「サンサーフ」企画統括・アロハシャツ研究家・中野喜啓さん
本誌でも動画でもお馴染みのサンサーフ中野喜啓さん。今回はサンサーフの新作をお持ちいただき、アロハシャツの歴史や魅力について解説してもらったぞ!
「Lightning・2nd・CLUTCH Magazine」統括編集長・松島親方
アロハシャツ研究室にて進行役を務める松島親方。ヴィンテージも含めアロハシャツの世界にどっぷりハマる。「ポチャにとってアロハは制服なのだ!」
ヴィンテージでは珍しいデューク・カハナモクの和柄。
中野:今季のデューク・カハナモクから2アイテムピックアップしてみました。ともに有名なデザインとなっています。デューク・カハナモクには有名な柄が数多く存在しますが、和柄はごく少数しか手掛けておらず、非常にレアな作品となっています。松島:以前のデューク・カハナモクのコレクションで和柄をリリースされたのをよく覚えています、和柄はヴィンテージでは非常に珍しいと。
中野:そうなんです。デュークス・パイナップルとかダイヤモンドヘッドのホリゾンタルデザインなんかは特に有名ですが、和柄となると極端に数が少ないんです。
松島:年代的には’50年代の作品だから、オリエンタルブームの影響を大いに受けてデザインされてそうですよね。
中野:そうですね。でもデューク・カハナモクらしいのが、和柄と言ってもものすごく和風テイストに落とし込んだものではなく、どこか幾何学的というか洗練された印象の和柄となっています。ワイキキのビーチーボーイたちを束ねるワイキキのファッションリーダーだった彼のおしゃれな側面が感じられる作品ですね。
松島:デューク自身の名を冠したブランド力で、ギフトアイテムの扱いからアロハシャツを、ファッションアイテムの位置へ昇華させた手腕はさすがですね。
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【問い合わせ】
サンサーフ(東洋エンタープライズ)
TEL03-3632-2321
https://www.sunsurf.jp
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「Lightning2022年5月号 Vol.337」)
Text/A.Shirasawa 白澤亜動 Photo/A.Kuwayama 桑山章
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