よい眼鏡に出会うために必要な10のコト。

眼鏡は機能としてだけでなく、ファッションとしても自分に合ったものを選びたいもの。かつて「眼鏡は顔の一部です」なんて歌がCMで流れていたが、いまはもっとファッションとして重要性が増している。どんなおしゃれなファッションをしていても、眼鏡がチグハグだと全体が決まらない。そこで、どうやって選ぶといいのか、10のステップで解説しよう。

STEP-1 テイストや品揃え、利便性を考慮してショップ選びを。

眼鏡選びは、ショップ選びから。どのショップに足を運ぶかが、いい眼鏡に出会う大きなポイントになる。ショップの雰囲気や狙っているブランドの品揃えはもちろんのこと、WEBサイト等でサービスの充実度や技術へのこだわり等も確認できるとなお良いだろう。また、眼鏡は購入した後も調整などアフターケアが重要となるので、家や勤務先から足を運びやすい立地であるかどうかも大切だ。

STEP-2 なりたいイメージ、使う用途やシチュエーションを明確にする。

欲しい眼鏡のイメージが漠然としていると、ショップでたくさんの眼鏡を前にあれこれと迷ってしまう。そのため、事前にある程度なりたいイメージを明確にしておくことが大切だ。また、運転用やスポーツ用、パソコン作業用など用途や使うシチュエーションがはっきりしている場合にはそれをスタッフにしっかり伝えることで、スタイリングのみならずレンズの選択においても的確なアドバイスが受けられる。

STEP-3 その眼鏡を使用する服装でお店へ行く。

 

眼鏡選びは、その眼鏡を掛けるときの服装で試着するのがベター。やはりカジュアルなスタイルとスーツとでは、眼鏡の馴染み方が違ってくる。ビジネス用の眼鏡を探すのなら、休日でもオンビジネスの服装やヘアスタイルでショップへ足を運んだほうが、しっくりくるものが選べるだろう。また、スタッフは身につけているものから好みを探ってフレームを提案してくれることもあるので、カジュアルなら普段の自分らしい着こなしで。

STEP-4 今使っている眼鏡を持っていく。

現在使用している眼鏡には、新しい眼鏡を作るにあたり参考になる情報が詰まっているので、ぜひ持参したい。たとえば見え方に不具合がある場合など、現在のレンズ度数が測定の目安になることも。また、スタッフに手持ちの眼鏡を見てもらうことで、これまでと違った雰囲気のスタイリング、もしくは同じようなスタイリングがしてもらいやすいというメリットも。もし複数使っているのなら、可能な限り持っていこう。

STEP-5 「この形は似合わない」と決めつけず、とにかく試着を。

服と同じで、眼鏡もとにかく試着をしないと似合うものは見つからない。苦手意識のある形でも、素材やサイズ、リムの太さやカラーが違えば印象は激変。プラスチックでは比較的難易度が高いラウンドも、リムの細いものやメタル素材にすれば主張が抑えられ顔馴染みがぐっと向上することも。肌馴染みのよいカラーを選んでみるのも手だろう。1本かけて「この形は似合わない」と決めつけずに、さまざまなタイプを試してみるべし!

STEP-6 自分のPD(黒目と黒目の距離)に合うサイズを選ぶ。

眼鏡には正しいかけ位置があり、レンズの中心に黒目がくるとフレームの形を問わずバランスよくかけられる。実は眼鏡にもテンプルの裏にサイズ表記があるのをご存じだろうか? 「49□17-138」と書かれていた場合、単位は㎜で49が片眼レンズの幅、17がブリッジ、138がテンプルの長さとなる。この片眼レンズの幅とブリッジ幅を足した数字が、自分のPDと近いものを選ぶと◎。PDはお店で計測してもらえる。

STEP-7 似合うかどうかだけにとらわれ過ぎず、「好き!」と思えるものを選ぶ。

眼鏡選びというと、往々にして「似合う」ものを探すことにとらわれてしまいがち。もちろんそれも大切だが、ブランドのコンセプトや背景なども含め、プロダクトとして魅力を感じられるかどうかを基準に選ぶのもいいだろう。どんな眼鏡でも、かけている姿が自信なさげでは魅力も半減。気に入ったものであれば堂々とかけられるし、愛着も湧くので大事に長く使うことができるというわけだ。

STEP-8 手鏡だけでなく全身鏡でトータルバランスをチェック。

眼鏡を試着した際は、必ず全身鏡でのチェックを忘れずに。手鏡や商品棚に付けられた小さな鏡だけでチェックを済ませてしまうことが多いが、全身鏡でトータルバランスをチェックすると「思ったよりフレームの主張が弱いかも?」など気が付くことも。視力の悪い人は、自分のスマホやショップのタブレット端末で写真を撮ってもらい、確認するという手もあり。撮影をする際は、自分では見えにくい横顔の印象もぜひチェックしたい。

STEP-9 屋外や外光が入るところでカラーを確認。

ある程度候補が絞られてきたら、屋外または外光の入るところでカラーのチェックができるとベター。たとえば深いパープルや濃いデミ柄のプラスチック生地など、店内の照明では黒っぽく見えていたものが、外で見ると本来の色が際立ち印象が違って見えるなんてことも。カラーレンズを入れる場合は、視界のチェックも併せて行ないたい。ビル内のショップでもお願いすれば一緒に外へ出てもらえることもあるので、ぜひ相談を。

STEP-10 きれいな“かけこなし”のためにはフィッティングも重要!

どんなにいい服でも着こなし次第でだらしなく見えてしまうように、眼鏡も大切なのは“かけこなし” だ。中でも重要なのがかけ位置で、鼻パッドの高さが合っていなかったり、モダンの角度が合っていなかったりすると、眼鏡がずり落ちて間抜けな表情に。眼鏡が仕上がってきたら、必ずフィッティングをしてもらい最適なかけ位置に合わせてもらおう。場合によっては、鼻パッドをより高さのあるものに付け替えてもらうことも可能だ。

以上の10つのことを気にしながら眼鏡を選んでみてはいかがでしょうか? きっと自分にぴったりの眼鏡が見つかるはずだ。

(出典/「別冊Lightning EYEWEAR BOOK アイウェアブック」)

この記事を書いた人
ラーメン小池
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ラーメン小池

アメリカンカルチャー仕事人

Lightning編集部、CLUTCH magazine編集部などを渡り歩いて雑誌編集者歴も30年近く。アメリカンカルチャーに精通し、渡米歴は100回以上。とくに旧きよきアメリカ文化が大好物。愛車はアメリカ旧車をこよなく愛し、洋服から雑貨にも食らいつくオールドアメリカンカルチャー評論家。
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