長袖だからこその着こなしがある
夏服の定番、アロハシャツ。どうしても半袖のイメージが強いシャツがゆえ、長袖になると「どう着たらいいの?」という声があがることもしばしば。しかし、それは多様な着こなしが楽しめることの裏返し。実際のところ、長袖になることによって、シックな着こなしにも対応できたり、袖をまくってアレンジできたりと、長袖アロハ独自の楽しみ方はたくさんある。
いくつかの“着こなし術”さえ心得ていれば、誰でも洒落た着こなしを真似できるはず。そのポイントはどこなのか。それを日々実践しているのが、横浜のアロハシャツ専門店「マウナケアギャラリーズ」の若きスタッフのみなさん。思い思いに長袖アロハの着こなしを組んでもらったところ、いくつかの共通点が見つかった。
「シャツ以外のアイテムの色数を少なくする(もしくは柄から色を拾う)」、「袖をまくってアレンジを楽しむ」、「ワイドシルエットのパンツが合わせやすい」、主にこの3つが長袖アロハの着こなしにおいて重要なヒントになりそうだ。早速、店長の本東和樹さん、スタッフの中村友香さんのコーディネイトを見ていただこう。
長袖アロハの着こなし3箇条
- シャツ以外のアイテムはなるべく色をまとめる
- 袖まくりで“こなれ感”を演出
- ワイドパンツが合わせやすい!
オーバーオールに長袖アロハを合わせるならラフに羽織るが正解



フロントのボタンを開け、袖をあえてラフにまくることで、アロハらしいカジュアル感を演出。あくまで主役はシャツと捉え、他は少なめの色数に抑え、小物の色を統一すると全体がまとまりやすい。アロハシャツ20,680円/サンサーフ“NIGHT BLOOMING CEREUS BORDER”
シャツの柄から色を拾うことで統一感のあるコーディネイトに




アロハシャツ以外のアイテムを同系色で統一する手法は、アロハの着こなしの基本。だが、本東さんは、“シャツの柄から色を拾う”ことにより、コーデに一体感を持たせるテクニックを活用。「マンネリを避けていろんなアイテムを合わせたいときに役立つ技です。帽子と腰のチェーンで黄色を、パンツで緑を、インナーとシューズで白を、シューズのパイピングでブルーを。これで柄すべての色を拾っていることになります。ぜひ試してみてください!」アロハシャツ20,680円/サンサーフ“UKULELE MELODY”
長袖だからこそ生まれるシックな雰囲気を活かす



全体をモノトーンでまとめ、袖をまくり、かつワイドパンツを合わせる。長袖アロハの着こなし術、基本の3箇条が詰まったお手本コーデ。「長袖アロハの強みを活かし、シックな印象になるようにまとめました。ちなみに長袖アロハのお悩みとして、よく『袖が落ちる』という相談がありますが、こうしてきれいに折れば防止できます! ストレートシルエットのワイドパンツを選んでいるのは、私の好みもありますが(笑)、より洒落た印象になるのでおすすめです」アロハシャツ31,900円/デューク・カハナモク“HANAHOU FLOWER”
【問い合わせ】
サンサーフ(東洋エンタープライズ)
Tel.03-3632-2321
(出典/「
Photo/Norihito Suzuki 鈴木規仁 Text/Shuhei Takano 高野周平 取材協力/マウナケアギャラリーズTel.045-323-9103
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