「出す出す詐欺」のワゴニアがついに登場!?
ジープ・ワゴニアといえば、SUVの元祖。ジープのドライブトレインにワゴンボディを架装することで、悪路も街乗りも、そして荷物も人も運べるユーティリティで1962年に生まれた。その後もそのコンセプトは生き続け、さらに高級ラインとして1983年にはグランドワゴニアがデビューしたことで、高級SUVの元祖としても知られている。
そんなワゴニアは多くのファンに惜しまれつつ、1991年式で絶版に。ところが現在のジープブランドを保有するフィアット・クライスラーがずいぶん前にワゴニアを復活させると言ったもんだから、ファンは歓喜した。しかし、待てど暮らせど進展しない。もはやファンからは「出す出す詐欺」なんじゃないかと言われていたのが、ついに大幅に進展。ほぼ市販車に近いカタチで突然コンセプトモデルが発表されたのだ。
2021 ジープ・グランドワゴニア・コンセプト
そこに登場したのは高級感で埋め尽くされたフルサイズのジープ。ダッジがチャレンジャー、フォードがブロンコなどをかつてのデザインをオマージュして復活させた流れで出るかと思いきや、かつての面影は少ないモダンなデザインに。車名はグランドワゴニアになるらしい。旧型グランドワゴニアのオーナーとしては非常に気になる。ジープ最高級のモデルが30年ぶりに帰ってくる。
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https://www.jeep.com
(出典/「Lightning 2020年11月号 Vol.319」)
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