今回は「’90年代を“昨日のこと”のように思ってたのに、最近では当時のTシャツにヴィンテージテイストを感じまくり。なんなんだ、この感覚の変化は……。怖いぞ」と語る、編集部の古着番長・ランボルギーニ三浦がお届け!
ちなみに今回紹介するTシャツ、すでに在庫なし。だがしかし、めちゃくしゃカッコいいので紹介させていただく。第3弾がありますように!
第一弾に引き続き、第二弾も圧倒的反響!
以前このコーナーで紹介して大反響だった(と聞いている)レッチリのボーカル、アンソニー・キーディスのタトゥーTシャツ。私の札幌時代の元同僚の人気セレクトショップ『フリーウェイ』が、確か’90年代のヴィンテージTシャツを見つけ、それを復刻したものだった。
▼この記事ですね。
その時、ふとフリー(ベース弾いてる人ね)のやつもあったりして……と一瞬思ったんだけど、すっかり忘れていたら、なんとなんと、やっぱりあった! というわけで、早速復刻しちゃったみたいです。
もとにしたヴィンテージは、’90年代後半くらいの長袖Tシャツ。まだ暑いので、とりあえず半袖でのリリースだけど、秋には長袖も出るかもね。このビジュアルを見て「ん!?」と違和感を覚えた人は鋭い、というか、かなりのフリー通! 実は、彼は左胸の熊のタトゥーを昨年入れたばかりなんです。
だからこの熊プリントは、『フリーウェイ』のショップロゴでも使っているカリフォルニアの熊さん。現在のフリーのタトゥーにならって、ネームラベル替わりに左胸にプリントしたんだって。このアイデアは、かなりおシャレ! だからフリー本人の熊タトゥーとは、アングルが同じだけで表情は全く異なるのです。ちなみに左上腕のジミヘンの顔は、ヴィンテージTシャツのプリントが似ていないということで、今回の復刻に際して精度を高めたそう。
カラーは3色展開で、ベージュは気分的にピッタリ、ホワイトは鉄板、イエローは懐かしいし、フリーがNBAのレイカーズファンだから押さえておきたいし……ということで選べず、問答無用で全色ゲットでございます。
レッチリ フリー タトゥーTシャツ
このプリントだけでレッチリのフリー(スペルはFLEAね」のやつだとわかるのもすごいと感心する。言われないと、正直気づかない……。前回のアンソニー・キーディスとはボディを変え、ややゆったりめのコットン100%ボディを使った、札幌メイドの1着。余談も甚だしいけど、映画『バック・トゥー・ザ・フューチャーIII』の最後の方で、ピックアップトラックで信号待ちしているマーティにストリートレースを申し込んでくる赤いトラックを運転しているのがフリーだって知ってます?
’90年代らしいイエローと定番のホワイトを合わせた計3色展開。フリーがレイカーズファンということで、実はパープルも検討したそう。
右上腕にある他タトゥーは、蛇とイルカがモチーフ。これと右胸の紋様のようなタトゥーはフリーらしいデザインでご存じの方も多いはず。
左上腕には伝説的なギタリスト、ジミー・ヘンドリックスの顔が! 海外では憧れの人や愛する人の顔を彫っている人が意外と多い。
昨年フリー本人も左胸に熊を彫ったので、それに掛けてフリーウェイのネーム代わりにカリフォルニアの熊をプリントしたセンスが最高!
【問い合わせ】
フリーウェイ
TEL011-521-1311
https://www.freewayjapan.com/
(出典/「Lightning 2022年10月号 Vol.342」)
Photo/A.Kuwayama 桑山章
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