20代から乗っていたハーレー、どれも16インチのタイヤを穿いていた。
好きこそモノの……と言う言葉あるが、山口さんが育ったのはまさにそんな環境だった。
「中学生の時からヴィンテージが好きで、クルマやバイクもアメリカが好き。周りもそういう人たちが自然にいる環境だったんです。20代で無垢材にこだわるオーダー家具屋を始めて、以来スタイルは変えていません。ずっとこのまま。仕事も服もクルマやバイクの好みも」。
20代から乗っていたハーレー。エボ、グースネックのショベルときてパンヘッドに行きついた。大きな身体に合わせて、みな16インチの厚いタイヤを穿いているのが共通しているんだとか。
九州はもちろん東京でもショップの内装をてがける多忙な日々。
バイクに乗る時間はなかなか取れないが、それでも必要なモノと語る。
「あったら安心、ないと欲しい、みたいな。集団行動はイヤなので乗りたい時に乗れればいいかな」
そんなゆるくも大人なスタイルでパンヘッドと付き合うが、自分でイジることはしないという。
「昔から自分では絶対イジらないで通してきました。好きになるとそれを仕事にしたくなっちゃうから」
【問い合わせ】
NEU+STYLE
TEL0952-44-3987
http://www.neustyle.jp/
山口さんの愛車「1949 Harley-Davidson EL」を拝見!
純正のスタイルからフェンダーを外してタンクを青くペイントした以外は買った時のままというEL。ボバーと呼ぶにふさわしいスタイルだ。12Vに換装した以外は扱いも含めて当時のままなので、エンジンをかけるにも慣れが必要だ。
ヴィンテージ好きの山口さんのファッションもチェック!
中学生の時からヴィンテージ好きだったという山口康識さん。ヘルメットはBell の500TX。Lee のカバーオールにビッグE。全身ヴィンテージである。
8着目にして理想のボロさとサイズにたどり着いたというNAVYのフックジャケット。中綿とビニールが入っていて機能性に優れる。バックペイントもお気に入り。
唯一買った新品というRRLのジャケット。スマートに見えるのが気に入ったそう。
山口さんのシューズケース。各社のブーツを履きつくしているのは一目瞭然である。ちなみにシューズケースは山口さんの本業となる手仕事である。
山口さん宅。ヴィンテージ好きの作り上げるヴィンテージインテリア。センスは見ればわかるね。ショップから戸建ての内装も相談あれ。
(出典:「Lightning Vol.283」)
Text/Lightning 編集部 Photo/H.Arimori 有森弘忠
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