしまう、キャンパーたちの最強ツール。

同じ空間、同じ時間を共有しながらもそれぞれが有意義なひとときを送る。

広々とした大型キャンプサイトにはFJクルーザーが5台。なかには極めて希少なモデルも存在し、それぞれのオーナーらしいカスタムが施されている。趣味性の高い同車種がずらりと並ぶことで普通のオートキャンプとは違う、迫力のある空間になっていた。

ひと通りテントサイトのセッティングが完了したら男性は子供も大人も入り混じりラジコン遊びが始まる。自身のクルマと同配色で作ったFJクルーザーのラジコンで悪路や崖、岩山を豪快に走り倒す。

ミニチュアながらも力強く走る姿に自分のクルマを投影させてさらに険しい道へ。写真を撮る人もいれば、動画を撮影する人も。都会では決して走らせることのできないリアルなアウトドアコースが、つい時間も忘れて熱中してしまう。

▼本物が無理でもこれならFJクルーザーを楽しめる!

男性がラジコンに熱中しているなか女性たちは焚き火を囲んで女子トーク。会話をしながらも焚き火に枝を放り投げたり、薪をいじったりと無意識で焚き火の火力をコントロールする術を身に付いていた。

アイアン製の焚き火ハンガーにはヴィンテージのランタンや鉄瓶、焚き火トングなどが吊るされている。星型のプレス穴が開けられた特徴的な焚き火台は知人が手掛けるガレージブランド「ANCAM」のもの。

富士の麓の寒空の下で、澄んだ綺麗な空気と温かいコーヒーに思わず顔がほころぶ大山さんご夫婦。背の高い木々の隙間から太陽の光が差し込み幻想的な世界が広がる。

キャンプサイトでは複数台の焚き火台を囲み、暖をとるFJクルーザーファミリー。大人から子供まで焚き火の燃料となる枯れた枝を周囲から拾い集める。

徐々に日も暮れ始めサイトの中心に設置した焚き火台が大きな明かりとなり、それを囲むように各々のランタンに明かりが灯される。

日が完全に落ちるとファミリー全員を収納できる大型のテントにメンバーが集まり、それぞれの家庭が用意してきた夕食の始まり。メンバーの差し入れとして振る舞われた新鮮な馬刺しは大好評。

FJ CAMPERS DAYS』の主催者の1人である山崎さん夫妻。2人でそろえたアースカラーのトップスが似合っている。

施設内の至る所から富士山を拝める。山中湖畔の総合野外レジャー施設『the 508

富士山麓山中湖畔で半世紀以上もの歴史を誇る『撫岳荘』。キャンプ場、ワカサギ釣り船、宿泊施設を揃えている。なんとバスタ新宿からバスで1本。『撫岳荘前』停留所で直行できるアクセスのしやすさは驚き。曽祖父の代からこの施設を受け継ぐ代表の高村さん。

20年春から宿泊施設内をリノベーションし、レセプション兼カフェ。キャンプ場と併せて『the 508』としてスタートしました」

【DATA】
http://the-508.com

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「別冊Lightning Vol.229 キャンプの本」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

「ファーストアローズ」創業30周年記念! 「JELADO」「RE-BUILT」とのコラボによる銀で彩った、贅沢なデニム。

  • 2026.06.29

日本屈指のシルバーアクセサリーブランド「ファーストアローズ」が創業30周年を記念して、これまでの集大成かつファンへの感謝の気持ちを込めて、「JELADO」と「RE-BUILT」とコラボしたスペシャルなデニムを制作。限定100本。節目の年に相応しいこだわりに満ちたデニムの詳細を大解剖! First A...

時とエイジングを刻む。VAGUE WATCH&Co. × CONSIGLIERE THE 1ST SPECIAL WATCH

  • 2026.07.02

時計は時間を刻むもの。本来の目的はそれで十分だが、「エイジングするものに囲まれて暮らしたい」という自称革ジャンの伝道師・モヒカン小川はベルトにもこだわる。そんな彼が愛用するヴァーグウォッチとシルバージュエリーブランド「コンシリエーレ」のコラボウォッチには毎日身につけた分のエイジングが刻まれている。 ...

王道のデニムセットアップはボトムスで差をつけろ!

  • 2026.06.30

昨今のアメカジブームのなかで、注目度が高まっている“デニムオンデニム”のセットアップスタイル。王道ももちろん良いが、一歩先を行きたいアメカジラバーはボトムスで差を付けてみるのはいかがだろうか。気鋭のブランド「アンバースレッズ」が展開するデニムセットアップはそんな望みを叶えてくれるに違いない。 Amb...

初夏は、泥と大戦で。「STUDIO D’ARTISAN」2026SSの新作を紹介!

  • 2026.07.03

選ぶのは「泥染の開襟シャツ」か、「大戦モデル」か──。この初夏、気になるのは対照的な表情を持つ二つの新作だ。そのどちらにもステュディオ・ダ・ルチザンならではの、丁寧な作りと遊び心が息づいている。 奄美大島の伝統技法が生む、泥染ならではの深い表情に注目 奄美大島に古くから伝わる泥染は、テーチ木(シャリ...

Pick Up おすすめ記事

「ファーストアローズ」創業30周年記念! 「JELADO」「RE-BUILT」とのコラボによる銀で彩った、贅沢なデニム。

  • 2026.06.29

日本屈指のシルバーアクセサリーブランド「ファーストアローズ」が創業30周年を記念して、これまでの集大成かつファンへの感謝の気持ちを込めて、「JELADO」と「RE-BUILT」とコラボしたスペシャルなデニムを制作。限定100本。節目の年に相応しいこだわりに満ちたデニムの詳細を大解剖! First A...

夏の余白に、存在感を。大人メンズの夏スタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介!

  • 2026.06.30

シンプルな装いだからこそ、アクセサリーや小物が着こなしの印象を大きく左右する夏。そんな季節にチャコールグリーンが提案するのは、物語とクラフトマンシップを宿した逸品たち。夏のスタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介する。 手仕事が生む、本物の存在感 2002年に誕生したアティースは、「REL...

上品に纏うちょうどいい季節。大人の夏にちょうどいい「ORGUEIL」のシャツ

  • 2026.06.30

気温の上昇とともに、装いは軽く簡素になる。だからこそ求めたいのは、肩肘張らない大人の品格だ。クラシックをモダンに再構築したORGUEILのシャツが、大人の夏にちょうどいい存在感を放ってくれるはずだ。 Shawl Collar Denim Work Shirt 1930 年代に現存したアメリカンワーク...

革とデニムの境界線を越える! デニムのように見えるけど実はコレ、革なんです。

  • 2026.07.02

前号でもお伝えしたが、天神ワークスの開発していた新しい革「リジットレザー」が完成し、この度、遂にレザージャケットとなって登場した。まずはこの写真を見てほしい。これは、天神ワークス代表の髙木さんが1カ月着込んだもの。このエイジング、まさにデニムじゃね? でも、レザーらしいエイジングも見え隠れする、唯一...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。