2.バンダナサイズの場合。
スカーフよりも小さいバンダナサイズの場合は、リング留めができないので、タイのように巻いて結ぶ。プレーンノットと同じ結び方だ。
How to put “BANDANA”
3.ストールの場合。
「温度域(気温)が10度以下になるとストールへと切り替えます」と亀屋さん。抜染された柄が特徴のTOOTALスカーフが中でもお気に入りだ。
How to put “STOLE”
【ポイント6】真冬は、フィールドジャケットを上に羽織って乗り切る。
夏季用フライトジャケットであったA-2は、そこまで防寒性に優れているわけではない。そのままでは冬場を乗り切るのは厳しいところだが、亀屋さんの場合、M-43フィールドジャケットをA-2の上から羽織ることで、真冬越えを果たしている。
「温度域が5度以下になると、やっぱりA-2だけだと中々厳しいものがあります。まったく違う防寒着を着るという選択肢ももちろんあるんですけど、私としてはA-2を着続けたいので、その上からオーバーコート的にフィールドジャケットを着ることが多いですね。M-65、M-51などの方がポピュラーかもしれませんが、私はファッションとはいえ、服の時代設定が気になってしまう質なんです(笑)。大戦中のA-2に対して、ベトナム戦争時のM-65はオカシイだろうと。だからM-43フィールドジャケットで時代設定を合わせているんです」
【ポイント7】シルエットを変えたければ、ミリタリーパンツが重宝する。
デニムパンツ×シャンブレーシャツにA-2を合わせることが多い亀屋さんだが、変化球としての着こなしにも備えている。ミリタリーパンツでボリューム感を出しつつ、足元はパラシュートブーツを合わせることで、ボトムヘビーなシルエットになる。
「いつもデニムパンツで合わせることが多いですが、マンネリを感じるときはミリタリーパンツを合わせるときもあります。世の中的には洗練されたシルエットが潮流だけに、あえて逆行して太いパンツを選びたくなるんです。やっぱり無骨なアメリカっぽさがいい。足元はボトムのボリューム感を強調するためにパラシュートブーツ。A-2の色に合わせて、茶系をチョイスするのは従来と変わりません。ボトムヘビーなシルエットになるので、デニムパンツの着こなしとは違ったコーデになってくれますね」
次のページでは代表的なブランドのA-2と、経年変化を楽しむお手入れ方法を紹介しよう。
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