初代ゲレンデヴァーゲンで“クラシックキャンプ”を楽しむ!

近年、人気が上がっているゲレンデヴァーゲンの初代モデル。ミリタリー色を強く残したクラシックなクルマでどこか手作業の暖かみを感じる道具たちでキャンプを楽しむ。そんなセンスのいいキャンプスタイルを楽しむ「ネイタルデザイン」ディレクター後藤伸介さんをクローズアップ!

ベンツ ゲレンデヴァーゲンでファミリーキャンプに出かけよう。

20180713_lng37

アウトドアウエアの機能美と洋服好きから見ても唸るユーモアの効いたデザインを織り交ぜるネイタルデザイン。ウエアだけでなく、目利きの後藤さんが信頼するギアメーカーに別注するなど、魅力的なプロダクツを生み出している。そんな後藤さんのアウトドアライフを支えるのが、初代ゲレンデヴァーゲンだ。

「前はアメリカ車に乗っていたのですが、現行のGクラスとは一味違う趣のあるゲレンデヴァーゲンに惹かれて乗り換えたんです。5~6年ほど乗っていますが、細かなマイナートラブルはあるものの自走ができなくなったことはありませんし、この年代でも信頼性は高いですね。自分の住んでいる世田谷は狭い道が多いですが、意外とコンパクトなので困りませんし、車高があるから荷物が載って、ファミリーキャンプレベルであれば十分ですね。家族で使うことを想定していたので、3ドアでなく、5ドアをあえて探しました」

デイリーに使えるゲレンデヴァーゲンの初代モデル【1988 MERCEDES-BENZ 230GE】の魅力。

20180713_lng36

NATO軍に正式採用されていた軍用車両を民間用にアレンジし、1979年にリリースされたゲレンデヴァーゲンのW460。230GEと言えば、3ドアのイメージが強いが、日本では1988年から2年ほど4ドアモデルが正規輸入されていた。そのヘビーデューティなエクステリアから近年は価格が上昇している。

20180713_lng35

現在は高級SUVの代名詞となっているGクラスと比べると、この時代は軍用車両らしい精悍なフェイス。ミラーもクラシカルな意匠だ。シンプルで視認性に優れたインパネやハンドルはすべて純正のままをキープしている。クラシックなインテリアであるが、インジェクションなので日常使いにも最適である。

20180713_lng34

チェックのファブリックは、この年代のゲレンデヴァーゲンの大きな特徴のひとつ。現行の特別仕様で復刻されるほど印象的だ。

20180713_lng33

2300ccの直列4気筒エンジンに4ATのミッションが組み合わせられている。上り坂でパワー不足を感じることもあるそうだが、高速での走行は快適だとか。整備がしやすいように大きく開くボンネットも軍用車両ならではの作りだ。

後藤さんの、味のあるキャンプ道具を拝見!

20180713_lng29

キャンパーの憧れの椅子であるカーミットチェアにネイタルデザインが別注したもの。1000デニールのカモ柄で、ボディはウォールナット。サンプルだが販売する可能性も。

20180713_lng32

いろいろと試した結果、ハイクオリティなテントやタープを展開するスウェーデンのヒルバーグに。ペグはスノーピークなどのヘビーデューティなものが中心。

20180713_lng30

48Lもの大容量となったバックパックは、バレットとネイタルデザインのコラボレーション。キャンプでも活躍。4万2120円。

20180713_lng28

かなり前に廃盤になってしまったイグルーのメタルジャグ。キャンパーから絶大な人気を誇る。

イカしたクルマにイカしたアウトドアアイテム。大人の遊びだからこそ、ギアにはこだわりを持って、とことん楽しんでしまおう。

▼こちらの記事もチェック

ちょい古ベンツはカジュアルなスタイルで乗るのが正解。

ちょい古ベンツはカジュアルなスタイルで乗るのが正解。

2023年02月21日

(出典:『Lightning 2018年8月号 Vol.292』)

この記事を書いた人
ランボルギーニ三浦
この記事を書いた人

ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

デニム界の異端児・ラングラー、製造期間は約1年のみの“幻の名作”がついに復刻

  • 2025.12.27

ロデオ・ベンをデザイナーに迎えてカジュアルウエアに参入したという歴史やカウボーイカルチャーとの結びつきなど、独自の発展を遂げてきたラングラー。膨大なアーカイブの中から、王道から希少な隠れ名作まで全6型が復刻を果たした。 幻の名作が華麗なる復刻を遂げた。 アメリカ三大デニムブランドのなかでも特異な歴史...

