- 【仕様】
■サイズ/約W1600×H1600×D90㎜
■所要時間/約2時間
■材料費目安/約1万円(購入先によって金額は変わります)
■難易度/★★★☆☆
作り方は至って簡単。お馴染みの2×4材を組み合わせてベースを作り、そこにテーブルを吊り下げるだけ。ポイントになるのは2×4材を繋げるソーホーブラケット。この連載でもたびたび登場するが、今回はテーブルを吊り下げるための天板も付けられるタイプを使用する。アレンジでシェルフを付ければ、カップやライトなどを掛けておける。早速作ってみよう。
▼同じく2×4材を使ったDIYはこちらをチェック!
【今回教えてくれた先生は……】
DIYer(s) http://diyers.co.jp
DIYに特化したWEBサービス「DIYer (s)」。ショップの紹介やオリジナルDIYレシピを世界に発信&アーカイブしている。またDIYを通して暮らしを豊かにし、モノの価値を見直すことを提案。
まずは、準備するものをご紹介。
1×6材
テーブルになる1600㎜の1×6材を1枚を準備。
2×4材
脚になる1800㎜の2×4材を4本、そしてシェルフを取り付けるための1600㎜の2×4材を1本。木材は全部で約3000円
ソーホースブラケット
2×4材を繋げるソーホースブラケット。今回は4本の脚と天板も設置できるタイプのものを用意した。約1000円
チェーン
テーブルを吊り下げるためのチェーン。今回はチェーンが細いものを使用している。800㎜のものを4本用意。各約400円
シェルフ
カップやランタンなどを吊り下げるためのシェルフ。100均ショップなどで購入可能だ。今回は2つ用意。各約100円
リングプレート
テーブルを吊り下げるときに使うチェーンを接続するためのリングプレート。耐荷重の高いものを選ぶのがコツ。各約800円
アングル
テーブルとチェーンを繋げるためのアングル。カラビナを付けるので、中央に穴が空いているタイプを4つ用意。各約200円
カラビナ
天板からテーブル板を吊り下げるのチェーンを装着するためのカラビナ。天板用に2つ、テーブル板用に4つ用意。各約300円
オールドウッドワックス
無垢の木材に塗り込むだけで、古材のような仕上がりになるワックス。好みで色を選ぶことができる。約3000円
そのほか取り付けに必要な分だけビスを準備しておこう。
今回使った道具はこちら!
インパクトドライバー
今回、金具の装着が多いため、ビスの打ち込みの際にインパクトドライバーや電動ドリルがあると作業効率が格段にアップする。
電動サンダー
木材の表面をサンディング(研磨)する工具。表面が滑らかになると同時に、サンディングすることでワックスが染み込みやすくなる。
早速やってみよう! 収納も付けて、使い勝手もアップ。
1.サンディングする。
まずは木材のサンディングから。購入したばかりの木材の表面はザラザラしているので、磨いて滑らかにする。またワックスも染み込みやすくなる。
2.ワックスを塗る。
今回使用するのはオールドウッドワックス。その名の通り、古材のような味のある仕上がりになるのが特徴だ。
すべての木材に塗ったら、乾かす。
3.脚を組み立てる。
ワックスが乾いたら脚の組み立て。2×4材用のソーホーブラケットに脚になる2×4材をセットし、ビスで留める。これを2つ作る。
4.天板を取り付ける。
天板を装着する。今回使用するソーホースブラケットは天板の装着もできる仕組み。両端の幅を合わせて天板を固定する。
5.リングプレートを天板に取り付ける。
テーブル板を吊り下げるチェーンを接続するためのリングプレートを天板に装着。2箇所装着したらカラビナを写真のようにセットする。
6.テーブル板にもアングルを取り付ける。
テーブル板側にもチェーンを接続するためのアングルを4カ所装着する。
写真のようにビスで固定したら、こちらにもカラビナをセットする。
7.チェーンを通す。
それぞれのリングプレート側のカラビナには2本分のチェーンを、また各アングル側にはチェーンを1本ずつ装着してテーブルを吊り下げる。
8.シェルフを固定する。
天板にシェルフの装着場所を決めてビスで固定する。
今回は2カ所にシェルフをセットしてみた。S字フックを使ってカップなどを吊り下げてみよう。
完成!
立ち飲みバーのできあがり! 庭やガレージ、テラスなどに設置して仲間をもてなす……そんな大人なひと時を味わってみてはいかがでしょうか?
(出典/「Lightning 2019年9月号 Vol.305」)
Text/M.Matsumoto 松本めぐみ Photo/A.Ochiai 落合明人
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