上質な馬革をシンプルに愉しむ。石炭(COAL)を運ぶために使われていたコールバッグという選択肢

  • 2025.12.27

きめ細かく美しい銀面を持つことで知られる馬革。軽くて強靭、上品な質感、そして使うほどに味わい深い経年変化で、多くのレザーファンたちを魅了し続けてきた。そんな馬革をシンプルに愉しませてくれるのがINCEPTIONのコールバッグだ。 ヴィンテージをベースに、実用性を加味し再構築。 19世紀末から20世紀...

「ORGUEIL」が提案する、凛冬を彩る大人のガーメンツ。

  • 2025.12.26

凛とした寒さが日に日に増し、コーディネートが重くなりがちな季節。クラシックなデザインと丁寧な作り込みのORGUEILのクロージングが、いつものスタイルを格上げしてくれる。さりげなく上質で存在感のある一着が、冬の日々を彩ってくれるはずだ。 Aniline Steer Oil A-1 Jacket 19...

アメリカンヴィンテージやヨーロッパのアンティーク品や建築物からインスパイアされた「ホリゾンブルー」のジュエリー

  • 2025.12.28

宝飾品と呼ぶべき繊細で美しいジュエリーを世に送り出し、国内外で人気を集めるHorizon Blue Jewelry。アメリカンヴィンテージだけでなく、ヨーロッパのアンティーク品や建築物など様々なものからインスパイアされた逸品は、大量生産できないため入手機会の少ない希少な存在だが、ここでは今後発売する...

映画で観た欧米のクラシックな世界観をモダンに昇華。“好き”が詰まった空間で暮らす!

  • 2025.12.30

衣食住は、私たちが生活するうえで必要不可欠な要素である。なかでも日々の生活と最も密接に結びつく住居には、ひと際こだわりたいもの。自分のお気に入りの空間を作るための選択肢のひとつに、リノベーションがある。 “三人四脚”で作り上げた理想の居住空間 兵庫県芦屋市。豊かな自然と落ち着きのある街並みから関西で...

Pick Up おすすめ記事

オリジナル建材で古民家をスタイリッシュにリニューアル! ビフォーアフターを大公開!!

  • 2025.12.28

2025 年の夏の時点では床だけが施工されただけの古民家を再び訪れると、当時とはまったく違う姿になっていた。カントリーベースはこの家にどんな魔法をかけたのか? 何でもない空き家が宝物なる材料と技術 [caption id="attachment_887933" align="alignnone" w...

デニム界の異端児・ラングラー、製造期間は約1年のみの“幻の名作”がついに復刻

  • 2025.12.27

ロデオ・ベンをデザイナーに迎えてカジュアルウエアに参入したという歴史やカウボーイカルチャーとの結びつきなど、独自の発展を遂げてきたラングラー。膨大なアーカイブの中から、王道から希少な隠れ名作まで全6型が復刻を果たした。 幻の名作が華麗なる復刻を遂げた。 アメリカ三大デニムブランドのなかでも特異な歴史...

「ORGUEIL」が提案する、凛冬を彩る大人のガーメンツ。

  • 2025.12.26

凛とした寒さが日に日に増し、コーディネートが重くなりがちな季節。クラシックなデザインと丁寧な作り込みのORGUEILのクロージングが、いつものスタイルを格上げしてくれる。さりげなく上質で存在感のある一着が、冬の日々を彩ってくれるはずだ。 Aniline Steer Oil A-1 Jacket 19...

映画で観た欧米のクラシックな世界観をモダンに昇華。“好き”が詰まった空間で暮らす!

  • 2025.12.30

衣食住は、私たちが生活するうえで必要不可欠な要素である。なかでも日々の生活と最も密接に結びつく住居には、ひと際こだわりたいもの。自分のお気に入りの空間を作るための選択肢のひとつに、リノベーションがある。 “三人四脚”で作り上げた理想の居住空間 兵庫県芦屋市。豊かな自然と落ち着きのある街並みから関西で...

憧れの平屋が実現できる! かつてスクリーン越しに憧れたアメリカンハウスで暮らす

  • 2025.12.31

かつてスクリーン越しに憧れた、夢が詰まったアメリカンハウス。到底叶わないと思っていたその景色が、実は日本でも実現できるそうなんです。新婚ホヤホヤの編集部員、パピー高野とジョージが、アメリカンスタイルを得意とする、埼玉県を中心に海外スタイルのお家を手掛ける注文住宅・輸入住宅の専門店「古川工務店」の住宅...